
おじさん
たいへん内向的ではありますが
バイク
音楽
アメ車

おじさん
相手が何となく自分に好意を持ってくれてる
と感じるタイミングと
その人に返信するのが面倒になるタイミング
大体同時説ない?

おじさん
蓋の隙間から現実が覗き込んでくる
見て見ぬふりでも視界の端
そんなもんそんなもん
明日やろうで良いやろう
本気出したら世界征服だって出来るさ

おじさん
あざとさも透けてるから
一旦落ち着いた方が良いわよ

おじさん
学校も碌に行かず入り浸っていた
新卒で就職もせずフリーターで
あの場所に縋っていた
ひょんな事から就職をしてから
突然呼ばれる事も無くなって
年に1、2回行くか行かないか
久々に呼ばれて行った
沢山の知り合い
大半は覚えてくれていた
大した会話は無い
良いライブだった
根っからの人見知り
あの頃は無理してでも
コミュニケーションをとっていた
会話の仕方も忘れた
碌に挨拶もせずそそくさと帰った
居場所だと思っていたあの空間が窮屈に感じた
仕方ない
僕が捨てたんだから
二度と戻れないステージを見上げて
途中で帰らなかった自分を褒めて
明日も仕事頑張ろう

おじさん
20代前半から中盤はバイクに時間を使い
20代後半から現在まで車に時間を使っている
ずーっと金銭的に余裕は無いから
恋人が欲しいなんて心の余裕も無かったんだな
30代、今更恋人なんて

おじさん
これくらいまで生きれたら後は良いかな
と幼い頃から思っていた年齢になった
未だ守る物は無いけれど
車のローンが残っている
まだ生きねばならない

おじさん

おじさん
それはもちろんだけど
ならば親しく無い人にはより一層の礼儀を尽くすべきだと思うんだ
赤の他人に対して礼儀の無い人
多すぎやしないか

おじさん

おじさん
その中に私がいたら一番目立つ見た目だけれど
記憶の表面にしか存在しない浅い人間
ぼんやりとシルエットで記憶している
思い出話には登場しない人間
割と気楽

おじさん
あまりに目立ち過ぎるから
現実の知り合いの居ないこの空間では
身バレが怖くて見せられない
ここは誰にも言えない心の内を
吐き出すだけのところ

おじさん
どんな人と連絡をとらなくなっても
どんなに大切な物が無くなったり壊れたりしても
あぁ、縁が無くなったんだ、と思うんだけど
人との縁が切れない努力をしろと数少ない友人に割とちゃんと叱られたので
友人に紹介された女性からくる連絡はマメに返し、会おうと言われれば出来る限り会っていたんだけど
なんの前触れも無く連絡が途絶えたので
縁が無かったんだなといつも通りな私なのです

おじさん
お前は気を遣いすぎるから疲れて嫌いなフリしてるだけだろってさ
そういう事なのかしら

おじさん
だから家に帰ったら毎回
お前はおじさんなんだ、それを忘れるなよ
と自分と向き合う時間を設けている

おじさん
悲しいかな歳の近い女性には見向きもされない
オモロ

おじさん
おじさんになっても続く付き合いだからこそ
言えない事もあるんだなぁ

おじさん

おじさん
世間の狭さを感じる事ばかり

おじさん
現実の私は冴えない
たぶんありゃ幻想だわな
もっと頑張れよ現実

おじさん

おじさん
臆病なだけだよ
優しくなんか無い

おじさん
掛れば掛けただけ無駄にはなってないと思いたいけど
何一つ残ってない今を見ると
無駄だったと思ってしまう悲しいおじさん
学生時代仲良かったはずの人達
誰1人連絡とってないもんな

おじさん
自分自身を信用してないから
かもね

おじさん
生息地域と特徴を言ったら
結構な確率で見たことあるって言われるから
下手なこと出来ないね

おじさん

おじさん
オッサンになっても一人ぼっちなのねん
