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░モジバケ░永そ哀
蒼穹の隙間から零れ落ちる声紋は
まだ名づけられぬ象形の波動
夜ごと脈打つ水銀の脳裏を染めあげる
そこに現れるのは 虚飾の鎖骨を抱く青年
耽溺と冷笑を混ぜた吐息で
見えぬ神霊と杯を交わす
「わたしは誰を欺き 誰に欺かれている?」
白磁のような問いが闇を震わせる神は応じず
ただ稲光の翳りを垂らし彼の頬を打ち抜く
それを愛と錯覚するのが彼の美学
琥珀の滴は血か酒か
見分ける術はなく
舌に触れた瞬間記憶は分解され
古代の夢と現代の欲が交錯する
そこで浮かぶのは地雷の華
爆ぜる寸前にのみ咲き誇る幻花
「契約とは破棄されるための呪文」
青年はそう呟き
甘美な毒を客の鼓膜に流し込む
神代の残照に映るその横顔は祝詞より妖しく
祈りより残酷
そして暁が訪れるたび
彼の胸元に残るのは割れた鏡片と
果たされぬ約束の亡骸
それでも彼は再び杯を掲げる
「真実のない美こそ 最も尊い虚像」

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