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ゴトー(と🐱)

ゴトー(と🐱)

問題発生。

拙速派「すぐ対応しなきゃ。こうしよう」
巧遅派「問題がある。検討が足りない」
拙速「対応しながら調整すればいいだろう」
巧遅「始める前に検討を尽くさなければ取り返しがつかない」
拙速「始めなければもっと取り返しがつかないぞ。ならばどうする、対案を出せ」
巧遅「こうすべきだ」
拙速「そんな予算も時間もない、現実的でない」
巧遅「しかしこうすべきだ」
拙速「無理だと言っているだろう、現実的な案を出せ」
巧遅「しかしこれは譲れない」

議論はかみ合わず、結局、唯一実施可能な拙速派の案が遅ればせながら実施される。
拙いので、やはり問題は起きる。

巧遅「それみたことか、やはり問題は起きた」
拙速「修正すればいいだろう。対案も出さずに文句ばかり言うな」
巧遅「出していた」
拙速「実施できない案は意味がないんだよ。それは出してないのと一緒だ」
巧遅「いや出していた。話をそらすな。問題が起きた責任はどうとるのだ」
拙速「対策してなければもっと問題はひどくなってたぞ。対策の実施を遅らせた責任は感じてないのか」
巧遅「話をそらすな」
拙速「話をそらしてるのはそっちだろう!というかなんだ!対策を手伝うどころか邪魔ばかりして!問題を解決する気はあるのか!」
巧遅「邪魔ではない。問題があったから改善の指摘をしているのだ。それより、どう責任を取るのかまだ答えてもらってないぞ」

——拙速には行動のリスクがあり、巧遅には不作為のリスクがある。
どちらを重く見るか、それをすり合わせるのが政治的議論の本質だ。
どちらかに偏りすぎてもいけない。拙速も巧遅も、どちらも必要なのだ。
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