
暗君
立てば芍薬座れば牡丹、放つ言葉はバラの棘
短歌

暗君
万年床で君を夢見る
#短歌

暗君


暗君


暗君
指の腹、ホタルが全身で呼吸していた
#短歌

暗君


暗君

暗君
割り切れる御祝儀
新婦以外の白ドレス
白銀ノエルのクリアファイルに御祝儀を包む

暗君

暗君
絶対に青い夕方の方が気持ちいい

暗君

暗君
↑残酷でワロタ

暗君

暗君

暗君



暗君
ニョホ←ジャイロ・ツェペリ
ゼハハ←黒ひげ
全部日常会話で使う

暗君

忘れてやらない

暗君


暗君

暗君


暗君


暗君


暗君


暗君
「太陽みたい!」
「そんなことない」
#短歌

暗君







暗君


暗君
剣に巻き付くドラゴンにして
#短歌

暗君

暗君
水圧も船の幽霊さえ未だ
辿り着けない
水底の都市
海面の暖かな日の光だけ
おぼえてしずむ くらい水底
ツーと、トン。
ひどく冷たい信号で
どこまですすむ、てつのかたまり
プラ 記憶 エマージェンシー 聖遺物
のみこむくちは
くろよりくらい
くろがねの 異邦人の 足音と 錨 寄生魚 海底火山
出鱈目な 海図 ソナー検知できず
凪いだ反応
鉄の迷い子
暗澹のクラゲだらけの海をゆく ヒビ入り計器 動力異常
伝説の海底都市をめがけて沈む艦が集まり出来た都市
幾年か 幾百年か より前か
沈んだ艦の 名前を答えよ
船体も乗組員も出来事も記録以外はそこに沈んだ
引き上げたふねを覆ったフジツボを
剥がして見える船体の青
海面で潜水艦が思い出す
海の温度が暖かいこと

暗君
海の温度が暖かいこと

暗君

暗君





暗君


暗君


暗君


暗君


暗君


暗君

暗君

暗君


暗君

暗君

暗君
生命の名前

暗君
気持ちよく殴られることも出来なくて
砂袋にも劣る臓物
いつまで覚えてるか
絆創膏に生じた傷は誰が治すか
うつくしい まいにちのこと しるしても
にっきのなかで わらわないぼく
体から取り除くためのはたらき
もしくはあなた 咳をあつめて
光射す方へと歩く我々の虫けらのように愛らしいこと
濁り水 私を洗え 浅黒い肌の毛穴に 罪がたまれど
踏み潰した蟻の亡骸は俺よりもずっと精悍な顔つき
泣きたい時に出ない涙が今になってこぼれるお茶漬けの上
横縞を縦縞に
水をワインに
君を彼女に
人を死体に
まっすぐに振った刀に死されて落ちた生首で星を見たい
濁り水、私を洗え
浅黒い肌の毛穴に罪が溜まれど
神に祈らず
蝋燭を灯さず
賛美歌を歌わず
羊を死す
botをハメ56した腕で抱き合うわりに、妙に高温の体
魚には骨があるので嫌いです。同じ理由で、肉が嫌いです。
凍え死ぬ時に見た夏の夢とはまるで似つかない正午の体温
夏の孤独に、未踏峰から宇宙までレーザービームを撃ちたい
苦しさを拡大も希釈もせずにずっと覚えてられたら、祈り
チェンソーは木を切るために
我々は 人間を責苛むために
生き辛さのインスタレーション展
期間 死ぬまで
場所 特になし
こち亀のボカロ巡査が出てくる回を探して読んだ日のリアリティ
恐竜が絶滅した日の地獄は隕石の話でもちきり?
人間は生き物だから顔が常に動いていることに気がつく
瓶ジュースは夏しか売れぬと教えられ、誰より早い夏の訪れ
ライカ ストレルカ クドリャフカ
頭痛の正体∩朝が来ない窓
モナリザを描く過程で描かれた無数の美人に名前が無いこと
未来ある少女の歯並び悪くして皺書き足して生まれる私
生活の焦燥からは放たれて209番道路でこける
もうLの座り方することも無い レジも打てないこんな頭で
青春は すべてホルモンに あやつられ 胸の膨らみや 握りこぶしが
「俺なたばこ税払ってへんねん」と言って笑うおっちゃん、歯がない
ここからは社会システムの提供で人生をお送りします
高齢者しかいない町から出たら差別用語を聞かなくなった
せいかつは洗われるほど削られて ただ細くなるただ細くなる
いま考えるいまのあと いまのあと 考えるそのあとのあとのこと
快速は轢いたことすら気づかずに新大阪まで走るだろうか
星あかりにビビって日焼け止めを塗るような人生を送る

暗君

せんせーにいのられたいかみさまはみーんな16さいだよっ?

暗君

暗君

暗君

暗君


