機械への不信感が生む感情的レスポンス

脳梗塞を3度発症している独居男性。
右下肢軽度麻に構音障害が残るも、夏野菜を育てるなど活動的に過ごす。
そんな最中、4度目の脳梗塞を発症し右半身に強度麻痺が残ってしまう。
在宅復帰を目指すか検討に入るかと思っていたが、ご家族(奥様は数年前に逝去され、他県及び近隣市町村にお子様は居る)からは「私達はもう関わり合いたくないので、年金で入れる施設をMSWに頼みました」との話を受ける。
僕には気の良いおじいちゃんだったが、お話を伺うと昔はDVが酷かったと。

前向きな希望や要望に関しては、自分が経験していないことでも「受容・共感」がし易い。
過去の業などを経て生まれた後ろ向きな希望や要望は、同じ未経験のことでも「受容・共感」が非常に難しい。
後ろ向きだからといっても、業が事実なら、家族の想いは当たり前のこと…。
過去何があったか知る術は今はもうありません。

似た様なケースなんて今まで一度もありませんでした(使うサービスが似ることはありますが)。
全ご利用者皆さんに長い歴史があるので当たり前です。

たかがケアマネですが、何かできることはなかったかなと考え続けることがきっといつか役に立つ日が来ることを信じ、改めて頑張ろうと思えた1日でした💪
※長文失礼いたしました🙇
#アラフォー #ケアマネ #介護 #ひとりごとのようなもの #犬のいる生活

ヘブンのツールほんと苦手。