30番 壬生忠岑『有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし』 仕事でくたびれ果てて、待ち合わせの女性のもとに行ってみたら、とても冷たくあしらわれた。 未練がましく女性の後を付いて行ったら、坂の途中で君は「サヨナラ」と言った。 あの時、暁の空には有明の月が浮かんでいた。君を追いかけることも、忘れることも出来ない僕は、まだ坂の途中にいる。あの別れ以来、夜明けほどつらいものはない。恋の終わりを受け入れられずに、ため息ばかりが続く恋。
30番 壬生忠岑『有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし』 仕事でくたびれ果てて、待ち合わせの女性のもとに行ってみたら、とても冷たくあしらわれた。 未練がましく女性の後を付いて行ったら、坂の途中で君は「サヨナラ」と言った。 あの時、暁の空には有明の月が浮かんでいた。君を追いかけることも、忘れることも出来ない僕は、まだ坂の途中にいる。あの別れ以来、夜明けほどつらいものはない。恋の終わりを受け入れられずに、ため息ばかりが続く恋。