髪型をてっぺんハゲのアフロにして、身体中に刺青して猗笠って名乗りながら科学者に勧誘する

アミーゴに、
週一ぐらいで、
デルヘッジの生き餌のメダカを買いに行く。

彼女は、よく一晩で平らげてしまう、殆どを。

後は、人口餌を食べてもらう。

夜行性なのに、
今、水面で息継ぎをした。

ベタ君は、今日もぼーっとしてる。
怠惰な魚というか、
あまり活発に泳がない魚なのだ、
ベタという種類は。

若い頃は、もっと元気だったけどな。
今は、たまにひらひらと泳ぐ時もあるぐらいだ。

アミーゴには、若いベタが売られてる。
卵からかえって、半年後辺りが売られる時期と、ネットで前に調べた事がある。

おそらく、その通りなんだろう。
家のと比べると、身体が二回りは、小さい感じだ。

その時に、やっと、あぁー、うちのコも、
大きくなったのだなぁーとわかり、
そう思う。

こういう取り留めない事を、
僕は、人にはあまり喋らずに、
胸の中に秘めて、
まるで、小説家の様に、心は感じて、
思い、ひたすらに、ただ、それを繰り返して生きてきた。

単なる感想であって、
日常生活の何のひねりのない言葉にできなかった思いの言葉たちは、
日の目を見る事も、供養される事も、なく、
人の数だけ、地球上で暮らす我々人間には、
青空に消えていくのだけど、

自分が何をOKとして、NGとするのか？は、
本当に、コンプライアンスさえ、ド返しして、自由なのだ。

リアルでは、胸筋を開いて、
話せる人は居ないから、
たまには、どうでもない言葉の形をした想いを、歌のように強烈でもない、茫漠とした思いたちを出したかった。

ただそれだけが、
自分の心の中の本音が、
アイデンティティを、その存在の輪郭を、
掘り出すかのようにして、
いつか死ぬ運命にあっても、
私は、こういう人間でしたとわざわざ書くことで、
嘘ばかりのカメレオンの存在でなく、
私が私であったことを、
私が感じられたなら、それでいいだけの文章を、更々と流れていくネットの川に浮かべては、
スクロールされて消えていけと、
ただ、書きたいから書くだけ。