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わんわん
『一片の雪』
第3話
目覚めた時、昨日の出来事は夢だったんじゃないか、と思った。
美少女で有名な西川 栞が、俺と付き合うなんて本当だろうか……?
疑問を抱きながら学校へ向かう。
晩秋の空は晴れていて、薄い水色の空に、水をつけすぎた筆で描いたようなぼやけた雲が浮かんでいた。
教室へ入り、自分の机に座る。
そこで、俺はまた悩み始めた。
……彼女のクラスは3-B。俺は3-D。
普通に学校生活をおくっていたら、ほぼ接点はない。
……付き合うって、どうすれば良いんだろう?
中学も3年生になると、付き合っている連中も何組か現れる。
俺は、そいつらの行動を観察した。
朝、どちらかの机に言って、親密に会話をする。
短い休み時間、会いに行くやつもいる。
昼、食事は一緒に摂らないが、その後親密に会話をする。
放課後、一緒に帰る。
なるほど。
……しかし、付き合っているはずの初日、俺は栞の顔も見ないまま下校した。
帰宅後、俺は猛烈に後悔した。
なぜか、付き合うと決めた時から、妙に栞の顔が見たくてたまらなくなっていた。
俺は自室で作戦を練った。
朝、いつもより早く学校に言って、栞と会話をしよう。
昼休みは、弁当を急いで食べて、会いに行こう。そして一緒に帰ろう。
ーー翌日。
俺は意気揚々と学校へ向かった。
いつもより早い時間に、自分の机にカバンを置き、急いで栞のクラスに向かう。
ちょうどその時、廊下の向こうから栞が歩いてきた。
俺には、窓からの光が彼女だけをピンポイントに照らしているように見えた。
栞が俺の顔を見て立ち止まる。
「あ……」
俺は不格好に片手をあげた。
「お、おはよう」
彼女は緊張した面持ちで、小さな声で「おはよう」と言った。
俺の頭の中は、彼女の緊張が移ったのか、真っ白になった。
「えーと、……きょ、今日、一緒に帰ろう!!」
テンパってしまい、昼休みに会うことをすっ飛ばして、一緒に帰る提案をしてしまった。
彼女はしばらくじっとしていたが、やがてコクリとうなずくと、そのまま足早に教室へ入って行った。
俺は廊下に佇んだまま、一応、オッケーをもらったことに安堵した。
と、同時に不安も襲いかかる。
さっきのあの態度。……もしかして彼女は、もう俺のことが好きじゃないのかな?
#一片の雪
#連載小説

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でしたな。
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めちゃくちゃカッコいいセレモニーでした
ゆっくり休んで、またいつか指導者として…
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🕊🌷🫧maki
甘酸っぺぇ〜
mamy
またわんわん小説が始まっていた!!👏🏻🤡 なんだか切懐かしい気分になったよ🥺🫧 これからがたのしみだなぁ(o °ꈊ°)o ワクワク♪
いるるʚ♡ɞ
一緒に帰るのドキドキしたなぁ(๑′ᴗ‵๑)
リス🐿
中学のときって、ほんとそんな感じな心情だったなぁ。。。 付き合うってどうしたらいいんだろってすごーく難しいお年頃だよね😳 続き、楽しみにしてるね!