おもちゃどころではない。昔、住んでいたところに「何階ですか?」と尋ねてもぼんやり亡霊のように返事をしない中年の女がいた。近所の人が小さい声であの人6階よといつからそれからいつもその階を押した。ある日、パトカーが沢山来ていた。近所の人に聞くと「えっ。知らなかったの?」と驚かれた。近所なゴシップにはまるで興味がないせいもあった。エレベーターでたまに一緒になるうつろな女性がいたでしょ。亡くなったのよ。彼女不倫でね、今のご主人と駆け落ちして別の県から逃げてきたんですって。子供も置いて逃げてきたらしいわよ。彼女のほうが一回り年上で最近、寝込んでトイレも1人で行けなくなってご主人が介護が嫌になったみたいでペットを連れて車で生活しだして彼女を見放したらしいの。何か取りに来たらしくて彼女が死んでたらしいわ。不憫に思ったのかバスタオルを遺体にかけて出ていったらしくて、異臭で発見されてバスタオルがかけてあるから他殺かと事件になって警察したらしいわよ。、、、。ホントによく知ってるなあ。自分が関心を持たないので驚いたがとても可哀想に思った。子供まで捨てて見知らぬ土地へ彼だけを頼りに愛だけで逃げてきた結末は悲惨なものだった。家族を見捨てて逃げた女は不倫の果てに一緒になった恋しい男に動けないまま打ち捨てられて見捨てられたのだ。全ての事象は自分に良くも悪くも帰ってくる。夢夢熱に浮かされず大切なものは何かよく考えねばならない。