「薫陶」をうけた本はありますか?
「影響」以上の「薫陶」です

takuya talk
花降

takuya talk

晴
「意見じゃないんだ、覚悟だよ、これは。官軍に抗して起つか起たぬか。起って箱根で死ぬ。箱根とはかぎらぬ、節義のために欣然屍を戦野に曝すかどうか、そういう覚悟の問題であり、それがきまってから政略、戦略がでてくる。政略や戦略は枝葉のことだ。覚悟だぜ」「覚悟というのはつねに孤りぼっちなもので、本来、他の人間に強制できないものだ」
うなれ!ガトリング砲!!
「どうやらわしは死ぬ」「もうおっつけ官軍がくる。それまでにわしは自分の始末をせねばならぬ。わしが死ねば死骸は埋めるな。時をうつさず火にせよ」「いますぐ、棺の支度をせよ。焼くための薪を積みあげよ」「主命である。おれがここで見ている」「松蔵、火をさかんにせよ」やがては自分を焼くであろう闇の中の火を見つめつづけた。
・・・ちなみに、継之助を非難する声はいまも続いています。彼のことを賞賛することが関係者の心を傷つけてしまうかもしれないのが心配ではあります。

