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🐩皇藍猫🐩
朝の高専は、いつも通り静かだった。
廊下を歩く足音。
遠くで聞こえる訓練の声。
平穏。
……のはずだった。
藍猫は窓際でぼんやり外を見ていた。
昨日の夜のことがまだ胸に残っている。
悟と傑の本音。
あの温度。
藍猫は小さく息を吐いた。
その瞬間。
背筋が凍る。
ぞわり、と。
見られている。
藍猫が振り向くより早く、悟の声が落ちた。
「……藍、動くな」
軽い声じゃない。
藍猫の横に悟が立つ。
その瞳が鋭い。
傑も同時に廊下の奥を見据えた。
「……呪いの気配だ」
高専の結界の内側。
ありえない。
悟が笑う。けれど目が笑っていない。
「侵入された?」
次の瞬間。
壁の影が歪んだ。
黒い泥のような呪いが、ゆっくり形を取る。
呪霊ではない。
もっと粘ついた“意思”。
それは藍猫を見て、笑った。
『……見つけた』
藍猫の喉が震える。
悟が前に出る。
「見るなって言ったよね」
無下限が張り詰め、空間が凍る。
傑の声が低い。
「悟、藍猫ちゃんを後ろに」
悟は一歩も動かない。
「当たり前」
呪いが蠢く。
『最強の隙間にいる、やわらかい核』
藍猫の心臓が跳ねる。
悟の気配が一段冷たくなる。
「……藍を、核って呼んだ?」
傑も静かに呟く。
「狙いは藍猫ちゃんか」
呪いが嗤う。
『愛されすぎたものは、呪いになる』
悟の笑みが消える。
「黙れ」
指先が動く。
一瞬で呪いが裂けた。
けれど。
裂けたはずの黒が、床に残る文字を描く。
『藍猫』
名前。
藍猫の体が強張る。
傑がすぐに藍猫の肩を抱く。
「藍猫ちゃん、息をして」
悟の声が鋭い。
「傑、離すな」
傑は頷く。
「分かっている」
悟が周囲を見渡す。
結界。校舎。空気。
すべてを確認する目。
そして悟は、藍猫を見た。
その声が低く震える。
「……藍」
藍猫が小さく返す。
「……なに」
悟の瞳が揺れる。
「怖かった?」
藍猫は正直に頷く。
「……うん」
その瞬間。
悟の表情が壊れそうになる。
傑が静かに言う。
「悟、これは偶然じゃない」
悟が笑う。
「分かってる」
笑ってない。
「藍が狙われた」
傑の声が重い。
「私たちのせいで」
沈黙。
藍猫が息を呑む。
悟が藍猫の前にしゃがみ込む。
視線を合わせる。
「藍」
藍猫の指が震える。
悟の声が優しいのに、怖いくらい強い。
「今日から一人で動かないで」
藍猫が小さく首を振る。
「でも…授業とか…」
悟が即答する。
「全部一緒」
傑も迷いなく続ける。
「藍猫ちゃん、君を一人にはしない」
藍猫の胸が締め付けられる。
守られている。
でもそれは、檻みたいにも感じる。
悟が微笑む。
「最強の檻。安心でしょ?」
傑の声が静かに重なる。
「君が無事なら、それでいい」
藍猫は小さく呟く。
「……私、呪われてるの?」
悟の表情が一瞬で冷える。
「違う」
傑も同時に言う。
「呪われているのは、外だ」
悟の声が鋭く落ちる。
「藍に触れようとするもの全部」
その言葉が、あまりにも重い。
藍猫は気づいてしまう。
最強ふたりの守りは、優しさだけじゃない。
執着だ。
そして呪いは、それを嗤っている。
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ゆーれい
用事済んだし動画見てたから帰るねって言ったら、帰るのってさ
だって君が言ったんだよ
私を家にあげるとめんどくさい
って
だから私無駄にいないようにしてるんだよ
もう一緒に寝ることもないと思って寝巻きも自分の部屋に持ってきたんだよ
怒りに任せて言葉を投げつけること、いい加減やめなよ
言葉の意味の決定権は、発した方じゃなくて受け取った側にあるんだよ
それを擦り合わせることができなかったから、私は君を諦めたんだから

茶々
アレルギーがあるらしくて小さい時に喘息気味な人は30代になったらまた現れるらしいから気をつけよう…

ましろのにーたん
君が美しい声だって
褒めてくれたはずなのに
僕はね
君に会えた洋次郎の方に
嫉妬してるんだよ
来世は東京のイケボの洋次郎に
してくださぁぁぁぁい!!!

🐩皇藍猫🐩
夜の高専は静かだった。
昼間の騒がしさが嘘みたいに、
風の音と木々の揺れる気配だけが残っている。
藍猫は自室の布団に座ったまま、ぼんやりと膝を抱えていた。
今日の呪い。
名前を呼ばれた瞬間の寒気。
そして悟と傑の顔。
あれはただの“心配”じゃなかった。
もっと重い。
もっと深い。
――守る、というより。
囲う。
コン、と窓が鳴った。
藍猫が顔を上げる。
そこにいたのは悟だった。
窓枠に腰をかけて、いつもの軽い笑み。
「藍、起きてた?」
藍猫は小さく頷く。
「……眠れなくて」
悟は部屋に入ってくる。
足音が静かすぎて怖い。
「そりゃそうだよね」
悟は藍猫の前にしゃがむ。
昼間と同じ目線。
でも夜の悟は、どこか危うい。
「ねぇ藍」
藍猫の心臓が跳ねる。
「……なに」
悟は笑う。
「今日さ、ムカついたんだよね」
藍猫は息を呑む。
「呪いに?」
悟は首を振る。
「藍を見たこと」
声が低い。
「藍の名前を呼んだこと」
悟の指が藍猫の髪に触れる。
優しいのに、逃げられない。
「藍ってさ」
悟が囁く。
「俺と傑の弱点なんだよ」
藍猫の胸が痛む。
「そんなこと…」
悟が遮る。
「ある」
きっぱりと。
「藍が泣いたら、俺たぶん全部壊す」
その言葉が冗談じゃないと分かる。
藍猫の唇が震えた。
「悟…」
そのとき。
襖が静かに開いた。
傑だった。
夜の影をまとったみたいに、静かに立っている。
「悟」
悟が笑う。
「傑も来た」
傑の視線が藍猫に落ちる。
柔らかい。
でもその奥が深い。
「藍猫ちゃん、大丈夫?」
藍猫は頷く。
「……うん」
傑は部屋に入ってきて、悟の隣に座る。
狭い空間。
最強ふたりに挟まれて、藍猫は息が詰まりそうだった。
悟が言う。
「傑、今日のことさ」
傑も頷く。
「話さないといけない」
藍猫は小さく首を傾げる。
「……なにを?」
沈黙。
悟が先に口を開いた。
「藍」
その呼び方がずるい。
幼い頃からずっと。
悟だけの呼び方。
「俺、もう無理なんだよね」
藍猫の目が揺れる。
「無理って…」
悟の瞳が真っ直ぐ刺さる。
「幼なじみのフリ」
空気が止まった。
傑の声が続く。
「藍猫ちゃん」
その声は優しいのに、逃がさない。
「君は私たちにとって、特別すぎる」
藍猫の胸が苦しくなる。
「私は…ふたりが大好き」
小さく呟いた。
悟の目が細くなる。
「知ってる」
傑も静かに言う。
「私も知っているよ」
悟が笑う。
「でもさ、それだけじゃ足りない」
藍猫が息を呑む。
悟が身を寄せる。
距離が近い。
「藍、答えて」
声が甘いのに鋭い。
「俺のこと、どう思ってる?」
藍猫の心臓が跳ねる。
傑も言う。
「藍猫ちゃん」
穏やかな声。
でも逃げ道を塞ぐ。
「私のことも、答えて」
藍猫の目が揺れる。
「……そんなの」
言えるはずがない。
ふたりとも大切で。
ふたりとも好きで。
選べるわけがない。
悟が小さく笑う。
「困ってる顔、かわいい」
藍猫が震える。
「悟…」
傑の指が藍猫の手に触れた。
あたたかい。
「藍猫ちゃん」
傑の声が低い。
「選べとは言わない」
悟が即座に言う。
「言わないよ」
でも次の言葉が重かった。
「ただ、逃げないで」
傑も同じ目で見ている。
「君が曖昧なままだと、私たちは壊れる」
悟が囁く。
「藍がいないと、俺たち限界なんだよ」
藍猫の目に涙が滲む。
「……ふたりとも、そんなに」
悟が笑う。
「そんなに」
傑も静かに頷く。
「そんなに、君が好きだ」
その夜。
最強ふたりの想いが、藍猫の胸を締め付けた。
守るだけじゃ足りない。
欲しい。
欲しくてたまらない。
それが、呪いみたいに甘い

元たこらいす
雪でめちゃ遅延してたし
着陸めちゃ揺れたし
車に雪つもってるしだったけど(◜ᴗ◝ )
とっても楽しくて充実した1人旅でした!
見知らぬ土地でフラフラしたり
めちゃローカルなお店に飛び込んでみたり
言葉も通じないのに我ながらすごい行動力
だったなと思う🙂↕️
慣れすぎて最後の方なんとなく会話できてたし
地下鉄とバスはマスターしたし
もう韓国でも生きていけそう(◜ᴗ◝ )
良かったお店とか源さんのこととか
後日またお話しさせて〜🫶
#たこらいすいんKOREA
#ちなみにこの生マッコリ200円


*たくと

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