5分手をつけて、持続しなかったらだらけます。だらけた後、5分手をつけてやらなかったら、一旦寝ます。いわゆる「やる気スイッチ」というものは、脳の構造上存在しません。あれは、塾とか学習商材屋が発明したであろうキャッチコピーです。「やる気が出てから動く」ことを待ってても、やる気が出てくることはあまりありません。好きなことなら兎も角、気の進まないことは先送りするように、人間の脳の構造はできています。ならどうすれば?というと「やる気なくていいから、一旦取り掛かる」が正解です。一旦取り掛かって5分もすれば、大抵45分は集中力は持続して、進めることができます。5分経ってもノらないときは、一旦離れます。効率が上がるはずもないからです。戻って5分やってもノらないときは、体調不良です。一回寝ます。寝て、起きて、5分やってノらなければ、タスクを根本から見直します。そのタスクは「やる気」で越えられるものではなく、課題自体に誤りがあるのだと判断して、見直しを図ります。一例としては「行程を細分化させる」などが有効です。遠回りに見えて、ステップを刻んで取り掛かることが最善手であることは往々にありますので。3行程以上の反復や、膨大な量、などは、脳がやる前から拒絶反応を示すので、単純化させるのです。