他の方もあげておりますが『アストリッドとラファエル 文書係の事件録(Astrid et Raphaëlle)』制作国:フランス放送開始:2019年〜原題:Astrid et Raphaëlle主人公コンビとしてアストリッド・ニールセン警察資料局(文書係)勤務自閉スペクトラム症記憶力・分析力が天才的ルールと秩序を重んじるラファエル・コスト行動派の女性警部直感型で感情豊か規則より「人」を優先アストリッドの才能を誰よりも信頼している理屈と感情のバランスがとても美しい作品です。パリ警察の文書係で働く記憶力と分析力に卓越した女性――アストリッド。彼女は、事件記録、過去の未解決事件、膨大な資料の中から、他人が見落とす**“論理のズレ”**を見抜く。一方、現場主義で直感型の警部――ラファエル。事件を通じて2人は出会い、論理 × 直感、ルール × 人情という正反対の力が組み合わさり、難事件を解決していく。物語の中心は「犯人探し」よりも2人が信頼関係を築いていく過程にあります。注目したのは「自閉スペクトラム症候群」いわゆるASDですが単に自閉症と言われる症状でも様々あります。例えば「レインマン」においては自閉サバン症候群ですし「アダム」においてはアスペルガー症候群(現代においては診断名としては使われません)といろいろ作品によっては異なる症状をテーマにしています。基本的においては群を抜く記憶力とある種のこだわり行動があります。この作品においても記憶力と一種独特の彼女のこだわりが絶妙に表現されています。仕事柄人生の大半を「自閉症」と向き合ってきた私にとっては「こういう見方があるのか」と思える作品でもあります。逆に「ちょっと」と思える部分もありますが、それはそれで表現方法としては間違っていないのかと思わされる作品です。NHKにおいて2月から新しいシーズンが始まります。参考迄でに。