GRAVITY/塩おにぎり

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塩おにぎり

来るもの拒まず去るもの追わず脳味噌のコピペ

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寒いくらいの雨音がちょうどいい夜です

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散歩は狭い道ほど良い

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運命論に出会いを乗せて決定論に別れを乗せるタクシーが日々走る世界で

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酩酊する、冬の地肌に

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人生とはしゃっくりである、と一筆したためそうなほどしゃっくりが止まらない

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カウントダウン

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線香に煙草にカレーにいろんな匂いがする朝ですね

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口語で積み重ねた日々を文語ですり減らす今日この頃

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手元にあった手頃なアルコール飲料を流し込んだわけですが、いやはや夜更けですのでこのまま窓でも開け腐って眠りましょうか

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香水が一文字目で止まっている

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寒いから暖かいものを求めるのか温かいものを求めるのか、と少しだけ話が変わってきますがどちらも自然の摂理なわけでして

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漢字が平仮名になって音になって弾けて失うと初めて他人になれる

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カルヴァドスの入ったボンボンショコラ美味しい

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雨が笑って聞こえるなら少し泣いたほうがいいのかもしれないし、雨が泣いて聞こえるなら少し笑ったほうがいいのかもしれない

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誰かの影に椅子を置いて座るような愛情が1番怖いんじゃないかと

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1人で上手く生きてんなって人は、多分ですけど1人じゃ手に入らない栄養素を摂取するのが上手い人ですよね

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穴開きバケツに雨水を溜めようとするが如き幸福論

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ちょっとホグワーツに入学します

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鬱屈とした気分が晴れることもなく、風がひどく強い上に気温と一緒に気分も下がりそうだったので、コンビニで美味しいものを買った

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存在の透明化という言葉に似合わない毒性

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友達が少なくてボードゲームを全くしたことがない私、ボードゲームの話題に全く着いていけなくて自主的隅っこ退避

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人生の画質は意外と悪い方がいいのかもしれない

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朝、夢に見た人間を少し想ってしまうことを、心の浮腫みと私は呼んでいる

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どうも今日はすこぶる寒いのでどうやら星が綺麗に見えます。歩きましょうか

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ストーブの灯油を補充しにいくと冬を実感します

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どうもカラメルばかりが残った容器にスプーンを突き立てているらしい、苦い

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記憶の中の幾人かが思い出すたびにその香りを振り撒いてくる

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誰かの手を握ってホッカイロよりも早く暖まる気がするのなら、それは素晴らしいことだと思いませんか

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眩しい写真が増える冬ですからどうも目が開かないんですね、特に夜なんかは

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栞のように「さようなら」を挟まないでね

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地続きのあなたに会いたいのであって、飛び地になったあなたに会いたいわけではないのです

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内的に満たされたい日と外的に満たされたい日がある

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ただの一言が瞳に映像として、手のひらに刻印として、耳に残響として、心にぬくもりとして

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巻き戻らないから幸せなのか、巻き戻るなら幸せでないのか

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並び歩く時に赤信号を望むような愛情

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幸せだった一瞬や2人分の温もりがあるような部屋や帰り道を夜中に思い出してしまうと、それは大体不可逆の幸せで、つまるところ進行形の不幸に見えてしまって、その晩に限って厭悪してしまう

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言葉の重みを水に浮かべて気付く日々

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破壊と創造を今日は繰り返し過ぎてそろそろ神になれるかと思います

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小さい「つ」がたまに愛おしくてたまらなくなる