6年間付き合った彼。でも今日でお別れ。人生の方向性の違い。仕方ない。「お互い振り向かない。最後の約束だよ」夕暮れの遊歩道背中合わせの二人はゆっくりと、別々の方向へ歩きはじめた。聞き慣れた彼の足音が耳の後ろで遠ざかる。『やっぱちょっと寂しい。最後に一目…』沙耶は振り返った。靴裏をガリガリ地面に擦り付けてる彼。きっと犬のアレを踏んだ。凄い必死…『あなたって、そんな必死になれたのね…』靴裏のアレ剥がしに夢中の彼。忘れないわ…