正直みんなに「観た方がよい」って言われた映画が多すぎて時間とオカネが足りないです。アキ・カウリスマキ監督「枯れ葉」岡本喜八監督「日本のいちばん長い日」シネマ歌舞伎「女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)」
カメラを始めたい人に、昔はリコーのGRのカメラ買ったら?とススメてたけど、私の言うとおりGRを買った人はカメラだいたいやめました。責任を感じ、これからは何からススメて良いかわかりませんと言うことにします。
渋谷駅前の屋外で3時間ほどやりすごしたけど、緑山スタジオの極寒ロケに参加したことあるからこれくらい余裕だ。武勇伝っぽくなりダサいかもしれないな。10年前の緑山スタジオロケはバカでかいカメラクレーンのスタッフだったんだけど、激務で新しく買った靴下が破けた。寒さと眠気で「もう死ぬのかな」という予感みたいなものがあった。ちなみにクレーンスタッフの1人が夜ご飯にカレーを作ってくれたんだけど、寒さで死を意識した身体だったため、いまでもそのカレーの味が忘れられない。
今日はアン・ドヒョンという韓国人の詩人の詩をのせてみようかとおもう。「いろんな言葉があるけれど人生とは誰かのために練炭一枚になることだ床が冷えてきた日から春がやってくるまで朝鮮八道で一番美しいのは練炭車が音を立てて丘を上っていく風景なのだ自分のすべきことが分かっているかのごとく練炭は一度自分の体にひがつくと延々と燃え続ける毎日温かいご飯と汁物を食べていても気づかなかった全身全霊で人を愛すると孤独な灰の塊になることを恐れてしまうだから私は今まで誰かの練炭一枚になれなかった考えてみれば 人生とは自分を粉々に砕くことなのだ雪が降り滑りやすくなったある日の早朝私ではない誰かが安心して歩けるよう道を作ってあげることも知らなかった」
大学ってさ、その人の世界に対する解像度によって必要ないってのはすごくよく理解できるんだけど、必要って言ってる人はそういう必要な解像度を持っていたりするんだよ。だからなるべく否定しないでほしいな。必要って言ってる人を。逆もそうかもしれないけど。
自分が弱ってるとき、おもしろがってギャグにしようとしたり、馬鹿にしたりするような人とは離れたほうが良いのです。なにもリアクションできないときは、そっと暖かい飲みものを差し出す、そういう人間でありたいですね。夏なら冷たい飲みものですかね。
孤独の取り扱い方。孤独をまぎらすためにお酒飲んだりするのはNG。孤独をまぎらすためにお酒を飲むと、酔いが冷めたあと孤独感は増したりする。孤独は解消しよう。手っ取り早い話、孤独っていうのは喜怒哀楽を分かち合う仲間がそばにいれば解消する。「あれ?孤独ってなんだっけ?」となる。仲間っていうのは「この人と付き合うと誰にどう思われるか」といったことを一切排除した先にいたりする。ただ付き合う人は選んだほうが良い。そりゃー言い方悪いけど輩みたいな人はね、トラブルの原因になる。たまにオシャレだったりする輩もこの世には存在する。輩を輩と見分けて、良い友達を見つけましょう。Barにいくのは△と◯の間くらい。なぜならお酒を飲むからだ。
映画が好きなら洋画は字幕でみるって感覚は20代前半までで、吹き替えじゃなきゃわからないことがあるって撮影スタジオの先輩に言われて「そうだな」と思ったのが20代後半。細かい美術とか照明とか構図をちゃんとみるなら吹き替えのほうが良いのだ。そして、吹き替えばかりみてる人を馬鹿にしちゃいけない。字幕派のほうがレベルが高いなんてことは決してない。