馬鹿と思われた方が得だ。人は自分より拙い存在を助けたい、自分と比較して安心したい、等等様々な理由から馬鹿を愛する傾向にある。しかし、馬鹿の前提として、人の良い馬鹿で無くてはならない。人に迷惑をかけたり、傷付けたりしてはいけない。馬鹿は楽だ。しかし、本当の馬鹿になってはいけない。人に利用されているように見せかけて利用しなくては、馬鹿になる意味が無いからだ。