カオナシというキャラクターは当時流行ってた【電車男】に見られるようにオタクのステレオタイプを擬人化したキャラ・異性に優しくされただけで好意と勘違いする・金銭(実際には贋物だったのは虚言のメタファーでもある)で好意を伝えようとする・素面ではアッアッと口籠るだけでマトモにコミュニケーションも取れない・だが虎の威(声)を借りた途端に饒舌で強気になるそういった位置づけのキャラクターが《人ならざる存在が集う世界》に居る、というのもパヤオなりの皮肉なのかも知れない