繁華街で酒を飲んで夜中に帰宅した。そのつもりだった。気が付いたら海の中に居た。酔いなどいっぺんに醒めたが、訳がわからなかった。ただ、このままじゃ死んでしまうと岸壁に沿って上陸できる場所を泳ぎながら探した。岸壁に設置してあるラバー製の梯子に取り付き必死でよじ登った。水に濡れた衣服は重く体力がない人なら死んでいただろう。牡蠣やフジツボだらけの梯子だったので、手足は傷だらけになった。それからどうやって帰ったか覚えていない。気が付いたら自宅の風呂の浴槽の中で眠って居た。手足の怪我はなかった…おわり。