好きな武将について
みんなが好きな武将について教えて!

ほろろめ(療養中
彼あぁ見えて大変な甘党だったんですって。

くずもち
「なんだその、ドラえもんとスネ夫を足したみたいな奴」と思わず、ちょっと聞いていってください。
鳥居強右衛門は、徳川家康の家臣で、長篠城に属する足軽です。
長篠の戦いの折、武田勝頼の猛攻を受けた長篠城は、同盟相手の織田信長に救援を頼むため、強右衛門を遣わします。
強右衛門は、武田軍の厳重な包囲を命懸けで抜け出し、信長のいる岡崎城に向けて、片道数十kmとも言われる山道を、昼夜を問わず走り抜けます。
岡崎城につくやいなや、信長に援軍の約束をとりつけると、休憩を勧める他の家臣を振り切り「一刻も早く、この朗報を長篠城の仲間に伝えなければ」と取って返し、再び山道を走破して、長篠城へと戻っていきました。
しかし強右衛門は、長篠城まであと一歩というところで、武田軍に捕らえられてしまいます。
武田勝頼は、強右衛門に「長篠城に向かって、『援軍は来ない』と降伏を勧めろ。そうしたら、お前や家族の命は助けてやる」と持ちかけ、強右衛門もそれを承諾します。
磔にされた状態で長篠城前に突き出された強右衛門(この様子を描いた絵画が現存しています)は、長篠城に向かって叫びました。「あと少しで、信長殿の大軍が来る!それまで耐えてくれ!」
約束を反故にされた勝頼は激怒し、その場で強右衛門を処断します。しかし援軍を知って士気高揚した長篠城の兵は、武田軍をよく防ぎ、見事に信長の援軍まで持ちこたえ、武田軍を退けることに成功しました。
すみません、ちょっとはしゃぎすぎました。

