ヘレン・E・フィッシャー著の『結婚の起源 —女と男の関係の人類学』(原題: The Sex Contract: The Evolution of Human Behavior)は、私たちが当たり前だと思っている「一対一の結婚関係(ペアボンディング)」や「家族制度」が、人類の身体的な進化の歴史と、生き残りのための「性の契約」から必然的に生まれたものであるということを科学的に解き明かした名著。若い時に読んで衝撃を受けた。人類は二足歩行を始めたせいで、産道が狭くなって育児に時間がかかるとようになってしまったという冒頭で、アタマをぶん殴られた気がした〜。