ちょっとマジレスしますね。そもそも、哲学のおこりというと教科書通りの回答は「タレス」です。このタレスは「万物の根源は水」と考えた人ですね。この水属性古代ギリシア人が始まりと考えられている理由はアリストテレスがそう書いたからです。ちなみに、アリストテレスは師匠である年老いたプラトンと意見の相違を理由に虐待していたりしたらしいので、ここからはアリストテレスをプ虐おじさんと呼びます。しかし、本当に哲学のおこりが水属性古代ギリシア人だったかと言われると現代において...というより、昨今の西洋史観批判の観点からは疑問が有ります。つまり、プ虐おじさんの書籍はキリスト教において都合が良かったのも相まって持ち上げられたという都合で、「プ虐パイセンもこう言ってるからそうだろ!」と言うのっておかしくね?と言うことです。では、それ以前の哲学と言えるものは何があるのか。世界哲学史という本には「古代メソポタミア文明」という回答がされています。つまり、「人間の魂とは?」「どう生きれば良いか?」を彼らは考えたのです。しかしその営みは今は「宗教」と呼ばれています。では、哲学と宗教の違いは何か?彼らは哲学をしていなかったのか?そんなことはありません。それらについて考える営みそのものが哲学と言えるのです。では、科学はどうか?科学もまた、この意味合いで哲学から派生したものに過ぎません。プ虐おじさんに話を戻す...いえ、時間軸的には進めましょう。彼は自然を観察していました。今でも、ヒトデの口部分を「アリストテレスの提灯」と呼びます(ごめん、ここは曖昧です。自分で調べてみてね)。つまり彼らは哲学者であると同時に科学者でもあったのです。このように、考えると元々世界には「哲学(人が考える営み)しかなかった」のです。