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わんわん

わんわん

連載小説です。1話からどうぞ。
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第3話

「え? ホームランってなんのこと?」

スネ夫は、眉間にシワをよせた。

「 おいおい、のび太、大丈夫か? 今日、お前が打ったホームランのことだよ!」

しかし、のび太は首をかしげる。

「ホームラン……? スネ夫、何を言ってるの? ……まあ、いいや。確かにお金は渡したからね! じゃあね〜!」

((≡゚♀゚≡))

「ただいま〜!」

のび太は自室のドアを開けた。中はガランとしている。
どうやら、ドラえもんは出かけたようだ。
しかし、床にぽつんとメモリーローンが残されていた。

(頭にかぶればいいんだよな……?)

のび太はモニターの前に座ると、ラバーカップを頭にかぶった。
モニターに、画像と金額が次々と表示される。

一番上には、ホームランを打つのび太の画像と3,000円の文字。
しかしその上に、大きく赤いバッテンが。

(僕、本当にホームランを打ったのかな……? 本当なら凄いことなのに、ぜんぜん実感がないなぁ……)

のび太は、ホームランを打つ自分の画像をうらやましそうに見つめた。

ふと、その下の文章に気がついた。

『貸した金額と同金額で、記憶を戻すことができます』

「なんだ! 記憶を買い戻せるんだ! じゃあ、3,000円以上の金額の記憶を探せばいいんだ!」

のび太は、モニターに映る自分の記憶を見た。

・先生に怒られた。−100円。
・お母さんに怒られた。−100円。
・テストで0点をとった。−100円。

(ちぇっ! マイナスって。お金を払わないといけないのかよ〜!)

画面を、下へ下へとスクロールしていく。
マイナスがずっと続く中、のび太の目に「5,000円」という数字が飛び込んできた。

・友達と高之山へピクニックに行った。5,000円。

のび太は、その時の事を思い出した。
よく晴れた日に、みんなで山を登ったのだった。

(しずかちゃんの作ってきてくれたお弁当、とっても美味しかったなぁ〜!)

のび太はしばらくモニターを眺めていたが、やがて軽い口調で言った。

「お弁当なら、また作ってもらえばいいや!」

のび太はモニターにタッチした。

ピッピロリロ〜♪ ピッピロリロ〜♪

電子音が部屋に響き、のび太の脳は揺さぶられた。


#メモリーローン
#連載小説
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コメント

🕊🌷🫧maki

🕊🌷🫧maki

1 GRAVITY

なんて怖い道具なんだ、、、

返信
わんわん
わんわん
最後、もっと怖くなるからね〜💦
1 GRAVITY
🕊🌷🫧maki

🕊🌷🫧maki

1 GRAVITY

😱

返信
わんわん
わんわん
続きアップしたよ〜!
1 GRAVITY
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