[心霊体験]剣山方面へドライブに行こうと車を走らせた60キロは走っただろうか。。民家もほぼ無く道なき道を走ってきた休憩しようと思い車を止めたすると木製の広い建物があり、お店の看板も出していないこれは何?と思い引き込まれるように店に入った。 店は木調の見晴らしが良く、ニスがしっかり塗られている綺麗なテーブル。。すると40代前半のお母さんが出迎えてくれた。お腹もすいていたのでうどんを注文した。 お母さんと陶芸の話になり息子さんが私の為に陶器を作ってくれたと嬉しそうに見せてくれた[上手ですね]と言うと[息子が帰ってくるのをずっと待っているんです]と寂しそうな顔で話してくれた。食べ終わり、勘定をし店を後にした。その後20キロくらい走り、、帰りのガソリンが足りなくなる事に気付き引き返すことにした。そしてお店の辺りまで戻ると、朽ちてもう長いだろうなというような廃墟を見つけた。 あれ?行きの時にこんな廃墟あったかなあ?と思い、中に入ってみた。 すると木製の建物で中はボロボロ内装が行きに食べたお店に似てたのでカウンターまで行き恐る恐る引き出しを開けてみた。 するとお母さんが見せてくれた息子さんの陶器が粉々になっていた。ブワッと鳥肌が立った建物から出て帰路に着いたその帰りの道中[息子が帰ってくるのを待っているんです]と言った言葉と表情に胸が凄く痛くなった。