「心がない」と言われる状況には、主に二つのパターンがあるように思うひとつは、感受性が落ち着いており、誰もが感動する場面でもあまり心の揺れを見せない場合もうひとつは、共感性が乏しく、人の痛みを想像できないために、無意識のうちに冷たい言葉を投げてしまうような場合前者は個性の範疇だと思うが、後者は知らずに他者を傷つける可能性がある痛みに共感できなくても、「こういう言葉は人を傷つけるのだ」という、他者理解の理屈を学ぶことで、少しずつ感情の距離感を掴めるようになると思う最初は模倣でも構わない人の心を理解しようとする姿勢そのものが、すでに「心がある」という証といえるだろう
本当に心がない人は「どうしたら心がある状態になるんだろう」と悩むことはないと思います。大丈夫、あなたには心がちゃんとあります。心がないように思う人には、あなたの本当の心を見せられるような相手ではないと言うことだと思います。