私は倫理が大好きです🤔科学は「できるかどうか」を問い続ける一方で、倫理は「それをしてよいかどうか」を問います。科学の進歩は中立で、時に無慈悲です。クローン技術、AI、遺伝子編集、原子力…人類は常に新しい力を手にしてきましたが、それをどう扱うかを決めるのは、まさに倫理の領域です。倫理がなければ、科学は単なる「力の追求」になりかねません。倫理があるからこそ、科学は人間にとって意味のあるものとなり得る。だからこそ、倫理は人類が「科学を通していかに自分を律し、他者を思いやり、未来を選ぶか」という“底”を映す鏡だと思います。それに、倫理は科学と違って“正解”を求めません。常に揺らぎ、迷い、葛藤があります。その揺らぎこそが、人間らしさの証明でもあるし、科学では測れない“深み”なのかもしれません。