
catfish
音楽を聞きながらゆっくりたばこを吸うのが趣味です。
お酒もたまに。
このごろは園藝にも興味あり。
読書
園芸
文学
節足動物
言語

catfish
性格は人生経験の積重ねで、ものの感じかたも考えの癖もそこに根ざす。心配も期待も、そこからうまれる。
自分の将来が暗く破滅的なものに思われて、心配で寝られないことがある。心配してもしようのないことを心配し、期待してもしようのないことを期待するせいだ。
性格を改造するしかないのだと思う。積重ねた時間が長いほど、改造にも時間がかかる。
#日記

catfish
もう十二月だというのに、青々した体で窓枠にとまっていた。冬越しのねぐらをさがしていたのか。
写真には興味がないが、小さな虫を撮影するときだけは、接写できるカメラがほしいと思う。


catfish
それを理解しない輩が、相手が怒らないのを見て侮り、さらに激しく傷つける。
悪意があってそうするのでなく、冗談のつもりであったり、善意のつもりであったりする場合はさらにたちが悪い。ひとりよがりな軽口や 自覚のない発言が、どれほど相手を傷つけることか。
#日記

catfish
では、明日から心を入替えて良い人間になれるかというと、それも無理なのだが。なにかすこしづつでも、できることから変えていかねばならない。
変ることは大変な苦痛を伴うが、変らねばならない、と学生のころに先生に言われたのを思い出した。苦痛は、時が経つごとに大きくなる。
#日記

catfish
ジュラ紀の世界に生えていそうなエキゾチックな見た目をしているが、太い地下茎がうねりながら伸びるところは、石を抱かせたら盆栽鉢にも合いそうな風がある。
うねうねした紙やすりみたいな葉は、新葉のときからうねうねしていてかわいらしい。



catfish
問いも同じで、それを問う真の動機は何か、問うことにどんな意味があるのか、問う前に自分で調べられることを調べたのか、そもそも本当に答がほしいのか、と考えると、大方の問いは発する前に消える。
それでも思慮のない言葉を発して、発してしまってから気づくことが多い。
#日記

catfish
これまでの生活の中で、意識的に体を使っことはほとんどなかった。足を動かすにしても腕を動かすにしても、何も考えずにやっていたことであって、それが適切な動かし方であるかどうかは考えなかった。いままで何歩あるいて、何時間座ってきたのかはわからないが、よい歩きかたも、よい座りかたも知らない。
体に限らず、言葉も、心も、使い方を意識しないと歪んでいくし、それが日常でその日常しかないのなら、歪みに気づくこともない。
#日記

catfish
蝉の声を聞くと、かすかに遠く、小学校のころの夏休みの気分を思い出す。
いつも人の親切に甘えて、大人らしい振舞いをせず、後から悔んでくよくよ考える。
人と一緒にいても、心はずっと殻に閉じこもったままなのだ。
脱げる部分は、少しづつでも殻を脱がなければと思う。
#日記


catfish
今の自分は不健全だ、とは思っていたし、具体的に何が良くないのかも認識していたのだが、不健全な気持そのものを言葉で表現できなかった。
要は、身の丈に合わない遊びをしていたのだ。
#日記

catfish
かと言って、何も準備せずにぶつかったらそれはそれで整った言葉が出せず、言うべきことを忘れたりする。
今日は落着いて、話すべきことを誠実に話せますように。
#日記

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植替えの際にうっかり折ったり取ったりした小さいのを挿しておいたら、根づいたようで新葉がでてきた。
小さくて繊細なのに、強く生きている。自分もこうなりたいと思う。


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二日酔い

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まだ小さな株なのに、ネットで見たことのある変な花がついていてうれしい。ひろがる前の花もやっぱり変な形をしている。
これを買うときはドルステニア・フォエチダだと思いこんでいたのだが、持ち帰って名札をよく見るとハイブリッドだった。
片親のわからない交雑個体というのは、意図的に作られているのだろうか。生産者が親株をどのように管理しているのか気になる。





catfish
読むと学生のころの気分を感じられて面白いが、そんな気分で書いたものを他人に読まれたくはないので、面倒だがシュレッダーで処分しなければならない。
しかし、その日記帳にしか書いていない過去の出来事がたくさんあるので、処分する前に、主な内容をメモしておいたほうがいいかもしれない。
書いたときは、あとからこんな面倒な思いをすることになるとは思わない。
他人に読まれても困らない、処分する必要のない書き方を心がけないと自分が苦しむことになる。
#日記

catfish
大きくなると置場に困るが、こうして健康そうに生長しているのを見るとうれしくなる。



catfish
予備知識もなく、勘も働かず、何もわからない。稽古に行くたびに、自分が無能の塊になったように感じてすこし傷つく。
でも、できなくて当然のことなのだから、傷つくのは間違っているのだろう。自分が無能であることを受入れて、少しづつ練習すれば、何かしら身についていくはずだ。
今日の己に、明日は克つべし。
#日記

catfish
田舎の家に生えていたノキシノブの周りにはキノコは生えていなかったので、たぶんノキシノブには合わない環境なのだろう。
植替えるべきか、板づけにでもするべきか、もう少し乾きやすい場所に移動するべきか。
この芽とキノコは、これはこれでかわいらしいのだが。


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先端の新芽を見ると、トゲと葉のつき方がよくわかる。新芽のつけ根のつぶつぶがそれぞれ大きくなることで、幹のうねうね模様になるようだ。



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全身トゲだらけでどこを持っても手に刺さる上に、触るだけで乳液がでてくるので扱いに難儀した。しかもこのトゲがあまり丈夫でなく、作業中に折れてみすぼらしくなる。
次に植替える時は、うまいやり方を考えてからにしよう。



catfish
植物を育てるようになって、その変化のはやさにたびたび驚く。


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ユーフォルビア・カプサインテマリエンシスは数日前から花芽をつけている。
すでに伸びている花芽のつけ根に、次のつぼみの頭も見えている。
こうして健気に生きている植物を見ると、後向きな気持がほんのすこし前向きになるような気がする。



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特に水をやることもなく、日当りも良くないが、植物は育つべきところで勝手に育つ。


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指先くらいの小さな渦巻きが徐々に伸びてひろがり、やがて画像二枚目のように四十センチメートル以上の大きな葉になる。
人家の隙間の僅かな地面で、静かに季節が進んでいる。



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たしか三日前までは裸だった(画像四枚目)のが、今朝見たら葉を出していた。
葉の表面に産毛が生えているのがかわいらしい。
以前は春が嫌いだったが、こういう楽しみがあるなら春も悪くない。
ただ、葉が黄色いのが不健康そうで気になる。光量不足か、肥料不足か。





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ヒメイタビという種類か、小さなツタのような植物がはびこっているのを見ていたら、崖の中ほどからもタケノコが出ていた。
名前はわからないが、明るい色のふさふさしたコケに覆われている部分もある。
画像五枚目と六枚目は、切通し入口の脇に生えていた草。カキドオシとフユイチゴか?
山野草の図鑑もほしい。







catfish
種類は全然わからないが、ほんの数十メートルのあいだにもいろいろなものが生えている。
家に帰ったら、シダ図鑑を買おうと思う。










catfish
田舎の家の、植込みのツツジや生垣のイヌマキにたくさん生えていて、探さなくてもいくらでも見つかる。
マメヅタからブラシ形のものが生えていて、別種のシダかと思って調べたらマメヅタの胞子葉らしい。







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主が年老いてあまり手入されなくなっているようだが、立ちあがった仮幹に苔やら地衣類やらがはりついて、古木のような風格がある。
四枚目の画像はたぶんヒトツバ?の鉢植えだが、イワヒバ類も生えている。寄植えだったのかもしれない。
どれも数十年経っていそうなものばかり。
こういうことを考えるのは良くないが、もし主がいなくなっても、親戚の誰かに引継いでほしいと思う。





catfish
今年は大きな失敗をいくつかし、新しい楽しみを見つけ、新しい仕事をはじめ、新しい不安を抱えた。
また一年後に振り返ったとき、何か花が開いたと思えるような年になりますように。


catfish
できれば嫌な部分だけ忘れたいけれど、そう簡単に気分を変えることもできないから、せめて楽しい時間をくれた人達に感謝して寝る。ありがとう。
明日は平穏な一日を過ごせますように。
#日記

catfish
資料自体に矛盾があったり、意味のわからない仕訳があったりする上に、時間が経っていて担当者も当時のことを覚えていない。
最終的にきっちり解決できるかもわからない。
あまりに手間がかかるので様々な文句を言いたくなるのだが、起きてしまったことはどうしようもないし、いつかはやらなければならない仕事でもある。
他人の間違いに文句を言うのは精神衛生に悪いだけだが、その文句がこの先出ないようにすることは可能だ。
それに、気づいていないだけで自分もきっと間違いを犯していて、誰かがそれを修正してくれている。
そう考えれば、すこしいい気分になる。
#仕事

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底から根っこが出てきたのでばらしてみたら、えらいことになっていた。
2.5号の鉢に植替えたけれど、すぐに手狭になりそうな気がする。



catfish
かわいらしいので、取らずにそのまま置いてある。
山野草と言うほどでもないような、そこらの道端に生えている草でも、小さい鉢に植えて名札を挿したら面白くなるだろうと思う。
さしあたりこのカタバミなら、「Oxalis sp.」とでも。


catfish
新芽が二本出て、片方だけやけに長く伸びると思っていたら花だった。
先月からいろいろな失敗をして気分が沈んでいたけれど、ちょっとした慰めになった。


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わかりやすく整理したら字数が半分くらいになりそう。


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これまで使っていた百円のものを比べてみると、湿度の誤差がひどい。


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伸びた部分とその下の部分とで形が違いすぎる。というか、いびつにねじれた下の方がおかしいのか。そこがいいんだけれども。
伸びた部分の直下の節が腐ったような色になってきたのが心配。
ところで、こいつの名札はかなり疑わしい。
ネット上で閲覧できるマカレンシスの論文に写真が載っているけれど、こいつとは全然違う。
マカレンシスよりはデビリスピナに似ているけれど、それも確証はない。




catfish
羽片がワサワサ重なり合う複雑緻密な葉。縁取りがついて樋みたいになっている中軸も面白い。
琥珀色の根茎はある種の節足動物の脚のようだ。




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まだ調子が良さそうには見えないけれど、枯れずに生きてくれている。


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品種名は無し。ファウカリアは片男波というものに近い見た目だけれど、名無しなので雑種かもしれない。
何にしても、どちらもぷにぷにしていてかわいらしい。
リトープスを植替えるとき、高さと位置を整えるのに難儀した。
いろいろ試したのち、植物体をセロテープにくっつけて鉢の上からぶら下げ、横の隙間から砂を注いで植えたのが画像一枚目。
隙間がある方がいいかと思い、同じ方法で植えなおしたのが二枚目。位置がちょっとかたよったが、ひとまずこれで様子見。
リトープス熟練者の人はどうやって綺麗に寄植えしているのか。
セロテープにくっつけたリトープスを見ていると、小学校の時にやった蟯虫検査(フィルム式の)を思いだした。
今はもうやっていないらしいから、何のことかわからない人が結構いそうだ。




catfish
Rush の The Anarchist
Eric Johnson の Trademark

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こういうのを見ていると、石づけのトキワシノブがほしくなってくる。


catfish
ジャンルで言えばロックだと思うけど、好きなアーティストしか聴かない。

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なんにしても、和菓子の若鮎みたいな形の厚い葉がかわいらしい。微細な白点模様の深緑の葉に、褐色と白のふちどりがしゃれている。
家で植物を眺めたり、さわったり、枯れた下葉をピンセットで取ったり、土の乾き具合を調べたり、まんべんなく光があたるよう鉢の向きを変えたり、生長記録のために写真をとったりしていると、とてもいい時間を過ごしている感じがする。
仕事場でも町中でも嫌な思いしかしないから、なおのことそう思う。




catfish
繊細なトゲ、トゲの周りのつややかな緑色(このへん)、新芽のトゲのくすんだ紅色、ふさふさした細くてしなやかな葉。
ただただ愛おしい。
#ユーフォルビア




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地味だけれど個性的で、野生の姿をとどめているものが好き。


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先週ぶちぶち裂けるように生長しだした部分が、整った形になってきた。一週間で8mmくらい膨らんだけれど、徒長してるんだろうか。



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同じ名で売られていた中で唯一葉が白く、気になって買ったもの。
一枚一枚葉の形が違うし、裏が赤いのも白いのもある。
ふと疑問に思った。植物の血統って生産者側でちゃんと管理されているのだろうか?
原種同士の雑種、雑種と原種の雑種、雑種同士の雑種、さらには属間雑種まで存在しているのに、流通の末端では親の種名が表示されていないことが多い。
分類上の同一種であっても地域変異があったりするけれど、原産地表示はない。
かりに生産者が厳重な管理のもとで栽培していても、古くから知られている種が、研究の結果複数種に再分類されたりする。
それまでは同一種として国内栽培されているのだから、現地採集品とその子株をのぞくすべての実生は、正体不明ということになる。


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#イヤーワーム
Burn

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こんなものを見たら、そりゃあ狼にも狂人にもなるだろう、と思うくらいに。
今の世の中でも、団子とススキをお供えしてお月見をしている人はいるのだろうか?
