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𝙷𝚎𝚜𝚝𝚒𝚊

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ヘスティア 西洋絵画勉強中 西洋絵画や神話、美術品などの超マイナーな刺さる人にしか刺さらない知識を発信するだけの趣味アカ 『なんかすごーい』としか思わなかった美術品や展覧会も、知識があればより深い視点で楽しめる。それが伝わればいい。 話題のネタにでもどうぞ。
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ふと思ったことを記録として。

写実派の絵画は、やはりなんといってもそのリアリティの高さとそれゆえに光る写実派ならではの魅力が素敵だなぁと。
ただの紙1枚を前にしているのに、画家本人が見た景色をそのまま忠実に再現してるだけあって、その場の空気、匂い、描かれている人々の息遣い、体温、さらに湿度や温度まで感じるものもあります。没入感ですね。
写真じゃ出せない、手描きならではの温かみも魅力的。
いやはや、素晴らしいなぁ✨️
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歴史上の人物で、会ってみたい人っている?歴史上の人物で、会ってみたい人っている?
歴史と言っていいのか分かりませんが、スペインの建築家でありサグラダファミリアの設計者ガウディです。
サグラダファミリアは俗世と神々の世界を繋げる場所という側面もあり、内外の構造やデザイン全てに面白い意味が込められている大変見応えのある建築物であり芸術作品です。いつか解説をしたいなと思い、現在勉強中でございます。
当作品は2026年、来年完成予定です。楽しみにしています。
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今回のテーマ🖼写実派ってなに❓

《画派について》
色んな画家が画派に分類されます。画派とは、読んで字のごとく「絵画の流派」。ファッションと同じで、絵画にも時代や地域での流行がありました。社会運動や思想により様々な流派が生まれました。「この絵画の画派はこれだ‼️」と分かれば、それが描かれるに至った背景や歴史、文化が透けてみえて面白いです。


《写実派はどんな流派なの❓》
写実派(写実主義)は現代主義とも呼ばれます。
これらの絵画は、目の前にあるものを写真のように正確に模倣し、作品に反映する芸術の考え方です。「よりリアリティがあるものが優れている🫵⭐️」という考えが根底にあります。

『せっかくの絵なんだから見ててウキウキするものがいいのに、なぁんでそんなにリアリティが欲しかったの????』

「すんごいリアルな絵だなぁ🤔」では終わらせない‼️‼️写実主義の絵画をより楽しむため、写実派が誕生したその背景からお話しましょう。

それまでの西洋絵画では、以前当アカウントでもご紹介したような神々の神話や歴史上の人物、宗教など、情緒過剰で現実逃避的、煌びやかでどこか浮世離れしていてファンタジーめいたものばかりでした🪄︎✨(新古典主義、ロマン派)
そんなものが多く出回る裏では、厳しい現実が横たわっていました。産業革命により急速に発展していく都心部と対照的に取り残される田舎の農村、広がる貧富の差、貧しい生活を送る市民や農民、そしてその上でふんぞり返る支配者層。
現実から目を背けたような既存の風潮に反発するかのように、
「「いやいや、みんなもっと世間に、現実に目を向けようぜ‼️🔥」」
という思想が広がりました。当時の画家たちもその社会の波に乗り、汗水垂らして懸命に働く労働者や驕り高ぶる支配層、都市化とは無縁の田舎の農民たちのリアルな生活、汚れや欠損など不完全な状態も、現実の人間と社会のありようをあるがままに表現する《写実主義》が誕生しました。

みなが厳しい現実に目を向け、自分たちの意思で現状を打破しよう🤜💥🤛としたの爪痕が写実派の絵画たちであり、その思想による社会運動こそが写実派です。


ではここで
《写実派の代表作家とその作品🖼》
有名なものの中で私が好きな作品2点をご紹介。
(添付してある参考画像も併せてご覧下さい)

▷ジャン=フランソワ・ミレー
「落穂拾い」1857年作
ミレーは田舎の風景や農民たちに着目したものを描いています。彼が農家の生まれであること、幼少期の農業体験に起因しています。こちらの作品もそのひとつ。
この作品で注目してもらいたいのは手前人物と奥の風景の陰影の差。これは何を意味するのか💭
この絵は単に農民の姿を描いただけでなく、旧約聖書📖に基づいた作品だとも言われています。その一説に、「収穫の際、集めきれなかった落穂はそのまま残しておくこと」と、という教えがあり、貧しい人や、未亡人、異国の人が食べ物にありつけるよう、「田畑の持ち主は落穂は全て回収しちゃあかんで🌾😇✨️」と書いてあるそうで。
つまりこの絵に描かれている3人は、他人の田畑で落穂を拾わせてもらっている貧しい人々、ということになります。
対して、奥の光が溢れる風景。こちらでは、この土地の地主監督のもと、ここの農地で働く人々が賑やかに稲穂を収穫をしているところです。高く積まれた収穫後の穀物、職を手に汗水垂らして働く農民、そんな人々が潤沢な食料を前に賑々しく収穫作業を続けています🌾✨️
まさに当時の貧富の格差、社会の光と影を1枚の中に見事に表した作品です。

▷ギュスターヴ・クールベ
「オルナンの埋葬」1849年作
写実主義において非常に有名な画家クールベは、労働者や一般市民の日常生活を、それまでの絵画の伝統で最も重視されてきた物語画や歴史画と同じように、価値のあるものとして描きました。
こちらの作品は山奥の田舎町での葬儀を描いています🪦クールベはこの絵を「オルナンの埋葬に関する歴史画」と名付けましたが、当時の「歴史画」とは、英雄や殉教者を理想化された姿で描く、格調高い絵画のことを指しました。
そのため、名もない人のために集まった葬儀の様子をありのままに描き、まるで歴史上の重要な出来事であるかのように描いたこの絵は、歴史画のイメージを覆す作品となりました。
この絵の発表当時は散々な批評を受けたクールベでしたが、「私は天使を見たことがないから描くことができない」とコメントしました。まさに、写実主義らしい一言。


こうして見ると、写実派の絵画にはリアリティを感じつつ、その背景から当時の人々の意志の力強さのようなものを感じます。
写実主義は現在でも高く評価されており、「1番優れた芸術」という声もあります。
皆さんはどう感じましたか?


以上、《写実派とは?》でした。
次回は写実派の次に誕生した《印象派》についてのお話💭
ではまたの機会に👋
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次回は『写実派と印象派』についてのお話💬

写実派ってなに?印象派ってなに?

美術史によく出てくる写実派やら印象派やら象徴派やらロマン主義やら…
なんのこっちゃ🙄って感じですよね

『これが写実派の絵ですよ〜』
って見せられても
『そうなんですねぇ…』
で終わっちゃもったいないッ‼️‼️🫵

『これは写実派だからこういう風に描かれてるんだな』
『こういう時代の流れがあったから、歴史があったからこういう作風なんだな』
と見て分かるようになれば、展覧会がより楽しくなる。好きになる。

最近はモネやらゴッホやら、印象派の絵画の展覧会が多いようですね。
ちなみに、私は印象派が好きです。


参考までに写実派・印象派それぞれの有名な画家の作品を1点ずつ貼っておきます。

▶︎写実派から
ジャン=フランソワ・ミレー『落ち穂拾い』

▶︎印象派から
クロード・モネ『散歩、日傘をさす女』

色選びや筆のタッチ、絵から受ける印象など、このふたつの作品の違いを皆さんの視点で探してみてください。
ではでは、また次の解説まで👋
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次回、ギリシャ神話に関する西洋絵画を鑑賞する時に覚えておきたい知識〝アトリビュート〟について解説

これを知っておくと、なんの絵画か解説がなくても描いてある人物が誰なのか自分で判断しやすくなります。
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