人生何周目ですか?

forestman
あー

ばなちょ

LaIKa..🌹

マッキー

吉田賢太郎
10万年前の地球は、息が白くなるほど寒かった。
マンモスが歩き、夜になれば本当の闇が世界を支配した。
そこには、今の僕たち「ホモ・サピエンス」だけじゃなく、
体の大きなネアンデルタール人や、別の仲間もいっしょに生きていた。
まだ誰も、文字を知らない。
まだ誰も、国の名前を知らない。
もちろん、
「天使」や「悪魔」なんて名前のついた生き物も、
「神様」や「仏様」という名前の付いた存在も、
どこを探したっていなかったんだ。
じゃあ、彼らはどこにいたと思う?
答えはね、
凍える夜、たき火を囲んで震えていた
10万年前の、人間の心の中にいたんだよ。
昼の太陽は、あたたかくて、食べ物を見つけさせてくれる。
だから「光」を味方だと信じた。これが、のちの**【天使】**の正体。
夜の闇は、冷たくて、暗闇から猛獣が襲いかかってくる。
だから「影」を恐れた。これが、のちの**【魔族】**の正体。
激しい雷や、命を奪う大噴火。
人間の力じゃどうしようもない、大自然のすさまじいエネルギー。
それを「大いなる力」として敬い、祈った。これが、のちの**【神仏】**の正体。
人間は、目の前にないものを頭の中で想像できる、特別な「心」を手に入れた。
目に見えない「命のつながり」や「死んだあとの世界」を想って、
仲間のお墓に、そっと花を添え始めたのが、ちょうどこの頃。
君が今、教科書で見る神話や、アニメで見るファンタジーは、
彼らが命がけで世界を理解しようとした「心の足跡」なんだよ。
10万年という時間は、人生をまるごと1,000回繰り返すほどの長さ。
その気が遠くなるような時間をかけて、
先輩たちは「見えないものを信じる力」というバトンを、
今を生きる君の心まで、ずっと繋いできたんだ。

🍒ゆき⛄️

かずや

Hanon

だい
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