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日々 心に灯をともして参ります✨ 言葉に触れた皆さんの 心が少し整うような一日一言😊 より良い人生を歩むための 書籍などを紹介いたします 生まれ変わる 大切な朝の1分… ぜひ繋がれたら嬉しいです^^ 私自身 何者でもない 人間力向上を目指す一般人です Happyオーラを発信されている 皆さまは 勝手にフォローさせて 頂いております😊
読書
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健康
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子どもたちは時に
大人の想像を
はるかに超える言葉や行動で
私たちの心を揺さぶります

ある小学校の授業での一幕です
先生が教科書を読み始めると
一人の女の子が手を挙げ

"にこにこ"と"にっこり"は
どこが違うの?と質問しました

突然の問いに教室が静まり
辞書を開けばどちらも
"声を出さずに笑う様子"とあり
違いは曖昧でした

すると
一人の女の子が
"にこにこはたくさん笑うこと
にっこりは短く笑うことよ"
と発言し 男の子が実際に表情で
違いを表現してみせました

そしてもう一人の女の子が
"わかった!プレゼントを
あげるときはにっこり
もらうときはにこにこだよ"
と語りました

その言葉に子どもたちは一斉に
納得の表情を浮かべたのです

この答えは
どんな辞書の説明よりも
鮮やかに両者の違いを伝え
周りの大人たちの
心をも動かしました

授業の内容は予定から
大きく外れましたが
子どもたちの表情は輝き
先生の顔にも
充実感があふれていました

知識として
言葉の意味を教えるだけでは
子どもの心に真の理解は
生まれないかもしれません

子どもたちは
自らの体験や感性を通して
言葉に命を吹き込んでいきます

教師が温かく見守る中で
子どもたちは自由に考え
自分なりの答えを見つけ出し
互いに学び合うことが
できるのです

その瞬間子どもたちの瞳は
まぶしいほど輝き
私たち大人は彼らから
大切なことを教えられ
感動を覚えるのでした

#志賀内泰弘
#中野敏治
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"天行健
君子以自強不息"

天行 健やか
君子 以って自強して息まず…

天はどんな日も
確かに動いている
曇りの日も雨の日も
その動きは止まることがない

その力強くも穏やかな営みに
深い意味を
感じずにはいられない

君子とは立派な人を指しますが
私たちは完璧な人間に
ならなければと肩に力を
入れがちです

しかしこの言葉が伝えたい
本当の教えは
そうではないように思います

大切なのは"自強不息"
自分を励まし
向上させようとする
その歩みを絶やさないという
心持ちではないでしょうか

今日は何もする気が起きない
そんな日もあるでしょう

失敗して立ち止まりそうに
なることだってあります
それでもいいのです

空を見上げてください
雲は少しずつ形を変え
ゆっくりと流れています
完璧な青空でなくても
天は確かに行き続けています

私たちの歩みも同じです
大きな飛躍ではなくていい
昨日よりほんの少し自分に
優しい言葉をかけてみる

できなかったことより
一呼吸深く吸えたことに
目を向けてみる

その積み重ねが自強…
自身を育んでいく力になります

道端に咲く小さな花にも
空をゆく雲にも 私たちと
同じ命のリズムがあります

人生は長い道のりです
時には休み時には道に
迷うこともあるでしょう

それでも自分のペースで
歩みを続けられること

それこそが
空を行く天のように健やかで
力強い生き方なのだと
この言葉は優しく
教えてくれているのです

一歩一歩
息切れしないように
自分らしい歩調で
前に進んでいきましょう

#易経
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命は宇宙のように広い

私たちは日々
自分の命をあまりにも
狭い範囲で
捉えていはいないだろうか

"一輪の野に咲く花も
宇宙のすべてと繋がっている"

確かに道端のたんぽぽも
空に輝く星々も
同じ原子から生まれている

人の身体を構成する元素は
太古の星の爆発によって
宇宙に撒き散らされたものだ

この視点から見れば
生きるという行為は
単なる個人の営みではない

宇宙の悠久の歴史が
今この瞬間に自分という形で
輝いているのだ

朝日を浴び 深呼吸をする時
私たちは138億年の
宇宙の鼓動を感じている

現代社会では つい自分を
小さな存在と思いがちだ
仕事の評価や他者との比較
数字で測られる価値
そんな狭い枠組みに自分の命を
押し込めていはいないか

しかし天地いっぱいに命を
輝かせるとは 特別な偉業を
成し遂げることではない

今日 誰かにかけた優しい言葉

困難に立ち向かう勇気
夕焼けを見て感じた心の震え
それらすべてが
宇宙規模の輝きであり

その一瞬一瞬が
宇宙と共鳴する輝きなのです

私たちは皆
宇宙が自らを認識する目であり
感じる心なのです

この壮大な事実を胸に
もう少し肩の力を抜いて
天地いっぱいに
自分の命を開いていきたい

今この瞬間の呼吸が
星々のリズムと
共鳴していることに気づけば
毎日がより深い輝きを帯びてくる

命の輝きに大小もない ただ
在ること自体が
天地を満たすほどの奇跡なのです

#青山俊董
#天地いっぱい命を輝かせて生きる
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"歳寒くして 然る後に
松柏の彫むに後るるを知る"

寒い冬が訪れて初めて
松や柏が最後まで
青々としていることに気づく…


春には花々が咲き乱れ
夏には木々が生き生きと茂る
順調な時には誰もが
同じように輝いて見えます

成功も能力も その差は
ほとんど感じられないものです

でも
誰の人生にも冬は必ず訪れます
冷たい風が吹き 心に霜が降り
周囲の支えが一枚 また一枚と
散っていくような季節が…

困難が押し寄せ一人で立ち向かわ
なければならない時が…

"冬が来て真の強さを知る"

冬になってはじめて
松や柏が枯れないで
残ることがわかるように
人の真価はピンチのときにこそ
はっきりと現れる

自分の中に松や柏のように
色あせない強さが
眠っていたことに気付きます

派手ではないかもしれないが
揺るぎない芯が
自分の中にあることを

逆境の中でこそ
己の本質が輝き始めるのです

今自分は
どの季節を生きているのか
もし冬の中にいるなら
真価が問われる時です

周囲が寂しくなっても
内側の緑はむしろ
この寒さの中でこそ
強く鮮やかになるでしょう

春や夏の華やかさは
誰にでも訪れるもの

しかし冬に耐え
青々と在り続ける強さは
選ばれた者だけが持つ誇りです

今の寒さは
自分が松柏であることを
証明するためにあります
散ることを選ばず
立つことを選んだ根深さを
周囲に示すために

冬が厳しければ厳しいほど
自分の中に芽吹く命の力は
誰よりも強く
誰よりも美しくなっていく

この季節を越えた先に
春が必ず待っているのです

#論語~子罕篇~
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先生はよっぽど仕事が
お好きなんですね…

私は88歳になるまで
週6日働いてきましたが
そう言われるたびに
こう答えてきました

大好きやいうわけやない
嫌いより好きかなくらい

生きるために働き
家族を養うために
続けてきた仕事

好き嫌いを考える暇も
余裕もなかった

そんな風に
何十年も過ごすうちに
仕事はまるで
食事や掃除のように
自然な生活の
一部になったんですわ

仕事は
好きでなければならない
楽しめないと続けられない…
そんな風に思う必要はない

たしかに夢中になれる
仕事に出会えたら幸せや
でも
それは宝くじのようなもの

いつか
好きになるかもくらいの
気持ちでいたほうが
かえって長続きします

むしろ大切なのは
やらないよりはマシという
軽い気持ち

期待しすぎないから嫌なことや
面倒なことも受け入れられる

その中で
少しの喜びを見つけられれば
それで十分やと思います

仕事が嫌いになる原因は
ほとんどが人間関係

でもどんな仕事でも
続けたほうがええ

時間を持て余すと
人間ろくなことを
考えんようになるから

ほどよく忙しく
自然に続けられる仕事
それが長い目で見れば
一番しあわせな
働き方かもしれませんね

急がず焦らずよ~く考えて
大好きじゃなくても
長く続けられる仕事を
見つけていけば
ええと思いますよ

そして
歳をとってきたときには
食事や掃除のように仕事が
自然で穏やかな
習慣になっていたら
言うことなしやと思います

#中村恒子
#うまいことやる習慣
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"雨が降れば 傘をさせばよい"

何でもないことのように
思われるかもしれません

しかしこの単純な事実の中に
人生を穏やかに生きるための
大切な真理が
含まれているように感じます

世の中には 自分の思い通りに
ならないことがたくさんある

計画していたのに
雨に降られることもあれば
努力がすぐに
実らないこともあります

そんなとき
私たちはつい不満を抱いたり
状況を嘆いたりしがちです

しかし少し立ち止まって
考えてみてください

雨に対して天に文句を言っても
雨は止みません

それよりも
傘をさすか 雨宿りをするか
雨に濡れる覚悟をするか…

現実を受け入れ
その中で最善の道を選ぶことが
実際的な解決に
つながるのではないでしょうか

これは
あきらめや妥協とは違います

むしろ
現実を直視する勇気であり
状況に応じて柔軟に
対応する知恵です

素直に状況を受け入れ
それに順応する心があれば
かえって物事は円滑に進みます

経営でも 家庭でも
自分自身の成長でも同じことです

抵抗ばかりしていては
エネルギーを消耗するばかり

時には 雨を受け入れ
傘をさしながら歩みを続ける

他人のせいにするのではな
被害者意識から脱却し
自分にできる事を考える

そのような素直な心の姿勢が
長い目で見れば最も確かな
道を拓くように思えます

#松下幸之助
#道をひらく
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心の向きが人生を決める

苦しい時 ふとこう思いませんか
なぜ私だけが…
努力は報われないのか…

その答えはたった一つの
"考え方"にあります

人生・仕事の結果
=考え方×熱意×能力

ここで決定的なのは
考え方だけがマイナスになる点です
熱意と能力はマイナスにならないが

どれだけ能力や熱意があっても
考え方が後ろ向きなら
すべてが無になります

逆に
考え方が前を向いていれば
たとえ小さな一歩でも
人生は確実に好転します

今のあなたの苦しみは
偶然ではありません
それはあなたの考え方を
磨く砥石であり
強くなるための招待状なのです

逆境に立った時
自らに問いかけてください

この困難は私に何を
教えようとしているのか
答えが見えなくても
問い続ける姿勢そのものが
あなたを前へ進ませます

朝 鏡の自分に誓いましょう
今日という一日を
誠実に経営しよう

壁にぶつかった時
深呼吸して考えましょう
この経験が
私をどう成長させるのか

夜 今日の自分を認めましょう
今日も一歩 前に進めた

人生も経営も結局は
心の経営です 考え方は
今この瞬間から変えられます

心の向きを
ほんの少し変えるだけで
見える世界が変わります

"あなたの人生は
あなたの心が決める"

苦しい時こそ
そのことを思い出してください

一歩踏み出す勇気が
すべてを変える始まりです

#稲盛和夫
#人生と経営
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人の一生は
心を磨くためにある

ただしその磨き方は
自分の内面だけを
見つめてはならない

心は外に向かって開き
他者と関わることで初めて
曇りが拭われ
本来の輝きを取り戻すのだ

私たちは往々にして
生きる意味を自分の中だけに
探しがちである

内省し 自分は何が好きか
何を成したいかと
己の内面ばかりを凝視する

しかしその視線だけでは
心は磨かれず むしろ
曇りを深めることさえある

本当の磨きは 外へ向かって
開くところから始まる

隣にいる人の
小さな悲しみに目をとめ
その重さを共に担おうと
手を差し伸べる時

社会の片隅に置かれた問題に
ほんの少しでも光を当てようと
歩み寄る時

あるいは ただ無言で
誰かの喜びに
心から共に微笑む時

その一瞬一瞬に
私たちの心は硬かった
殻を脱ぎ 優しさという名の
砥石で研かれていく

生きる意味とは
壮大な答えを探す旅ではない

目の前の他者に
どれだけ真摯に向き合い
自分の心を使うか

その連続的な行為のなかで
ふと気づくものなのだ

自分という器が
他者のために注がれることで
初めて満たされるという逆説

その実感こそが
揺るぎない意味となる

外へ外へと心を開くとき
私たちは孤独な探求者から
温かな共鳴へと変わる

その共鳴こそが
人生に深みと輝きを与えるのだ

#森信三
#幻の講話
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人間は
できるだけ早くから
良き師 良き友を持ち
良き書を読み
ひそかに自ら省み
自ら修めることである

人生は
心がけと努力次第である…


新年を迎えたこの朝
静かに心を澄ませよ

人生とは ただ
過ぎゆく歳月ではない

心がけと努力次第で
運命さえも
創り変えられるものだ

元旦の朝
鏡に映る己れを直視せよ
過去の過ちを悔やむな
未来を憂うな

ただ今 この瞬間に
何を為すべきかを問うのだ

良き師とは
君を正しく導く存在
良き友とは 互いに
切磋琢磨する仲間
良き書とは 古今東西の
叡智が詰まった座右の書

こうしたものを求め
日々反省と修養を怠らぬ
これこそが
真の人間力を養う道だ

現代は便利さゆえに
心が怠惰になりやすい
だが 根を深く張らねば
嵐に倒れる木と同じ

毎朝 静かに読書し
日記を付け
己れを省みる習慣を付けよ

小さな積み重ねが
やがて大いなる成長となる

今年も共に精進せよ
心がけ次第で
君の人生は輝きを増す

さあ 立ち上がれ
新しい一年を
立派に生き抜くのだ

#安岡正篤
#人間学講話
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覚悟とは決意ではない
毎朝 枕から起き上がる
その一瞬に宿る力だ

吉田松陰はこう言った
"志なき者は 計画なき者と同じ"

覚悟のない日々は
流される小舟のようなもの
何となく過ぎ
何となく終わる

ではどう磨くか

一つ
今日という名の砥石を使え
一日一字を記さば一年にして
三百六十字を得ん
大それた志も
今日の一字から始まる
毎朝ほんの小さな約束を
自分と交わせ

たとえそれが 窓を開けて
深呼吸するだけでもいい
その積み重ねが
覚悟の骨格を作る

二つ
失敗を師とせよ
松陰も幾度も躓いたが
彼は転んだ場所に種をまいた
失敗は終わりではなく

むしろ今 進むべきでない道を
教えてくれる道標だ
悔やむな 学べ

三つ
志を声にせよ
覚悟は胸に秘めれば曇る
言葉にし空気に触れさせよ

共感を得られなくともよい
誰かに話すことで
覚悟は形を結び始める

覚悟とは 一切の迷いを
断ち切ることではない
迷いながらも なお
一歩を踏み出すことだ


今日という砥石で己を磨き
失敗という師に教えを請い
声という炎で志を灯せ

そうすれば
おのずと道は開ける
松陰が遺した言葉を胸に刻め

夢なき者に成功なし…
成功はともかく
夢を持つ者だけが本当に
前を向いて生きられるのだから

#池田貴将
#覚悟の磨き方
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他人は他人の課題
自分は自分の課題

この課題の分離は
アドラー心理学の
優しい光のような教えです

たとえば
大切な人が冷たく感じるとき
心がぎゅっと痛む

でも相手がどう感じるか
どう行動するかは相手の課題

私は自分を大切に
優しくありたいという
自分の課題に集中すればいい

そう思うだけで
胸の重荷が軽くなるのです

この考え方は
まるで温かな毛布のように
私たちを包み込んでくれます

相手を変えようと必死にならず
あなたはあなたらしく
私は私らしくと受け入れる

すると争いが減り
互いの心に余裕が生まれる

誰かを責めていた自分が
ふと"ありがとう"と微笑める
瞬間が増えていくのです

誰かに嫌われるかもしれない
不安を抱えながらも
自分を愛し信じて歩むこと

その一歩が意外と
大きな優しさを生み出します

誰かを傷つけたくない
でも自分も傷つきたくない

そんな繊細な心を優しく守って
あげられるようになるのです

今日あなたの心に
そっと問いかけてみてください
これは私の課題かな…と

きっと温かさが胸に広がり
自分も周りももっと優しく
愛おしく思えるはずです

#嫌われる勇気
#岸見一郎
#古賀史健
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general

実は私は子どもの頃から
字が下手でした
普段書く字はもちろん書道も絵も
通知表はいつも1か2でした

そういう人間がいま
言葉墨彩画家としてたくさんの
ファンの方々に恵まれ
一定の評価を得ています

書家や画家の方から
一度も非難を浴びたこともなく
むしろそういう人たちの中にも
私のファンの方がいます

この事実は とても大きな
教訓を含んでいると思うのです

中学時代のある日のことでした
国語の先生がお休みで 代わりに
教頭先生が授業を受け持って
くださる機会がありました

教頭先生は
"きょうは習字をやろう"と言い
先生は半紙を一人20枚ずつ配り

字の嫌いな私が
憂鬱な思いを抱いていると

"横棒の一だけを書きなさい
一に決まりはないから
何も考えずにあなたの
一だけをひたすら書きなさい"
とおっしゃったのです

教頭先生は黙々と書き続けている
生徒の周りを回り
各々の字を褒めては
頭を撫でてくださいました

私はその時間中に
30回くらい頭を撫でられました

文字で褒められたことのない人が
一という文字を書いただけで
褒められたことは 私にとって
目から鱗うろこが落ちるような
嬉しい体験でした

教頭先生は授業の終わりに
こうおっしゃいました

文字はすべて
この一の組み合わせなんだよ
だから素晴らしい一を書ける人に
素晴らしい字が書けないわけがない

書けないのは格好いい字を書こうとか
見本通りに書こうと思うからで

一本一本思いを込め
愛を込めて書くだけで 自分にしか
書けない素晴らしい字が出来上がる

このことは人間の生活すべてに
当てはまることなんだよ…

その教頭先生の言葉が
いまの私の創作活動 そして
人生を支え続けてくれていると
言っても過言ではありません

#ひろはまかずとし
#言の葉墨彩画家
#致知
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中学校の修学旅行
生徒たちにとって一生の
思い出になる三日間です

私は担任として
この旅をより特別なものに
したいと思い 保護者に
マル秘作戦をお願いしました

それは
子どもたちに内緒で旅行先で
家族への手紙を書く際に
保護者からの手紙を
そっと渡したいものです
楽しんでる?の一言でもいい
封をして届けてくださいと

保護者皆さんは戸惑いながらも
多くの方が温かな手紙を
私に託してくれました

出発の日
子どもたちは笑顔で集合
私の鞄には 誰も知らない
宝物が入っています

京都 奈良での一日が終わり
夕食後の宿舎 生徒たちが
家族への便りを書く時間に
私は静かに語りかけました

目を閉じて
今日一日を振り返ってみて
今朝家族が見送ってくれたこと
旅行の準備をしてくれたこと
お金を貯めてくれたこと
そんな家族の姿を思い出して…と

そして一人ひとりのテーブルに
保護者からの手紙を置きました

目を開けた生徒たちは驚き
封筒を開けました

読み始めるやいなや
部屋はシーンと静まり返り
すすり泣く声が広がっていきます

男子も女子も目を赤くして
涙をこらえながら返信を書く姿

ある男子が小さな声で言いました
先生 俺 小さい頃体が弱くて
夜中に熱を出しては 親が寝ないで
看病してくれたんだって…
今はこんなに大きくなったのに


添乗員さんも目を真っ赤にし
早く両親に届けてあげたいと
夜中に郵便局へ走ってくれました

遠く離れた地でも
子を思う親の愛
親を思う子の心は
しっかりとつながっています

思春期の子どもたち
反抗することもあるけれど
心の底ではいつも家族を
大切に思っているのです

この生徒達の手紙は
子どもたちが家に着く前に
親の手元に届きました

きっと親子は再び
温かな笑顔で抱き合うでしょう

#中野敏治
#志賀内泰弘
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general

かつて孔子は
こんな言葉を残されています

"己の欲せざる所は
人に施すことなかれ"

自分がされたくないことは
人にもしてはいけない
あまりにも有名なこの言葉ですが

もう一歩
深く掘り下げてみると
私たちは往々にしてこの言葉を
"してはいけないこと"の
リストとして捉えがちです

しかし孔子が
本当に伝えたかったのは
もう少し温かなものでは
なかったでしょうか

私が思うにこの言葉の核心は
想像力にあるのです

他人の立場に立って感じる力
痛みを想像できる優しさ
自分が"されたくないこと"を
想像するためには
まず自分自身の心に 静かに
耳を傾ける必要があります

たとえば
忙しいときに雑用を押し付けら
れるのが嫌だと思うなら
相手も同じように
感じているかもしれない

孤独が辛いと知っているなら
ふとあの人は今 寂しい思いを
していないかと考えてみる

でも
ここで終わってはいけません
論語の教えは 単なる
禁止事項ではないからです
孔子はおそらく
こう続けられたでしょうか

では自分がしてほしいことは何か
それを人にもしてあげなさい…と

"されたくないことをしない"のは
人間関係の出発点に過ぎません

本当の豊かさは 一歩進んで
相手が喜ぶことは何かを想像し
それをさりげなく
施すところに生まれるのです

今を生きる皆さまにどうか
一つだけ実行していただきたい

目の前の一人の ほんの小さな
望みを想像してみること
そして もしできるなら それを
そっと叶えてあげること

その積み重ねが きっと
あなた自身の人生を そして
周りの世界を より温かいものに
していくはずです

#平澤興
#論語を楽しむ
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general

最近リーダーシップが
よく問題にされる
遅すぎたくらいである

しかし
最初に考えるべきものは
リーダーシップではない
ミッションである

非営利組織の
リーダーシップとは何か

私がよく言うように
リーダーシップという言葉は
最近やっと真剣に
取り上げられるようになった

だがまず最初に考えるべきは
リーダーシップそのものではない
組織のミッションだ

"我々は何のためにここにいるのか"

この問いを
君自身が明確に答えられるか
それがすべてのはじまりだ

非営利組織では
利益という便利な物差しがない
だからこそ
ミッションが曖昧だと
誰もが迷い 誰もが疲弊する

君がリーダーなら
まずそのミッションを言葉にし
行動にし 体現せよ
スタッフやボランティア
寄付者みんなが
"これなら命を懸けてもいい"と
思える使命を 君が示すのだ

カリスマなど必要ない
模範を示せばいい

短期の成果と長期の使命
個人の成長と全体の調和
そのバランスを君が取る

君がミッションに忠実なら
人々は自然とついてくる
君が迷わなければ
組織は強くなる

だから今日から問いかけよう
"我々は何のためにここにいるのか"

その答えを胸に君は前へ進む
君が動けば世界は変わるのだ
さあ立ち上がろう

#ピーターFドラッカー
#非営利組織の経営
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general

金貸しの老人スクルージは
誰に対しても情け容赦ない
その強欲ぶりで街の嫌われ者

ロンドンはクリスマスイブ
しかし彼はクリスマスを
くだらないと嘲り
金勘定に勤しんでいる

部下ボブを薄給で酷使し
甥フレッドのパーティへの
招待も冷たく拒否する

貧しくも温かなボブには
病弱な幼い息子ティムがいるが
スクルージは知りもしない

その夜 独りで過ごす彼の元に
亡き共同経営者マーレイの
幽霊が現れ 鎖に縛られた姿で
スクルージに警告する

"私の生前と同じ罪を犯せば
俺のようになるぞ… "

そして 3人の精霊が現れ
自分の過去 現在 未来を巡る
旅へと連れ出される

まず
過去の精霊がスクルージを連れ
孤独な少年時代や
貧しくも楽しかった見習い時代
優しかった姉ファン
そして失われた恋人
ベルとの別れを映し出す
スクルージは胸を痛める

次に現在の精霊が現れ
貧しい人々が心温かく
クリスマスを楽しむ姿を見せる

ボブの家では病弱な子供ティムが
"God bless us, every one!"と祈り
スクルージの心を揺さぶるが
幽霊はティムは死ぬかもと告げる

最後に未来の精霊が
無言でスクルージを未来へ導く
そこには死んだ誰かの葬式があり
誰も本気で悲しまない
墓碑銘を見ると
それはスクルージ自身の墓だった

孤独な死に恐怖した彼は懇願する…
"もう一度生き直させてくれ"

目覚めたスクルージは
喜びに震え 街へ飛び出す
巨大な七面鳥を買い
ボブの家へ贈り
慈善団体に大金を寄付し
甥フレッドの家を訪ねる

甥よ許してくれ 一緒に祝おう
フレッドは涙で抱きしめる

翌日からスクルージは変わった
部下を温かく迎え 給料を上げ
ボブの息子ティムの
小さな手を握りながら思う

"金は人を救わない
愛と慈しみが人を救うのだ
これからは誰かを大切にすることで
初めて本当の人生を生きる"

クリスマスの鐘が響く中
スクルージの笑顔は街を照らした

それはただの改心ではなく
"人を大切にする"
そのシンプルで深い思いが
世界を変える力になるという
永遠のメッセージだった

#チャールズディケンズ
#クリスマスキャロル
GRAVITY
GRAVITY45
general

general

かつて 私はただの
歯を治すだけの歯科医でした

技術には自信がありましたが
医院は空席がちで
借金だけが増えていくばかり…
心は空虚で"なぜ"の問いだけが
渦巻いていました

そんなある日
大切なことに気づいたんです

診療台の上は
完璧な治療を提供していたのに
その下にいる人と
ほとんど会話をしていなかった

患者さんの緊張した手の震えにも
不安そうな目にも
私は気づいていなかったのです
これは深い挫折でした

しかしこの挫折こそが
私の最大の教師でした
そこからすべてを変えました

まず患者さんと膝を突き合わせて
治療前に十分に話す時間を作る
ご家族のことお仕事の悩み
些細な会話から"その人らしさ"に
触れようと心がけました

すると
信頼という目に見えない絆が
生まれ始めたのです

"先生に診てもらうと心まで軽くなる"
そんな言葉をいただくようになり
医院は自然と活気づいていきました

私が学んだのは
真の不敗は完璧な技術や
知識だけにあるのではなく
他者と深く関わる人間力を
土台にして初めて輝くということ

挫折は私たちに足りないものを
優しく時に厳しく教えてくれる
羅針盤なのです

ですからもし
今あなたが壁にぶつかっているなら
こう自問してみてください

"目の前のこと"だけに集中しすぎて
"そばにいる人"との心の触れ合いを
おろそかにしていないかと

その答えの中にきっと新たな一歩を
踏み出すヒントがあるはずです

#井上裕之
#不敗の人生をつくる言葉
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私は現役時代
ここぞという時に限って
負けてしまうことが
多かったんです

高校2年で
インターハイ優勝したのに
連覇はできなかった

大学の時も
いつも勝っている相手に
オリンピック最終選考会で
負けて代表になれなかった

プロでもこの試合に勝てば
世界戦という時に負けてしまう

やっぱり負けた時 いかに
練習に取り組むかが勝負所で

負けるとショックだし
悔しいじゃないですか

でも負けを原動力や
肥やしにできるか
いじけてダメになっちゃうか

この心の持ち方でその後の
展開は全然違ってきます
負けた時こそ大事です

思い返すと私が
大事な試合で負けていた時は
天狗になっていました

監督やジムの会長に対して
不平不満を言って
人のせいにしていたんです

油断大敵ならぬ"不満大敵"

ここが問題だと気づいてからは
負けた原因は
周囲ではなく自分にある

周りに感謝を持って接する
苦手な人や嫌いな人を
嘘でもいいから好きになる

そうすると本当に好きになって
結果も爆上がりしていきました

#大橋秀行
#致知
GRAVITY
GRAVITY57
general

general

人生という道程で私たちは
さまざまなノウハウやスキルを
求めがちです

効率化の技術
コミュニケーションの技法
成功への戦略…確かにこれらは
役に立つでしょう

しかし私が多くの人々の
人生の転換点に立ち会って
気づいたのは

最も根本的で最も強力な力は
"真心"にあるということです

真心とは
飾らないありのままの心です

計算や打算を離れ
相手の幸せを願い
物事に真摯に向き合う姿勢

それは一見 ビジネス書に並ぶ
成功の秘訣のように
華やかではありません…

むしろ地味で
当たり前に思えるかもしれません

しかし この当たり前こそが
いまの時代に最も希少で
最も必要とされているもの
ではないでしょうか

デジタル化が進み
つながりが薄くなりがちな
現代社会で 真心は人と人との間に
かけがえのない絆を紡ぎます

仕事においても
家族関係においても
友人付き合いにおいても

真心は見せかけの優しさとは
違う深い信頼を築きます

相手の立場に立って考える真心
約束を守る真心
困っている人に手を差し伸べる真心

そうした小さな積み重ねが
やがてあなたの人生に
驚くべき好機と
豊かな人間関係をもたらします

私自身この本を書くにあたって
心がけたのも皆様への真心です

どうすれば一人でも多くの方が
自分らしい幸せを見つけられるか
それだけを考えて執筆しました

人生の扉をひらくカギは
外にはありません
あなたの胸の中にある
温かく確かな真心の中にこそ
存在するのです

今日からほんの少しでいいので
その真心を意識して
生きてみてください

きっと世界が
違って見えてくるはずです
真心は心の扉をひらく鍵なのです

#大田嘉仁
#運命をひらく生き方ノート
GRAVITY
GRAVITY38
general

general

ある親子がロバを市場に
売りに出かけました

最初は
"ロバに乗らず歩くなんて馬鹿だ"
と人々に言われ
息子をロバに乗せます

すると
"年寄りが歩いて若者が乗るなんて"
と批判され 親が乗ります

さらには
"二人とも乗ればいいのに"と言われ
親子揃って乗ります

最後には
"可哀想に ロバが潰れてしまう"と
非難され ロバを棒に括って
ふたりで担いで歩きました

するとロバが暴れて川に落ち
流されてしまい 結局
何も得られずに終わったのです

イソップ寓話 ~ロバと親子~


他人の意見に
いちいち振り回されると
幸せはやってきません

どんなに頑張っても
世の中の人は必ず文句を言うもの

全員を満足させることなど
永遠に不可能です

だからこそ
君は自分の心に正直になりなさい

周りの声は参考にしてもいい
でも最後は自分の判断を信じて
堂々と歩きなさい

信じられる自分を作り上げる…
それが人生を後悔しない道です

#戸田智弘
#座右の寓話
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general

general

日本社会には"場の空気"が
一種の絶対支配力を持つ

この"空気"が醸成されると
人々はそれに逆らえず

時には不合理な選択さえも
集団で進めてしまう

戦時中の判断にも
この空気の力学が
働いていたと分析します

しかしこの"空気"に
流されるままでは 私たちは
本当の意味で自分らしく
生きることができません

人生の重要な選択
進路や人間関係 価値観で
周囲の空気だけを基準に
決めていては
後から深い後悔が生まれます

ではどうすれば
よいのでしょうか

第一に
いまここにある空気を
一度疑ってみることです
空気は所詮目に見えないもの

実体がないそれを
過剰に恐れる必要はないのです

第二に
小さなことから自分の判断を
積み重ねること
今日着る服 読む本 発する言葉

空気に反してもいいから
些細な選択から始めましょう
その積み重ねがやがて
大きな岐路でも自分らしい
決断をする筋肉を鍛えます

最後に
空気が変わらない場所なら
その場を去る勇気を持つこと

居心地が悪いと感じる集団の
空気に合わせて自分を
ねじ曲げるより新しい環境を
求めるのも立派な選択です


空気は確かに存在する
だがそれは運命ではない

一人ひとりが自覚的に呼吸し
思考し行動することで
新しい空気を
生み出すことができる

それがよく生きるための
第一歩なのです

見えない圧力に抗い
自分という存在を大切に呼吸する

それこそが今日から始められる
最も勇気ある生き方かもしれません

空気を超えて
自分らしく生きるために…

#山本七平
#空気の研究
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general

general

ネズミのホーが
迷路の暗い壁に震える手で
刻んだ言葉があります

"古いチーズに
早く見切りをつければ
それだけ早く
新しいチーズがみつかる…"

この言葉は
人生で最も深い痛みと
最も大きな希望を
同時に教えてくれます

私たちは皆 大切なチーズを…
要するに愛する人 夢の仕事
健康 居心地の良い日常などを
手に入れたとき

それが永遠に続くと
思い込んでしまいます

そして失う恐怖に怯え
必死に握りしめます

でも人生は容赦なく変わります

ある朝突然 大切なチーズは
音もなく消えている…

それは 病気かもしれない
別れかもしれない
突然の喪失かもしれない

そのとき 私たちの心は
ヘムのように こう叫びます

"誰が私のチーズを動かしたんだ"
"はやく元に戻せ"

でもチーズは二度と戻ってきません
本当の幸せは
涙を流しながらもホーのように
立ち上がる勇気の中にあります

古いチーズに別れを告げ
恐ろしくて真っ暗な迷路へ
一歩を踏み出すこと

最初は足が震え
心が折れそうになります

それでも歩き続けると
いつか新しい光が見えてくる

そしてそこには
かつてのチーズよりも
ずっと新鮮で豊かで
自分にふさわしい
チーズが待っているのです

あなたが失ったものを
惜しむ気持ちは尊い…

しかし
手放すことを恐れなければ
人生はもう一度輝くほどに
満ち足りたものになる

古いチーズを手放した先にこそ
本物の幸せが待っている
勇気を持ち 一歩を踏み出すのだ

#スペンサージョンソン
#チーズはどこへ消えた
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general

general

"風が強いから
木が強くなるのではない

木は自らの内に
強くなろうとする
意志を持っているのだ "

外からの圧力は
ただその意志を目覚めさせる
呼び水にすぎない…

私たちが日々出会う
困難や逆境の意味を
深く教えてくれる言葉です

問題やプレッシャーは
単に私たちを苦しめる
敵なのでしょうか

もし私たちの内側に
強くなろうとする意志…
つまり折れない心の種があれば

それらの試練は
その種を芽吹かせ根を張らせる
そのための呼び水に
変わるのではないでしょうか

では
その意志を目覚めさせ
育てるにはどうすればいいのか

天風哲学はそれを
"思考の習慣"に求めます

つまり困難に直面した瞬間
もうだめだと反射的に思う
その一歩手前で

ほんの一呼吸おいて
"この状況から何が学べるか"
"ここに自分を強くする
チャンスはないか" と
自らに一瞬問いかけること

それは天が与えた
試練だと嘆くのではなく
自らに与えた鍛錬の機会だと
捉え直す心の切り替えです

この小さな習慣の積み重ねが
やがて風雨に翻弄されない
太くしなやかな
心の幹を育んでいきます

折れない心とは
何も揺るがない
硬い心ではありません

風にそよいでも
また静かに立ち直る
しなやかさと復元力なのです

逆境を呼び水と捉える…
今日からその一歩を歩みたい

#下村澄
#中村天風
#折れない心のつくり方
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general

"民がわが父母である"

米沢藩主 上杉鷹山の言葉です

財政窮乏の中
鷹山が真っ先に行ったのは
倹約でも産業振興でもありません

民こそが国の基であるという
揺るぎない価値観の確立でした

彼は為政者を
父母である民を養う子の立場に
置き直したのです

ここにリーダーシップの
核心があります

では人を父母と見るとは
どういうことか…

それは
上から慈しむ施しではなく
自らの根源をなすものへの
畏敬なのです

民の苦しみを
我がこととして感じ
その暮らしが立たなければ
自らの存在意義もない
と考えました

民を"手段"ではなく目的とした

この思想は
単なる温情主義ではない
鷹山は民にただ米を配るのではなく
自ら立ち上がる力を与えるために
技術を教え 学ぶ場を設けました

"人を活かすことこそが国を活かす"
という確信があったからです

苦しんでいる人を救うのは当然だ

しかし真の慈愛はその人が
自らの尊厳と力に気づき
未来を切り拓けるように
することなのです

これは
現代の私たちにも通じます
人を大切にするとは
甘やかすことでも
支配することでもない

その人が持つ生きる力を信じ
引き出し 共に大地を踏みしめて
歩く姿勢ではないでしょうか

鷹山が教えるのは
慈愛とは決して
上からの視線ではなく

共に生きる者同士の
深く静かな共鳴なのです

#童門冬二
#小説上杉鷹山
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general

general

努力とは
畑を耕すようなものです

種をまけばすぐ
芽が出るわけではない
雨の日も風の日も 鍬を握り
土を見つめなければならない

その耕すという行為は 実は
土だけを変えているのではない

鍬を握る手の皮が厚くなり
腰の重心がしっかりし
曇った空の下でも
作物の息づかいが見える
その目が養われる

つまり
努力は外の何かを変える前に
まず自分自身という土壌を
変えていく営みなのです

世間は結果ばかりを求めます
けれど本当に尊いのは
結果に至るまでの 自分との
約束ではないでしょうか

朝決めたことを
夜までにやり通す
小さな自分との約束を
誰も見ていなくても守り続ける
その積み重ねが ゆるぎない
自己信頼という太い根を張る

やがてそれが
思いもよらぬ風雨にも折れない
生きる幹になるのです

努力に早道はありません
早道に見えるものは
たいていまわり道です

一歩一歩
足跡を確かめるように進む…

その歩みそのものが実は
到着なのだと 私は思います

なぜなら 歩き続けている限り
あなたはすでに道そのものに
なっているからです

これらの言葉が
皆さんの胸にスッと落ちたなら
それはあなた自身の中に
すでに"耕し続けてきた土"が
あるからでしょう

どうか今日も
その手を休めずにいてください

#藤尾秀昭
#小さな経営論
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general

"人も盆栽も
枯れるから面白いんだ…"

盆栽の枝を見ていただきたい
ある部分は枯れて白く骨のように
美しくなっています

でもその枯れた枝の
わずかな生きているところから
水を吸い上げて 春になると
青々とした新芽が吹くのです

死んだ部分と生きている部分が
同じ一本の木に共存している

これこそが命の尊厳であり
自然の深い教えではないでしょうか

草花のように
一季で散ってしまうものとは違い
盆栽は何百年も生き続けます

だからこそ手をかけ 時を重ね
心を込めて向き合う価値があるのです

人の人生も同じではないか
私たちも完璧ではありません

傷つき挫折し 時には心が
枯れそうになることがあります

でも
その枯れゆく過程があるからこそ
日々を大切に生き 手入れを重ね
自分を形作っていく
意味が生まれるのです

永遠に若く美しく
あり続けようとするのではなく
枯れていくことを受け入れ
静かに時を慈しむ

その中にこそ真の美しさが
生きる喜びがあると信じています

どうかあなたも
ご自分の人生という盆栽を
優しく大切に手入れしてください

枯れることを恐れず
その一瞬一瞬を愛おしんでください

#小林國雄
#イチから教える盆栽
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general

general

あなたが今後
自分のためにどれほどの幸運を
つくり出すことができるかは

自分の時間をどれほど
コントロールできるかどうかに
かかっている

いつも何かに
時間を拘束されていて
カギとなる人に会うことが
できなければ

当然のことながら
その人から何かを学んだり
情報を得たりすることはできない

不在の時にかかってきた
電話にコールバックできなかった
社内で起きている
最新の重要事項を知らなかった
同僚や社外の人との昼食に
外に出られなかった…など

機会に遭遇するチャンスは
大幅に減ってしまうばかりか
近くを通りすぎる
チャンスに気づくこともできない

“運”と“時間”は
お互いに関係し合っている

常に片目で機会をにらみ
片目で腕時計をにらんでいれば
さらなるチャンスを
つくり出すことができる

だから いつも自分のデスクに
しがみついている人に
幸運は巡ってこない

それでもいつかは
昇進するかもしれないが
いつも自由に
人と会っている人に比べれば
ずっと遅くなるだろう

顔を知られることは
会社の中でも外でも大切なのだ
コネクションをつくり出し
新しいアイデアを生み
自分の顔を売りものにする

そして 仕事を完璧にやり遂げ
ようとするなどして
弱点の部分にエネルギーと時間を
浪費するのではく

次の行動について考えたり
新しいチャンスを招くための
まとまった時間をつくり出す
ことに力使ったほうがいい

#マークマイヤーズ
#運をつかむ人
GRAVITY5
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general

general

仏教では運というのは
私たちが過去生から
今にいたるまでのすべての
行為発言や思いが記録されている
"業"という宇宙の貯金通帳により
決められているとされます

禅僧であった夢窓国師は
運の現れ方には三種あると述べます

"今なしたことの結果がすぐに現れる
"過去の行為などの結果が今現れる
"今なした結果が今生でなく
来世に現れるということです

今やった善行や悪行の結果が
すぐに現れないからといって
運を決める因果の法則が
あてにならないというのではない

しかし
運が差し引き勘定によってだけ
決められているものではありません

私たちの行動 言動 思いに
感謝とか喜びの心を込めると
それは大きな利息のように
私たちに幸運を引き寄せるのです

ひとつのよいことをなしたら
それに大きな利息がついて
百になって返ってくるようなものです

この思いの中でも
もっとも幸運を引き寄せるのは
自分は運がよいという
言葉をくりかえすことです

運は
運がよいと思っている人に向く
という言葉がありますが
自分は運が悪いと思っている人に
幸運は来ないのです

人間の運は自分が思っている
以上にはならないのです

ですから自分が幸運だと思えば
思うほど幸運が舞い込んで来るのです

ナポレオンが
わが辞書には不可能という言葉はない
といったのは 彼が幸運を確信して
いたからであり それがまた彼の初期の
電撃的な勝利をもたらすことに
なったのだと思います

もう一つ大事なことは
自分は幸運であると信じている人の
態度 言葉には周囲の人を引き寄せる
力があるということです

オーラがあるのです
自分は幸運だと信じている人と
話をしているとなんとなく楽しくて
その人といつも一緒にいたいと
思うようになるのです

この気持ちが仲間を増やし
協力者をひきつけるのです

仕事は他人が
させてくれると思いましょう
商売でも他人が商品を
買ってくれるから成立するのです

また地位も他人が決めて
それを自分に与えてくれるのです
決定権は他人にあるのです

自分が決めているのではない
唯一自分ができることは
自分は幸運だと確信をもつことで

これを可能にするのが
自分は幸運だといつも自分に
いって聞かせることなのです

#高田明和
#脳と心に効く言葉
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general

general

よく どこが痛い ここが悪いと
自慢げに話す人がいますが
私はこの年になるまで
頭痛がしたこともないし
肩がこることもない

そういうことをまず思わないの
そして人にいわない

その代わりいい話は
会う人ごとに自慢するの…

私の父親っていうのは
もうすごい人でしてね

雪の降る日に 学校へ行くのに
裸足で行かされたのよ

草履は腐るけども足は腐らない
だから裸足で行けって

そして学校まで裸足で行ったの

それでね
ああ…ほんとに足はくさらないなぁ
と思って

そういうのは人の目から見たら
悲惨に見えたかもしれませんが

私はそういう境遇であっただけに
不幸に対しては鈍感になり
幸福に対しては
感じやすくなったんでしょうね

たこら私は幸福の感じ方が
案外 上手なのだと思います
つまり幸福を知る才能があるのね

そういう父親に育てられたから
不幸に対して
へこまない子供になったんです

だから もういっぺん
子供の頃があるとしたら
またあの父親に
育てられたいと思っています

甘やかしすような
親に育てられたくないですね

あのね
これは私の特技なんですけど
私は"困ったな"と思うような
状態になったときに逃げずに
まるで待ち構えていたように
瞬間にさっとその中へ飛び込むの

そうやって平気で入り込むと
なんてことはないのね

だけど みんな逃げるからね

やりきれない状態というのは
その当人がやりきれない分量が
多ければ多いほど
やりきれない形になるんです

平気でいれば
ある程度 平気になれる
これくらい平気になれたと
自分で自分に自慢するのが
暮らし方のコツですね

#宇野千代
#致知
GRAVITY8
GRAVITY45
general

general

"事は紛々として忙しきも
心は晏如として泰し "

世の事象は乱れに乱れ
どれほど多忙を極めようとも
心だけはいつも穏やかで
安らかであってほしい…

私たちはとかく幸せを
遠くに探しに行きます

もっと収入が上がったら
もっと時間ができたら
もっと健康だったら…

しかしそうではない
あなたが今
息をしているこの瞬間こそ
すでにかけがえのない幸せなのだ

どれほど嵐のような日々でも
心を晏如として
保つことができさえすれば

朝目覚めたときの空気の冷たさ
お茶をすする一瞬の温かさ
誰かの声に耳を澄ます小さな喜び

それらすべてが
奇跡のように輝きだす

生きているという
ただそれだけのことが、
どれほど尊く
どれほど美しいことか

日々の忙しさの波に
呑まれそうになったとき
不安に胸が締めつけられるとき

ほんの三秒だけでよいのです
目を閉じてゆっくり息を吸って
私は生きていると心の中で
そっと呟いてみてください

そのとき あなたの心は
必ず晏如となります そして
生きることの深い深い幸せが
静かに 確かに 胸いっぱいに
広がっていくはずです

この上なく温かな教えを
生涯の灯火として…

生きているだけで あなたは
もう十分に幸せなのです

#佐藤一斎
#言志四録
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general

general

一番高い山の頂上に
立つことだけが人生の成功ではない

今日 昨日よりたった1㎝だけ高く
明るく 優しく登ろうとする
その一歩一歩が 命を輝かせるのだ…


私たちは往々にして
遠い頂点ばかりを見上げ 目の前の
わずかな成長を見過ごしがちです

しかし
本当に人生を彩り心に刻まれるのは
昨日の自分と比べて ほんの1cmでも
高くなろうとした意志
ほんの少しだけ明るくふるまえた瞬間
自分にも他者にも優しい選択ができた…
その一歩なのです

人生の素晴らしさとは
完璧で華々しい連続ではなく
不完全でもいいから 前に進み続ける
というプロセスそのものに宿ります

つまずき迷う日もあるでしょう
それでも少しを積み重ねる努力の中に
自分自身への誠実さと
生きていることの実感が生まれます

やがて振り返った時 あの一歩一歩が
あなただけの登攀の軌跡となり
何ものにも代えがたい深い満足と
自信を与えてくれるのです

人生の素晴らしさとは
壮大な目標の達成ではなく
日々のほんの小さな前進の中にある

"今日あなたの+1cmは何ですか"

その問いを胸に
小さな一歩を大切にすることこそが
揺るぎない人生の輝きにつながります

#キムウンジュ
#+1cm
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GRAVITY45
general

general

仕事は ただ生活の糧を
得るためのものではなく

人間として成長し
社会に貢献する大切な道である

仕事を通じて自分を磨き
人を幸せにし世界をよくしていく

それが仕事の本当の意味であり
人生の尊さでもある

あなたが今
どんな仕事をしているとしても
それは決して ただの作業ではない

朝早く起きて
疲れた体で出勤するその一歩も
お客様に笑顔で対応するその瞬間も

すべてがあなたという人間を育て
誰かの役に立っているのです

"仕事は自分をつくる鏡である"

どんなに小さな仕事でも
心を込めて取り組めば そこに
あなたの人間性が映し出され
立派な人格が育っていく

逆に手を抜けばその心の曇りが
そのまま仕事に表れてしまう

だからこそどんなときも
素直な心で仕事に向き合ってほしい

この仕事はつまらないと
思うときこそ この仕事から
何を学べるだろうかと問い直してみる

自分には向いていないと
思うときこそ我慢し 努力することで
どんな力が身につくのかと考える

そうやって一つひとつの仕事を
大切に積み重ねていくうちに
いつの間にかあなたの人生は
誰かのために灯る 温かい光の
ようなものになっていくはずです

仕事の本質は感謝と奉仕にある…

今日も あなたがする仕事が
誰かの笑顔につながり
世界を少しだけよくしていく

そのことに静かに感謝しながら
どうか素直な心で
一日を大切に過ごしてください

#松下幸之助
#素直な心になるために
GRAVITY
GRAVITY45
general

general

ある寒い冬の朝
少年が学校へ向かう途中
道端で凍死しそうな
小鳥を見つけました

少年は自分のマフラーを外し
小鳥を優しく包んで胸に抱き
温めてやりました

学校に着く頃には
小鳥は元気を取り戻し
空へ飛び立っていったのです

少年は遅刻してしまいましたが
先生に事情を話すと
先生はこう言いました

"君は今日 教科書には載っていない
一番大切なことを学んだね
それは命を慈しむ心だ
遅刻なんて問題じゃないよ "

道徳とは単なるルールではなく
困っている命に対して
自然に手を差し伸べる優しさ
そのものだということです

小さな親切が 誰かの命を救う
その瞬間
世界は少しだけ温かくなる

道徳の実践は
決して大それたことではなく
目の前の "今 ここ 自分"ができる
小さな選択の積み重ねです

そしてその積み重ねが
やがて自分自身をも救い
周りを照らす光となるのです

だからこそ道徳は素晴らしい
人間が人間らしく生きるための
最も美しい道しるべだからです

#平光雄
#道徳の話
GRAVITY6
GRAVITY55
general

general

"朝に道を聞かば
夕に死すとも可なり"

朝に道を聞く…
つまり自分が生涯を懸けて
歩むべき正道
真に価値ある生き方を
見出したならば

その日の夕べに
命尽きても悔いなしと

これは決して大げさではなく
むしろ極めて現実的で
冷徹なまでの覚悟の言葉です

私たちはとかく
"まだ時間がある"と錯覚し
肝心な問いから目を逸らします

何のために生きるのか
何を成し何を守り
何を遺すべきなのか…

しかし 人の命には
定まった長さはありません
明日がある保証はどこにもない

だからこそ この一節は
私たちに鋭く問いかけるのです

あなたは今日
自身に道を聞きましたか… と

道を聞くとは
悟りを開くことではありません
今日一日 誰かを本気で思いやり
自分の仕事に魂を込め
後ろ指を指されない
生き方ができたか

それだけで十分に
"道を聞く"に値するのです
死ぬ間際に後悔するのは
失敗ではなく挑戦しなかったこと
愛を伝えなかったことです

どうか今日この瞬間を
"夕に死すとも可なり"と胸を張って
言える一日にしてください

それこそが2500年を超えて
私たちに届いた孔子の遺言であり
命の最も尊い使い方なのです

#田口佳史
#論語の一言
GRAVITY2
GRAVITY51
general

general

幸せになるうえで
心の姿勢は非常に重要である

心の姿勢によって
物の見方が大きく変わるし
対応の仕方も変わる

人生のルールを受け入れれば
苦しみは減る

人生は笑いと涙
光と影でできている

悪い出来事が起こっても
それに対する物の見方を
変えることによって
受け入れなければならない

自分の身に起こることはすべて
試練であると同時に機会でもある

たとえ最悪の状況でも
プラス面を見よう

どんなに悪い出来事の中にも
よいことが隠されている

とはいえ それを発見するには
時間がかかるかもしれない

大切なのは
人生で何が起こるかではなく
自分がそれにどう対応するかが
人生をつくりあげるのだ

人生は一連の幸せな瞬間と
悲しい瞬間で成り立っているが
それぞれの瞬間を
最大限に生かすかどうかは
あなた次第である

たとえば 失業したとき
それをきっかけに
新しい扉を開くかどうか

あるいは離婚したあとに
いつまでも不幸な思いを
引きずって生きるのか
逆に新しいパートナーとの
出会いを求めるか…


"人生がレモンを投げつけたら
それに砂糖を混ぜて
レモネードをつくれ"

古い格言だが 物の見方というのは
言うなれば 味付けのことだ

人生は味付け次第で甘くも
なれば酸っぱくもなる

日々日常に起こる出来事に対する
見方 考え方で我々は
人生を変えることができる

最高の人生にすることもできるし
最悪の人生にすることもできるのだ

#マークレクラウ
#習慣を変えれば人生が変わる
GRAVITY8
GRAVITY58
general

general

私にとって見える世界が
失われたことは世界が失われた
ことに等しかった

ただただ ベッドの上に縮こまって
何も考えたくなかった

1年6ヵ月の間
私の巣ごもりは続いた

そんな生きているのか
死んでいるのか
わからないような私の魂を
呼び戻すきっかけとなったのは

かつて私が愛読していた雑誌に
ある評論家が
お書きになった 次の一文だった

"野球の試合にダブルヘッダーが
あるように
人生にもダブルヘッダーはある"

最初の試合で負けたからといって
悲観することはない

一回戦で素晴らしい試合ができた
のなら その試合が素晴らしかった
分だけ もし惨敗して悔しい思いを
したならば 悔しかった分だけ
二回戦にかければいい

その二回戦は それまでにどれだけ
ウォーミングアップをしてきたか
によって勝敗が決まってくる "


私の二回戦は
これから始まるのだと思った

一回戦とは違い 目の見えない私で
戦わなければいけない

だが この一年半というもの
二回戦を戦う準備をさせてもらった
もうウォーミングアップは十分だ

いてもたってもいられない気持ちで
東京都の福祉局に電話をかけ
ある心身障害者福祉センターを
紹介してもらった

目が見えなくなって 何から始めたら
いいのかわからない自分にとって
まず最初に必要なのは
一人で歩けるようになることと
点字を読めるようになること…
新しい人生を出発することになった

そうして私の二回戦の試合模様が
一冊の本にまとまった…
結婚し 子供を産み 盲導犬と共に
暮らす奮闘ぶりが描かれている

こうして
あの空白の一年半から
立ち直ってみて思うのは
生きる勇気を失わない限り
私たちはたいていの困難を
乗り越えていくことができる
ということである

不幸のどん底にいるときには
どこまでも奈落の底に落ちて
いくのではないかと思えてくる

だが それをこらえて
じっと痛みを耐えていれば
かならず明るい光は見えてくる

その一つひとつの困難を
乗り越えていくことが生きると
いうことなのではないかと思う

そして
一試合目がうまくいかなくても
人生にはときに
二試合目が巡ってくるのだ

そのためのウォーミングアップを
続けていくことこそが
次の一歩を踏み出すために
もっとも大切なことなのだと思う

#郡司ななえ
#365人の人間学の教科書
GRAVITY
GRAVITY40
general

general

心には十の段階があり
それぞれの段階で人の考え方や
行動が異なります

心は最初 自分自身の利害や
欲求に強く囚われていますが

次第に他者のことを
思いやる心が生まれ
物事の真実を深く見つめる
境地へと進んでいきます

人と向き合うとき…
特に言葉が中々通じない場合
相手の心がどの段階にあるのかを
理解することが大切です

すべての人が 同じ心の段階に
あるわけではありません

ある人はまだ 自己の利害に
囚われた幼い段階にあり
家族全体の調和を説いても
受け入れられないことがあります

このようなとき 無理に
自分の考えを押し通そうとすると
反発を招き逆に対話が
遠ざかってしまいます

そこで求められるのは
相手の心の段階に合った言葉で
接することなのです

心は凍った水が自然に溶けて
流れるように少しずつ
次の段階へと移っていきます

無理に相手を
変えようとするのではなく
相手が受け入れられる範囲で
穏やかに言葉をかけ
理解の種を植えることが重要です

また自分自身も十の段階のうちの
いずれかの心にいることを自覚し

相手を非難することなく
心を平静に保つことが必要です

たとえば夫婦の対話において
次の場面を考えてみてください

夫が家事の分担を頑なに拒み
仕事で疲れているからこれ以上は
無理だと言う場合 その心は自己の
負担に強く囚われた段階にあります

このとき家族のために
協力すべきだと無理に説得すると
反発を招きますね

代わりに
あなたの疲れはよく分かっている
その疲れを少しでも軽くするために
自分が家事を引き受けたいが
どの部分なら負担が減るのか…と
夫の利害に寄り添った言葉で接す

その心が受け入れやすくなったら

"お互いに負担を分かち合えば
家庭全体が穏やかになります"と
少しずつ視野を広げる言葉を加える

このように相手の心の段階を理解し
その段階に相応しい言葉を選んで
寄り添うことで
言葉が通じにくい相手との間にも
徐々に理解が生まれていきます

相手を変えようと焦らずに
自然に次の段階へと進むのを
待つ姿勢が
真の和を築く道となります

心の段階を理解し
適切な言葉で接することは
人と人が分かり合い共に
生きるための大切な心得なのです

#空海
#十住心論
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general

general

私がスターバックスで
何よりも大切にしてきたのは
人を大切にすることです

アメリカで研修中のある雨の日
一人の女性が店に入ってきました

全身を雨に濡らし
疲れ果てた様子でただその場に
立ち尽くしていました

スタッフは注文を急がず
温かいタオルとホットティーを出し
"少しお休みになってください"と
優しく声をかけました

その瞬間
私は深く心を動かされました
人は商品を買うためだけに
店を訪れるのではありません

何かを求め心の安らぎを
求めてやって来ます
私たちが提供すべきは
コーヒーではなく一人ひとりが
自分自身でいられる"場所"なのです

日本でスターバックスを始めるとき
私はパートナー全員に伝えました

忙しいときでもお客様
一人ひとりに目を向けその人が
何を必要としているのかを感じること
それが人を大切にすることです と

ある店舗で試験に落ちて
涙をこらえる高校生がいました

パートナーはそっと声をかけました
"何かお話ししたいことがあれば
聞かせてください"

心の内を話す学生に パートナーは
ただ静かに耳を傾けました
注文が増えるわけではありません

しかし数年後その学生が
再び店を訪れこう言いました

"あの時のあなたの一言が
私を救ってくれました
あの場所で私はもう一度立ち上がる
勇気を取り戻せたのです"

人を大切にするとは
特別な技術を必要としません

目の前にいる一人の人間を
その人自身として見て
心から寄り添うこと

それが人の心に深く響き
かけがえのない絆を生み出します

私たちはコーヒーを
売っているのではありません
一人ひとりの人生に
小さくとも大切な光を灯すのです

このシンプルな心が私たちの店を
心の拠り所に変えていきます
人を大切にすることが
真の価値を生むのです

#岩田松雄
#Mission
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general

general

僕が一番感動したのは
あるロケでした

玄関のドアを開けて声をかけたら
家にいたのは全員女性

大ばあちゃん 中ばあちゃん
お嫁さん 孫の女の子
四世代で暮らしてる家だったわけ

"男の人は仕事が終わったらみんな
帰ってくるんだ "って言ったら

それまで明るかった
おばあちゃん二人が
途端に暗くなっちゃったの

お嫁さんの旦那さんが
前の年に亡くなってたんです

その時に ぼくの中にひとつ
お嫁さんへの疑問が出てきた

"旦那さんが亡くなって
一人になったのなら
実家の両親が帰っておいでって
言うんじゃないの? "

するとお嫁さん
"うん いつでも帰っておいでって
言ってくれてるよ…でも帰らない"

そしたらお嫁さんが
ちょっと天を見上げて
ニッコリ笑ってこう言ったの
弾んだ声だったな…


"だって私の好きな
パパの生まれた家だもん"

その時ぼくの目から
ボロボロッと涙がこぼれた

気持ちも言葉も すごくいい
最高のお嫁さんだと思ったね

大ばあちゃんと
中ばあちゃんも涙を流していた

今のセリフ泣けるねって
ぼくが言ったら二人が
"言葉もよかったけど それより
もっと嬉しいことがある"って

私たちの大好きなこのお嫁さんが
いつか"実家に帰る"って
言うんじゃないかと ずっと心配で
しょうがなかったから…その心配が
消えた幸せで涙が止まらない


"欽ちゃん
いい質問をしてくれてありがとう"

なんてことのないぼくの質問が
最高の質問になったんだね…

そのあとのおばあちゃんたちの
セリフがまたよかった

"こんないい子が
ずっと家にいてくれるって
欽ちゃん 私たち幸せでしょ"

ぼくはもう涙が止まらなかったよ
いい言葉は人を幸せにするんだ

#萩本欽一
#人生後半戦これでいいの
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general

スーパーエイジャーといって
年齢よりも20歳以上
若い脳を持つ高齢者がいます

その方々に共通するのが
いつまでも学び続けていることです

晩年もテレビや新聞を通じて
新しい情報を仕入れ続けていたり
心身に刺激を与え続けています

それから
主観年齢の若い方も多いですね
80歳でも50歳のつもりで
色んなことに挑戦されている

主観年齢と血管年齢を
調べた研究もあって
主観年齢が低い人ほど
血管年齢も若かったんです

輪切りにしたレモンを口の中に
入れるのを想像しただけで
唾液が出てきますけど

自分は若いと思い込んでいると
生理反応まで若返るんですね

以前お話を伺った女優さんは
役柄によって肌の状態が変わると
おっしゃっていました

お婆ちゃんの役を演じると
実際に肌もカサカサになるし
若い役を演じると
背筋が伸びて
爪のツヤがよくなるというんです


逆に年齢とともに
活力が衰えていく脳を
私は"老人脳"と呼んでいます

この老人脳には
五つくらいタイプがあります

一つはやる気脳の老化です
新しいことに取り組むのが
億劫になったり
出掛けるのが面倒くさくなったり
といった傾向が出てきます

二つ目は記憶脳の老化
人の顔を覚えられなかったり
スケジュールを忘れたりする

三つ目は客観 抑制脳の老化
これは脳の司令塔といわれる
前頭前野の衰えから生じるもので
詐欺被害者やキレたりする人は
ここに当てはまります

四つ目は共感脳の老化
人の気持ちを理解する力を
司る前帯状皮質が老化することで
周りを気にしなくなってしまう
近所はパジャマで出かけたりと

五つ目が聴覚脳の老化
人の話が聞きづらい
テレビのボリュームを上げないと
聞き取れないというのも
老人脳の重要なサインです

主観年齢を若く保ち
色んなことに挑戦したいものです

#西剛志
#致知
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general

general

ある企業で新規プロジェクトの
会議が開かれた

若手社員が斬新な提案をしたが
経験豊富な上司は"現実味に欠ける"
と一蹴しようとした

しかし別の幹部が
"多様な視点こそ成功の鍵"と指摘
議論を続けることになった

若手の案は
顧客の潜在的ニーズに合致し
最終的に大きな成果を生んだ

この出来事は
唐の皇帝 太宗と家臣である
魏徴の逸話に通じる

権力者が謙虚に 家臣の声に
耳を傾けることで国が安定する

太宗は魏徴の厳しい諫言を
怒りながらも受け入れ
結果として民の暮らしを守った…

これは人間力の本質であり
知識や肩書きでなく相手を尊重し
異なる意見を受け入れる力なのだ

現代の組織でも同じことが言える
上司が感情より成果を優先し
若手の声を受け入れたからこそ
成功が生まれた

人間力は
信頼を築き組織を活性化させる
教育現場でも 教師が生徒の意見に
耳を傾けることで
学びの場が豊かになる

歴史の教訓は
時代を超えて生き続ける
人間力は人と人を結び
社会をより良くする原動力である

謙虚さと寛容さをもって
他者と向き合う姿勢こそ
未来を切り拓く鍵なのだ

#貞観政要
#人間力
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general

general

指導する時に先生方はよく
生徒を叱りますよね

だから どうして僕は生徒を
絶対に叱らないんですかって
講習会で必ず聞かれるんです
 
これは
どの教科にも通じることだけど
例えば分数で躓いている生徒に

なんで分からないんだ!と叱っても
分からないものは分かりません

なぜ分からないのか
どうすれば分かるようになるのか
指導者は生徒が理解できる方法を
教え納得させてあげればいいんです
 
音楽も同じです
こう吹いてごらん…
ダメならこうしてごらん…
こうした過程を経ることで僕自身が
その生徒から指導法を勉強できる

つまり できない生徒が僕に
新しい指導法を提供してくれるわけ

だから逆にお聞きするんです
なぜ提供者を叱るんですかって
僕に言わせれば
生徒は神様なんですよね

いい指導者っていうのは
様々な指導法を知っているんです

僕が転任先の吹奏楽部を
すぐに全国大会に連れていけるのは

これまで出会った沢山の
生徒から習った指導法を用いて
躓いている生徒を導いてあげる
ことができるからなんです
 
いい医者であれば
患者さんの顔を見ただけで
どの薬がいいか分かるでしょう

だから僕は名医になりたい
そのためにはとにかく
いろんな病気の患者さんと
付き合いたいですね
 
できない
生徒がぐずぐずしていると
イライラして すぐ叱っちゃう人が
ほとんどだけど

できなかった生徒が
できるようになる瞬間っていうのは
最高に嬉しいから

生徒がうまくなることが
僕の楽しみです…だから毎日が
楽しくて仕方がないんです

#屋比久勲
#吹奏楽の神様
#致知
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general

general

"念"という字を分解すると
今の心と書いてあります

"念じる"ということの意味は
とてもわかりやすく
文字に書いてあるのです

念とは"今の心" 今を大事にする心

今 目の前にいる人を大事にし
今 目の前にあることを
大事にすることなのです


ある時 お釈迦さまが
弟子にこう質問されました

お師匠さまは神通力にすぐれ
人の前世や来世が見える
とのことですが

私の前世は
どんなものだったのでしょうか…

お釈迦さまはこう答えたそうです

そんなことは考えなくてよいから
今日 ただ今 この刹那を
大事にして生きなさい

弟子はしばらく黙っていましたが
再び質問しました

私の来世はどんなものでしょうか

お釈迦さまは やはり静かに
こう言いました

そんなことは考えなくてよい
今日 ただ今 この刹那を
大事にして生きなさい

この刹那というのは約0,01秒…
今の一瞬一瞬のこと

現代では刹那主義と言えば
今さえよければあとは
どうなってもいいと思うこと
との意味ですが

本来の刹那主義とは一瞬一瞬を
大事にして生きる思想
考え方のことでした

どんな世に生きようとも
今生では ほかの存在に…
人だけでなく動植物全ての存在に
喜ばれる存在になることです

その念を入れた生き方は
“未来”につながっていくでしょう

今が独立して
存在しているわけではない

今の積み重ねが
未来を作っているのです

過去を悔やむことはなく
未来を心配することもない
ただ一つ考えているのは
念を入れて生きるということだ

#小林正観
#生きる大事死ぬ大事
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general

general

宿舎に向かうバスに乗る時
チームリーダーの先輩に謝ると

謝って済むならお巡りは要らん!
と思いっきり蹴飛ばされ
私はバスの外へ転がり落ちた

死にたい気分だった
バスの座席に戻っても
出てくるのはため息ばかり

外は暗く車窓に映る自分は
何とも情けない顔をしていた

しかしこのまま
終わりたくはなかった

なんとかこの借りを返したい
一年間 心に残ったトラウマと
闘いながら私は考え続け
ついに独自の野球スタイルを
あみ出したのである

守備に自信を得た私は
打撃にも磨きがかかり
攻守にわたる活躍で
西鉄の黄金時代を支えた

この体験から得たことは
単に野球の技術に関する
ことばかりではなかった

私を蹴飛ばした時の先輩の顔

極悪人のように
醜くゆがんだその顔はいまも
忘れることができない

またバスの車窓に映った
自分の顔は何とも情けなかった

顔はその人の心をつぶさに
表していることに
私は気づいたのである

バッターボックスに立って
相手ピッチャーの顔を見る

緊張してこわばっていれば
必ず甘い球が来るから
私は逃さずはじき返した

逆にキャッチャーのサインを
冷静にのぞき込んでいる時は
結構いい球が来る

意識して見れば
何気ない相手の表情から
いろんなことが分かってくる

チャンスに強いと言われた
私のバッティングもそれに
気づいていたことが大きい


顔というのは
バカにならないのである

しかし
多くの人は自分の顔について
あまりにも無知である

毎日鏡で顔を見ていても
ちゃんと見ていないのだ

特に責任ある立場の人には
もっと自分の顔に
注意を払っていただきたい

やはり人間
一番いいのは"笑顔"である

自分の生き方を貫いてきた人は
ニコッと笑っただけで
相手の心をつかむことができる

人生の辛酸を嘗め尽くしてきた
お年寄りが時に見せる
子供のような笑顔は
接する者を何ともいえない
嬉しい気持ちにさせる

どんな組織でも
上の人間から笑顔で明るく
挨拶している会社は
うまくいっているはずである

顔というのは
年とともに変わっていく

若い頃の私はいま考えると
恥ずかしくなるくらい
生意気な顔をしていた

野球選手として
脂の乗っていた頃は 目つきが
鋭いといって怖がられた

現役を退いてからは
人間的な幅も広がり
それが多少なりとも表情に反映
されいるように思っている

顔にはその人の
生きざまが刻み込まれ、
年とともに独自の味わいを
醸し出してくるものだ

顔はすべてを語るのだ

#豊田泰光
#西鉄ライオンズ
#致知
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general

general

私は早良朋さんのコミック
へんなものみっけ! のファンです

市役所から博物館に出向した
薄井透という青年が
鳥類研究者の あかりと出会い
生き物の不思議 素晴らしさに
気づいて行くという
ミュージアムコメディーです

そこに こんな場面がありました

小学生の女の子が
博物館の古い標本を見ていて
ある発見をします

でも女の子はその発見を
"偶然です"と謙遜します…
しかし博物館の研究員は
こう言って褒めるのです

例えば目的のために
狭い視野で進むと“偶然”を
見落としがちになる
でも広い視野で進めば
“偶然”に気づけて
選択肢も増えるんだ…と


これは人の"出逢い"の偶然も
広い視野というのが
関係しているに違いありません

どこかに
いい人はいないだろうか
良い出逢いに
恵まれたいと願います

私が
どんな人に会いたいかというと
ギブ&ギブの精神を持つ人です

与えて与えて
見返りを期待しない人
利他の心を持つ人
そういう人に会いたいと
いつも願っている

そう強く強く願っています
大切なのはこちらも
ギブアンドギブの
精神を持っていることです

お互いにギブアンドギブの
アンテナを高く立てていると
その電波が引かれあって
出逢うことができる

広い視野とは我欲という
狭い考えから離れ
世の中のための"義"という
広い心のことだと解釈しました

まだまだどうしてこんなにも
偶然の出逢いに恵まれるのか
明確な答えは出ていません

私は
特定の宗教も信心していません
占いやスピリチュアルな
考え方もあまり好みません

でも良き出逢いは今のところ
良い出逢いを望んでいる者同士が
引き寄せ合っての結果なのでは
と思っています

#志賀内泰弘
#へんなものみっけ
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general

成功したいのなら
周りに正しいイメージを
持たれる必要がある

賢く 大人で頼りになり
冷静で洗練されていて
信頼でき経験豊かな
ビジネスパーソン…

それが皆の目指すイメージだ

しかしどんなに細心の注意を
払ってイメージ作りに励んでも

たった一つの不注意な
言葉や行動ですべて台無しに
なってしまうこともある

政治家においても夕食会などで
人種差別的なジョークを
言ったために更迭されたりする

有名大学を卒業し
一線で活躍してきた輝かしい
キャリアが たった一度の
不注意な発言で崩れ去るのだ

だから次のことは何があっても
口にしてはいけない

政治的に正しくないコメント
差別的なジョーク あらゆる性差別
傲慢な発言
平静さを失った発言
汚い言葉
不平不満 愚痴 ゴシップ
他人についての批評 本音

こんな失言をしないためには
口数は少ないほうがいい
調子にのってしゃべり続けると
失言の可能性がはるかに高くなる

口を開く前に 少し間を置き
よく考え言いたいことを
ぐっと我慢する…

そうすれば きちんと編集された
分かりやすい話ができる

きちんと考えて話す人
言葉に重みがある人だと
相手に認められるだろう

周囲は あなたを信頼する
そして成功への道が約束される

だからいつも
意味のある発言を心がけよう

オフィス喧噪に埋もれない
重みのある言葉だ

昨夜見たテレビの話はしない
実際そんな話に誰も興味はない
愚痴や文句 不平 不満を言っても
状況はまったく変わらない

くだらない話はせず 黙っている

そして何か重要なことを
言うときだけ口を開けばいい

#リチャードテンプラー
#できる人の仕事のしかた
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general

general

母さん あなたの中で
あなたの世界が広がっている

あの思い出がこの今になって
あの日のあの夕日の道が
今日この足下の道になって
あなたはその思い出の中を
延々と歩いている

手をつないでいる私は
父さんですか
幼い頃の私ですか
それとも私の知らない恋人ですか

妄想と言うなかれ
母さん あなたの中で
あなたの時間が流れている

過去と今とが混ざり合って
あの日のあの若いあなたが
今日ここに凛々しく立って
あなたはその思い出の中で
愛おしそうに人形を抱いている

抱いている人形は
兄ですか 私ですか
それとも幼くして死んだ姉ですか

徘徊と笑うなかれ
妄想と言うなかれ
あなたの心がこの今を感じている

~徘徊と笑うなかれ~


母が認知症になった30年前には
世間の理解がまだ進んでいませんでした
認知症の家族を人目につかないよう
家から出さないという家庭もありました

でも父は
何が恥ずかしいものか
俺が愛して愛して結婚したお母さんだ
病気が心臓 肺にくる人がいるように
お母さんは病気が脳にきただけだと

いつも母の手を
固く握って散歩に出ていました

がに股で歩きながら たまに立ち止まり
"あー あー"と声を上げ
すれ違う人を誰構わず触ろうとする

散歩についていく時 私は
恥ずかしくて仕方がありませんでした

ある日の散歩中に小学生が
ばーかと言って母に小石を投げつけ
逃げていきました
私はカッとなってその子を
追いかけようとしました

すると 母に寄り添ったまま
歩いていた父が私を諭してくれたのです

病気を知らない子を叱ってはダメだ
あの子よりも問題があるのは幸之助だ
おまえはお母さんのことを
いつも恥ずかしがっているだろう…

がに股で歩こうが 声を上げようが
それは母さんが認知症を抱えながら
必死に生きている姿なんだぞ

息子のおまえにそれが分からんのか


認知症になっても
人間はその時その時を必死に生きている

父の言葉を思い出すと
いまでも涙が込み上げてきます
この言葉が後に 介護に向き合う
ことになる私の心を支えてくれました

母の心は若い頃の自分に戻り
若い頃の世界をしっかり生きている
頭の中に広がる世界に生きている
という意味では母も私も同じ

そう思えた時
正常な世界と異常な世界という
区別が消えていきました

その体験から生まれた詩です

#藤川幸之助
#徘徊と笑うなかれ
#致知
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general

general

天下のこと万変といえども
吾がこれに応ずるゆえんは
喜怒哀楽の四者を出でず

中国明代の儒学者 陽明学の祖
王陽明の言葉である

人生は千変万化
いろいろさまざまであるが
自分がこれらの問題を
テキパキと処理できる理由は

人生のいかなる変化も
つきつめれば喜怒哀楽の
四つを出ないことを知って
いるからだ… と言っている


よく考えてみれば
いかに喜び いかに怒り
いかに哀しみ いかに楽しむか
ということが
人生のすべてである

世の中には道徳というと
一切 喜怒哀楽を表面に出さない
感情などには動かされないことだ

などと頑なに信じ込んでいる
向きがあるが これは
とんでもない誤解である

人生とはいかに喜びいかに怒り
いかに哀しみ そして
いかに楽しむかということ…

つまり
いかに生きるかということに
正しい自律をたてること
原理原則をもつことである

そしてこの
正しい自律や原理原則

これが心性の学であり
人間学なのである

#伊藤肇
#陽明学
#人間学
GRAVITY
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general

general

物事には
引き際というものがある

せっかく
いい結果を残してきていても
引き際が見苦しいと
その印象だけが残って、
後々の幸運を逃すことになる

そればかりか
それまで残してきた成果も
疑われかねない

とはいえ
身を引くという行為は
勇気のいることだろう

いつ引くのかという
タイミングをはかるのも難しい

そうしているうちに
何やかやと理由をつけて
その場に居座ろうとしてしまう

だが周囲の人は
そんなところまで慮ってくれない

いつまでも意地汚く頑張って
いるように取られ
非常に見苦しく思われる

とくに日本は
引き際の美しさに深く感銘を
受けるお国柄であるように思う

引き際の美しさとは
単にその場を去ることではなく
自らの敗北や限界を潔く
受け入れる姿勢にも通じている

負けたりダメだとわかったなら
潔くそれを認め 敗者らしく
堂々としていればいい

十分に戦ったのなら
自分を卑下することはない

これが英語で言うところの
グッドルーザー

つまり負けても怒ったり
しょげたりせず潔く引く人に
なれという思想である

昔から勝敗は時の運というように
勝つときもあれば負けるときもある

だから負けたからといって
相手を憎むのはナンセンスである

負けたのなら潔く負けを認めて
降参すればいいだけのことなのだ

#渡部昇一
#人生の手引き書
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general

general

どんな出来事にも
プラスに見えるところと
マイナスに見えるところが
同居している

プラス面を評価するようになり
ものや人の見方が変わると
多くの人が笑顔で
近づいてくるようになり
奇跡がたくさん起こる

かつて台風で
青森県のリンゴの9割が落ち
741億円もの壊滅的な被害を
生じたことがあります。

ところが
その中に1人の変わった人がいました

多くの人が落ちた大量の
リンゴを見て悲しんでいるのに

その人は
1割の “落ちなかったリンゴ” を
なんとかしようと考えました

そして落ちないリンゴの名で
販売し1個1000円にもかかわらず
受験生などに飛ぶように売れました

どんな出来事にもつねに
プラス面とマイナス面があります

私たちは現象が持つ肯定的な面に
目を向けてもいいのです

人生にトラブルが多いと言う
人もいますが それは
人や出来事のマイナス面ばかりを
見ていて批判的になって
いるからかもしれません

一方で、物事を好意的に
プラスに見始めると
それほどいやなことに
囲まれているわけでは
ないことに気づきます

物事をプラスに
見るようにしていけば
その人が発散する“気”も
とげとげしくなくなりますから
多くの人が近づいてきます

頼まれることも多くなり
笑顔で話しかけられることも
多くなり 人生は楽しくなります

その結果"奇跡"も
起こるようになっていきます

#小林正観
#心を軽くする言葉
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