凛とした声が響き渡った。雑談は途切れ、不自然なほど静まり返った。なにを許さないのだろう。一体誰を。しかし、発言者はそれ以上の情報は残さず消えてしまった。僕は不安を胸に抱いたまま、柿ピーを粉にして耳から吸うことしかできなかった。