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#朗読会るぴなす💠
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七十二候
「腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)」
朽(く)ち草(くさ)は蛍の異名なのです
その由来ですが、
蛍が土の中でサナギになり
地上で羽化する様を見て
昔の人は草が朽ちて
蛍になると信じていた事から
来ているそうな
だから、腐草(=朽草)が蛍と為る
というわけ
ホタルっていろんな文字がありますよね。
蛍、火垂る、螢
一番最後の文字は
火星の別名“螢惑(けいわく)”
に使われています
私は流星とホタルが似ていると思います
露光レンズで撮ったホタルの光の軌跡は
一瞬の流れ星が
可視化されたようじゃないですか?
マクロの宇宙はミクロ原子世界の拡大
そっくりで、だからあんなに生命など
存在しない世界に
命を感じるのではないでしょうか
ホタルは星垂るとも書くらしいので
この感覚を覚えたのは
多分私だけでなく
連綿と続く歴史の中で多くの人々が
同じことを感じたのだと思います
ここ数日宇宙のコラムだとか
宇宙の本ばかり読んでいたので
ちょっと感傷的になってるせいも
あるかもしれませんが笑
蛍の発光の効率はほぼ完全だそうです
通常、エネルギーはエントロピー増大の
方向へ向かいますから
発光現象の多くは熱損失等によって
完全には変換されないものです
しかしホタルは
体内酵素を酸素と結びつけることで
発光しており、このとき触媒として
ルシフェラーゼという酵素を消費する事で
酸素との反応を促進します
このルシフェラーゼが
ホタルの発光を効率的にしていると
思われます
ちなみに名前は
明けの明星=堕天使ルシファーから
来ていますから
やはり星を連想させますね
生体実験としてメダカに
ルシフェラーゼの遺伝子を入れて
発光するメダカを作るという
実験があったそうですが
これは医療分野でも応用研究が
なされているそうで
例えば腫瘍に対して発光遺伝子を入れる
事で、腫瘍の進行状況の観測や
薬物治療の経過観察に用いる事が
可能みたいです
ほほう...(ΦωΦ)ホホォ
私たちにとっては
観光や景観を楽しみ、季節を愛でるための
ひとつの風物詩に過ぎないのかも
しれないですが、そこに隠されている
生命の神秘や輝きはもっと大きな意味が
あるように思えてなりません
いつかそれを
文明が解き明かすんでしょうね〜[照れる]

腐草為螢
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つぐみ
とても興味深いお話でした。 マクロの宇宙はミクロの世界の拡大、という感覚が私は大好きでとてもロマンを感じます。 そしてホタルと星を絡め、医療分野などとても現実感のあるエピソードも入っているこのエッセイはとてもロマンに溢れ、素晴らしいです。 しかもとても読みやすい文章力!! 感動しました。
八星∞
蛍いいですよね ほんの少しだけの時期の儚さとか なんともいえない光が とても幻想的で… 日本ならではの季節感を感じます
彼方@休眠中
蛍って最近見ないです_φ(・_・ 夏を感じる虫と思いつつ、減ってきてるのはまたかなしいことですね… 流星とホタルが似てるって素敵な発想だと思いました[ほっとする]