
たかし
名古屋出身、京都在住の大学院生です。
美味しいものと綺麗なものが好きです。
京都
学生
美術館

たかし


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アール・デコ100周年を記念しての展示。「ヴィーナス」とある通り、アール・デコにおける女性イメージをテーマにしたもの。
アール・デコの時代は女性が新たに社会進出し、経済的に豊かになった時期らしく、女性向けのポスターやアイテムが広告業のメインに!!理想のファッション、理想のメイクといったイメージもこの時期に初めて出てきたらしい…
主な展示物はポスターが多かったですが、ジュエリーや香水瓶、ドレスなどもちらほら
ただ、男の子の僕はクルマに夢中でした…本当に申し訳ない…





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美味しい


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自然に囲まれた丘陵地にある美術館。緩やかな傾斜のある敷地内を歩いてまわる水平的な展示空間!!エレベーターで移動する愛知文化芸術センターとは対照的…
陶磁美術館ということもあって、土(素材)と陶器(作品)との間に〈手を加えること(技術、労働)〉が必要なことが、ダイレクトに示されててよかったです[照れる]
個人的にイチオシの作品は、
西條茜《シーシュポスの柘榴(ざくろ)》
山頂へと岩を運び続ける永遠の罰に処されたシーシュポスの神話を題材にしながら、こうした営みが単なる無益な労働に終わらず、むしろ反対に技術や経験を下支えするものとして実を結んでいることを示す作品。
作家さん自身が作品を何度か動かしているらしく、その痕跡が砂に見立てたカーペットの上に刻まれているらしい。
が…観る人が鑑賞のためにカーペットの上を歩くため、その跡はもはや分からなくなっている…
技術や頑張りを見つけるのは、こんなにも難しいんだなぁ…と。





たかし
3年に一度、愛知県で開催される国際芸術祭。今年のテーマは「灰と薔薇のあいまに」。灰(終末論)か薔薇(楽観論)か、という極端な立場ではなく、そのあいだにある可能性を柔軟に模索するというものらしい…難しい[目が回る]
個人的にいいなと思ったのは、
①バーシム・アル・シャーケル《スカイ・レボリューション》(2枚目)
非常に幻想的で美しく見えるけど、実は爆撃直後のシーンを描いた作品。爆撃直後の全てが無に帰したような不気味な静寂を描いたものらしい…花の最後の命の輝きであると同時に、花や人間の命が瓦礫と等しくなる瞬間。そう思うと、この美しさと不気味さもうなずける…!?
②アフラ・アル・ダヘリ《髪をほどいて》(3枚目)
展示空間を区切る天井から垂らされた無数のロープ。通り抜けたり、くぐったりとすることで、鑑賞するときの身体の動きを意識させることが目的なのかな…?でも、正直そんなことはどうでもよくて、ただただロープの感触が心地よかった!!
③礼本彩子《いのちの食べかた》(4枚目)
食品サンプルを使って、牛さんたちがお肉になる過程を表現している。リアルなほどいいという食品サンプルの常識をうまく利用している作品。地下の隅っこにひっそりと展示しているのが、日常では隠されてる食品加工の立ち位置を表明しててよかった!!





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京都・東京に負けじと中部地方にも絵画の運動はあったんだぞ!!という展示。悲しいことに誰1人として名前は知らなかったけど、「いいなぁ」と思う絵は何点か[穏やか]
喜多村麦子《暮れ行く堀川》(1枚目)
今やドブ川だけど、かつては名古屋の水運の要だった堀川の風景を描き出した作品。画面奥から射す夕日によって変化する川面のグラデーションがすごく綺麗!!
石川英凰《紅花白鳥》(2枚目)
画面をパッと見た時の、梅の花と白鳥のコントラストが美しい。
岩に堰き止められ淀んだ手前の水面に目が奪われがちだけど、白鳥の背後の水面の描写が非常に細やかでビックリ…
渡辺幾春《蓄音機》(3、4枚目)
着物女性と蓄音機という組み合わせの美人画。手に持っているのは歌詞カードだろうか、それを眺める伏し目がちな女性がとても魅力的!!夏物着物の透け感の表現も繊細…
全体的に青の使い方が非常に上手く画家さんが多かった気がします[照れる]





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豚汁はうまい!!


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気がついたら晩秋…


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日本画壇の革命児と言われているらしい川端龍子(1885-1966)。
鑑賞してまずビックリするのは、作品のスケール…全部、大きい!!
そして、金の使い方が上手すぎる[びっくり]
イチオシは、《草の実》(画像3、4枚目)。金の純度を使い分けることによって、紺色の素地と金だけでこれまで躍動感と奥行きのある絵を描くのは驚きです…
自宅が空襲にあった経験に基づき描いた《爆弾散華》(画像2枚目)に見られる、血しぶきのように塗られた金も印象的…
機会があれば、ぜひ観るべき作家です!!





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見どころは、何といっても《夜のカフェテラス》!!
展示自体も《夜のカフェテラス》の作品パワーに頼りきらず、丹念にゴッホの画業前半を辿っていて、とても勉強になりました[照れる]
大胆な色彩表現と力強い筆致といったゴッホらしい独自の表現方法が確立される以前の、誰もが知るゴッホになる以前のゴッホが、同時代の画家たちの表現技法をどう取り入れ、どう消化したのかが非常に分かりやすく展示されてました。
とにかく《夜のカフェテラス》は一度見るべき名作です!!





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美味しい…


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初めて常設展を鑑賞したけど、有名なモネの《舟遊び》(2枚目)をはじめ、名画ばっかりでびっくりしました…
印象に残ったのは、クリムト《アッター湖の島》(3枚目)とガッレン=カッレラ《ケイテレ湖》(4枚目)。隣同士に展示されてたこの2作品は、同じ湖と島という対象を全く異なる筆致で描いており、絵画表現の幅広さを体感できて楽しかったです[照れる]





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中高の教科書でよく見た《雪松図屏風》の実物を初めて見ました!!
雪の白が塗り残しすことで紙の素地で表現されているのにビックリしました。普通は色を足していくのに…さすが応挙だなぁ
あと、近くで見るとかなり荒々しい筆致なのに一定の距離を取ると落ち着いた柔らかい印象が出てきて驚きました!!
あと虎が可愛かった[ほっとする]
初めて応挙をまじまじと鑑賞したけど、楽しかったです!!





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展示風景が土佐の絵金祭りを再現してて素敵だと聞いたので!!
朝・夕・晩と時間帯の変化ごとに照明が変わり、屏風がまた違った雰囲気を醸し出してて美しかったです。実際に土佐に行ってお祭りを見てみたい…
図屏風それ自体もダイナミックな構図で異時同図的に描かれていて、「絵金って絵上手いなぁ」と感心してました[照れる]
見てよし、体感してよしのいい展示でした〜





たかし
今年で100周年を迎えたアール・デコを記念した展示。
今では当たり前だが、アール・デコの時代になって、ようやく社会に出て働き、余暇を女性が出てきたらしい…
そうした時代の新しい〈活動的な〉身体イメージに伴って現れた、コルセットやドレスをはじめとする身体を拘束し凹凸を強調する衣服から直線的で緩やかな衣服への流行の変化や女性用の衣装の誕生が分かりやすく展示されていました!!
僕から見ても「可愛いいなぁ」と思う衣服やアクセサリーがたくさんあり、ビックリでした[照れる]





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浮世絵黄金期を支えた版元・蔦屋重三郎のプロデューサーとしての辣腕具合が分かる展示でした!!
浮世絵以外にも、掛軸や屏風もたくさんありました〜
初めてちゃんと浮世絵を見たけど、難しい[目が回る]原作者と彫師、摺師が別れてる浮世絵のいい作品って何なんだろう??「どれがいい作品なんだ…?」と思いながら見てました…
画像は、綺麗な衣装を描くことで美人を暗示する《誰ヶ袖図屏風》(2枚目)、藍摺の渓斎英泉《江戸名勝尽くし 隅田川》(3枚目)、葛飾北斎《美人化粧図》(4枚目)。





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ゴッホの作品だけではなく、西洋でのゴッホの影響関係に加え、日本国内におけるゴッホ受容をも紹介した網羅的な展示!!
ゴッホの絵を楽しむというよりは、ゴッホという画家のパワーを感じる展示…?
ゴッホという偉大な画家がどう評価され、受容されたかが分かる非常に勉強になる展示でした[照れる]
画像は、ゴッホ《アザミの花》1890年(2枚目)、萬鐡五郎《太陽の麦畑》1913年頃(3枚目)、中村彝《向日葵》1923年(4枚目)。ゴッホに似てる[びっくり]





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古代中国から現代に残る伝統・文化に至るまで、世界各地の民族文芸が一堂に会する展示!!器から衣服まで色々な種類の展示があって、見ていて面白かったです[照れる]
アートのあり方は多種多様なんだなぁと実感できるいい展示でした〜
画像はインドネシアの影絵芝居の人形(2枚目)、中国の《加彩鎮墓獣》(3枚目)、ギリシア陶器《黒像式ヒュドリア》(4枚目)。





たかし
美味しい!!


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美味しかった!!


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ほとんどが知らない画家さんで、非常に勉強になる展示でした!!
今回の目玉の円山応挙《梅鯉図屏風》と伊藤若冲《竹鶏図屏風》は、構図や筆致といった点で両者の作風の違いが一目瞭然でした[照れる](写真はNG…)
デジタル復元された伊藤若冲《釈迦十六羅漢図屏風》(画像2、3枚目)は、美術史家や美術館の活動の裏側が見れるという点で、非常に新鮮!!
ポスターに恥じぬ「ナンダコリャ…」となる作品が沢山でした[ほっとする]





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猫の絵が可愛すぎた[ほっとする]
1900年と1904年の万博で二連続で金牌(金メダル)を獲得した「虎の翠石」こと大橋翠石。横山大観・竹内栖鳳と並び称されるほどの画家だったらしい…もちろん知りませんでした…
動物の毛並みの描写が緻密で、見惚れて展示ガラスにぶつかってしまうほどでした!!





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