メリー「今、あなたの後ろにいるの...」私「メリー“くん”...。それは本当に私か?自分のその目でよく確かめたまえ...」メリー「!!?」【大爆発】私(独り言)「君の能力に関しては実は随分と前から予め調べさせて貰っていたのだよ...。確かに君の俊敏さや殺傷能力はピカイチだ。だがね...君は獲物を弄ぶ悪い癖がある。それに、怪異と言えども所詮、君は人形を媒体としている質の悪い力を付けすぎた付喪神の一種に過ぎない。人形本体を吹き飛ばされてしまっては文字通り手も足も出まい。それに言う必要は無いので黙っていたが、私も一種の怪異と呼ばれる者の一員なのだよ。常日頃から人間共を弄ぶ悪い癖から格上がいる事を忘れてしまった様だね...。さようならメリーくん。君のこれまでの活躍と健闘は、この私自らが特別に記憶しておいてあげよう...。」