新弾のリーダーは紫ドフラが1番可能性を感じる｜Fuki

インフルエンザに関して薬の説明、もうここ1週間だけで100回近くしたのですが、是非皆さんも覚えておいてください。

タミフルは、インフルエンザA型・B型に効く飲み薬です。
できれば発症から48時間以内（早ければ早いほど良い）に飲むと効果が出やすいとされています。

どんな効果？
• 熱やだるさなどの症状が続く時間を、だいたい1日ほど短くできます。
• 小さい子ども（1〜5歳）では、中耳炎の予防効果も期待できます。

どんな副作用がある？
• 一番多いのは吐き気や嘔吐（大人で3〜5％、子どもで5〜15％くらい）。
• 変な行動・せん妄などの神経の症状が出ると指摘がありましたが、調査の結果、薬が原因とははっきりしていません。

どんな人は飲んだほうがいい？

次のような方は、発症から48時間を過ぎていても、治療がすすめられます。
• 重症の方、入院が必要な方
• 妊婦さん、65歳以上、肥満の方、持病がある方、免疫が弱い方、小児など「重症化しやすい人」
• 症状がどんどん悪くなっている人
一般の方でも、症状が出てから48時間以内であれば、飲むことで回復が早くなります。

飲み方
• 大人（13歳以上）：75mgを1日2回、5日間
• 子どもは、体重に合わせて量が変わります。

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よくある質問
Q.発症した後にタミフルを飲むことで、周りに感染させる可能性を減らせますか？
A.他者への感染対策としては、明確な有効性はありません。複数の研究で「効果はあってもごくわずか」とされています。

Q.家族にかからないか心配です。
A.発症前に、予防的にタミフルを飲むことが出来ます。妊婦や高齢者、免疫不全患者、肺に病気を持つ方など、高リスク患者には推奨されます。予防内服はしてもしなくてもマスクや換気など対策行いましょう。

Q.高いリスク群ではないですけど、結局飲んだ方がいいんですか？先生ならどうしますか？
A.正直どちらでもいいです。今めちゃくちゃ辛いなら飲むと多少楽になるのが早いかもしれませんが、熱冷ましだけで大丈夫なら飲むメリット薄いです。お腹が弱い方、副作用怖い方にもお勧めしません。僕は大体飲みません。

Q.他のインフルエンザの薬とどっちがいい？
A.色々と違いがありますが、端的に言うとタミフルが最も推奨度が高くて安いです（薬価は倍くらい違います。）何か理由がないならタミフルです。

まとめ
• タミフルは、インフルエンザを早く良くするための代表的な薬です。
• 特に重症になりやすい方や、早く受診した方には効果が期待できます。
• 主な副作用は吐き気、下痢。
　
メリットデメリットの兼ね合いですが、飲んでも飲まなくても良いですって方が大半です。