断片的で連続性はありませんが言語習得前〜赤ちゃん言葉を話すくらいまでの記憶があります。一番古いのはおそらくベビーベッドの中で上に吊るされたクルクル回る電動のおもちゃを眺めていた記憶で状況的に生後5〜6ヶ月くらいだと思います。言語による思考はもちろんできませんが、それが生物ではなく人工物である事や何らかの動力で動いているであろう事を『論理的』に認識していたのと言語というある意味枷となる物が無かったので大量の情報を次々に処理するというか脳が覚醒しているような感覚を覚えています。大人が子供扱いして分からないだろうと決めつけてきている事のほとんどを理解(というと語弊がありますが)できていました。言語を理解していく過程で自我?人格?が形成されるのと反比例するように脳の覚醒しているような感覚は衰え、いわゆる『幼稚さ』に支配されるようになりました。正しい発音は分かっているのに発声器官が未発達て思ったように発語できないのがとてももどかしかった記憶があります。
3歳か4歳くらいの出来事なら印象深い出来事をいくつか鮮明に覚えてますが、赤ちゃん時代のことは残念ながら覚えていません。ただ、赤ちゃん時代に体験したことがトラウマとして身体に刻まれているということを父から聞いた覚えがあります。