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コイチャン

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無限城編やっぱりもう一回見たくてとりあえず無限列車編をまた見始めたんだけど最初のところでもう既に泣きそう
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1956年に東ドイツで起きた実話をベースにした映画。その原題は”Das schweigende Klassenzimmer”(沈黙する教室)、英語版は”The Silent Revolution”(静かなる革命)、そして邦題は『僕たちは希望という名の列車に乗った』と、少しずつニュアンスが異なる。やはり原題がいちばん重々しく、自らの将来のために友達を売るのか、それとも信念を貫きエリートの道から外れるのかという「踏み絵」に直面した、10代の若者たちの切実な状況を的確にあらわしているように思う。

はじまりは、ハンガリー動乱の犠牲者への純粋な追悼だった。教師の前で2分間の黙祷という軽率な行動に出たのは若さゆえのあやまちだったかもしれないが、とはいえ、そんな些細な出来事にすら当局が神経を尖らしていたほど、当時の東ドイツは息苦しく自由がなかった。生徒たちは当局の執拗で姑息な“反乱分子”の首謀者探しにより追い詰められていく。

10代がはるか昔となった自分には、もはや若者たちの親の視点でしか観られなかった。がんじがらめの社会主義体制を受け入れているように見える大人であっても、それぞれに戦争の傷があり葛藤があった。たとえ嘘をつかせても子供を守りたいという気持ちはどの親にもあったはずだけど、この問題の発端をつくった子(クルト)の母親が言った「この国から逃げなさい。毎日、毎分、いつも思っているから」という言葉にはひときわ心を動かされた。勇気があり、優しさがあり、愛が詰まった言葉だった。この子とはもう二度と会えないかもしれない。それでもこの子のためには逃げてもらうしかない。そういう覚悟のあらわれだった。

退学が決まったクラスメイトたちを前に、クルトの親友テオは逃亡を呼びかけ、「国を出るか残るかは自分で決めるんだ」と各自に判断を委ねた。そんな大人びたことを口にしたテオも、西側に逃亡する日の朝、家族との別れには涙をこらえきれなかった(し観ている方も泣いた)。邦題の通り「希望」を感じさせる終わり方ではあったけど、払った代償はあまりにも大きかったのではないか。

さて、もし自分が彼らの親だったら、あるいは未来ある子供たちの立場だったら、どうしていただろうか。即答が難しい、重い問いだ。
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雑談したい山田

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Snow Manのカリスマックスかな。FNS歌謡祭のが面白くてかわいくて音楽番組にいたら見るようになりました。平成のパラパラ懐かしい~と思いながら振り付け覚えてるところです[ほっとする]
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ぽん

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マサル

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