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あき

あき

あき

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生きなよね
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あき

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キッチンで吐く息が白い冬は来て
私の体温だけが頼り
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あき

あき

知ることだけが息をすること
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あき

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人を助けたいならまずは自分を幸福にしてあげないといけないんだ
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あき

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音声だけだと一つ一つの単語や文節はキャッチできるけど、言葉と言葉、文章と文章の繋がりや関係を判断するのが難しい
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あき

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音楽を音で聞くだけのときといざ歌詞を見て聞くときとでその曲の印象って変わったりするよね。音声だけだろうと文字があろうと情報の中身という意味では同じなのに印象は変化する。歌詞を文字として見ている時や見た後の方が感情移入も容易になる気がするし。音だけだと言葉の意味が脳に定着しづらいとかなのかな。
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あき

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まるで私は知らない世界に住んでいる、ただ一つ貴方以外をして
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あき

あき

触れていたい 
時間の箱のその中で 
貴方が世界を見るように
見えないから
言葉は心に輪郭を
壊れゆくから
存在は存在に両脚を
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あき

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どうせ僕たち生まれてから死ぬまで数えるほどしか涙なんか流さないんだから何のためだったかくらいはメモしておかないとね
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あき

あき

お前は俺みたいに酒に溺れることもできやしないってのに何でも知った気になってやがるインチキ野郎なんだよ、やいやい、そうだろ?そうじゃないならお前も俺みたいに酔いどれの一つや二つ咲かせてみせろよ、チャッピー君殿
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あき

あき

こりゃたまげたな
君ってば生きてるじゃないか
まさに生きてるんじゃないか
すごいことだね
滅多にあることじゃないよ
人が生きてるなんてね
僕はあんまり見たことないなぁ
君はそれをやり遂げているんだね
いやぁ本当にたまげたよ
今夜の酒がうまそうだ!
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あき

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いいかい、肯定できるときは
肯定しとかないといけないよ
どうせいつもはできないんだから
どうせ僕らは気を抜けばすぐに
否定しちまうんだからね
あ、今は肯定できそう
ってそう感じたときは素直に
肯定しちまえばいいんだよ
何をって?
知らないけどね、そんなことは
でもとにかく肯定しておくんだよ
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あき

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人生なんてちっとも素晴らしくなんかない
本当に全く、全然素晴らしくなんかないんだよ
でも、たぶんたけど
僕がときどき考えるにきっと
素晴らしくないことの素晴らしさ
ってのもあるんだ!
あー神様!そうでしょう?
そうでなくっちゃ
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あき

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孤独でないのならばいったいどうやって人は人を愛せるというのですか
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あき

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変わっていくこと
拒めないから
変わらないものに
心、揺れに揺れ
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あき

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貴方の瞳に照らされて
芽吹く言の葉は尽く平易
嘯く身体の地下深く業火 
表す術も知らず捧げるばかり
身を切るほどに満たされて
苦悩も憂鬱も知らなくて良い
楽園に相応しきを神様どうか
そこに私の椅子はなくとも構わない
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あき

あき

言葉に想いを込めたら伝わらないよ

花を背負わせた蝶はもう空を知れない
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あき

あき

どうか知らないでいて下さい
貴方の言葉が生まれる直前の
その微かな息の音一つで
私の胸が
こんなにも締めつけられること

どうか気付かないでいて下さい
遠くを見つめる貴方の視界の
その端にただあるだけで
私の輪郭が
曖昧に崩れ落ちてしまうこと
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あき

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遠くの国では
遠くの国の男の子が
遠くの国の女の子に恋をして
遠くの国のお花片手に
遠くの国の口説き文句を謳っているのを
遠くの国の小鳥たちは祝福しない
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あき

あき

ユーモアの中に生きなきゃならないね
だって僕らはときどき深刻に世界を見すぎるから
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あき

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こんな休みの日は天気もどきを捕まえにいこう
天気もどきは秋によく現れるらしいから
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あき

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くそったれ
まだこんなことでもたついているのか
ぼくのこころだけが
いつまでもあのときにとじこめられていて
からだとあたまだけがとしおいていく
じんせいをむだにしやがったんだ
ぼくはぼくの!
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あき

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誰でもいいはずなんだけど誰でもいいわけじゃない、だってさ!そうりゃそうだよね!何食べたいって聞かれた子供たちはたいてい何でもいいって言うんだから、本当は何でも良くないくせに!
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あき

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僕たち
ずっと土曜の午後みたいには生きられない 
アダムとイブがそれを口にしたからね
オーマイ×××!
ところで展望台に住みたいんです
って不動産屋を訪ねたら
ユニットバスしかありません
だってさ
僕らはときどき、本当にときどき
とても大切な決断をしなくちゃいけないんだね
僕ってば今更気づいたよ!
つまりさ
頭がおかしくなっちゃうような恋なんて
一生に一度か二度なんだよ
だってそうだろう?
心だって消耗品なんだからね
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あき

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ねぇありがとう、本当にありがとう
世界一幸福な奴隷にしてくれて
だからさ、僕は本気で思うよ
君のほしいものは全て手にすればいい
オーロラの見える南国も
雨音だけのレコードも
あの角の喫茶店だって
いつか店ごと買い取ろう
だからほらほら僕と行こう
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あき

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言葉を言葉たらしめる
そんな何かをどこかに
置き忘れてしまいました!先生!
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あき

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愛なんて探した君の負け 
意味なんて求めた僕の負け
lose-lose な関係もやり過ごすだけ
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あき

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こんな街中じゃ新しい星座も作れない
時計は午前3時をまわって
ブラジルの君は昼寝をしている
まるで僕への当てつけかのように

バカになった僕は 
チャンネルが君から変わらない
さながらリモコンをなくしたテレビジョン 
おなじ言葉を繰り返すだけ 
“ × ×××× ×××.”

ハローハロー、ご主人様
抜け出す術をご存知で?

庭先には知らないバンドがいて
くるぶし色の女の子の頬に
小鳥が新たな命を始めるような
そんな予感が弾ける

あぁどうか今だけは
尋ねいでおくれ ベイベー

いつか土星の輪っかに戸建を設けよう
もちろん僕たち二人だけさ
どうせ他の連中は重力負けちまうんだ
奴らの足取りは正確すぎるから!
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あき

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もちろん僕は無神論者なんだけどね。いや正確には机の足に小指をぶつけたときくらいは神様の名前を呼んだりするけどさ。きっとこういうのって良くないよね。分かってる。まあとにかく誰かと話すことは好きなんだよ。
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あき

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つまりさ、星座を作った人のことを想像力豊かと呼ぶか大雑把と呼ぶか、そういうことだよ。わかるかい?
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あき

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たとえば僕が月の裏表をひっくり返したとして、そんなに下ばかり見て歩いてる君はそれに気づくのかい
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あき

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偉い人が言ってたんだ。好きなことを仕事にしなさいって。でも困ったよな、君を愛してたってお金は稼げないんだから!
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あき

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誰かとプラネタリウムを観に行くとね、夜空を見上げて星を探すたびにその人のことを思い出すハメになるんだ
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あき

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こんな街中じゃ新しい星座も作れない
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あき

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僕らは目的があってここに来たはずなのに、ここに着いた途端それを忘れてしまったみたいなんだ
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あき

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知ってた?振り返っちゃダメなんだよ


思い出も後ろ姿もね!
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あき

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後ろ姿ってのはいいね、余白と安心感が同時に存在してる。つまり適度なミステリアス。でもミステリアスってときに危険なんだ。僕らは見えない部分に理想を詰め込みすぎるからね。人を美化し過ぎちゃう。
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あき

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あと数年で僕も四半世紀は生きたことになるらしい。ただそこに存在してるだけみたいに生きてきたというのに。さながら太平洋に浮かぶペットボトル。もういっそイースター島まで行ってしまえばいいのに。901体目のモアイ像になろう。1000年後の探検家がいつか僕を見つけるんだ。
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あき

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こぼれ落ちる月を受ける手もない
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あき

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約束が言葉の形をしていなくとも
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あき

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もし君が青年なら
死んじまった奴の言葉なんて
信用しちゃいけないんだ
そしてもし君が大人なら
生きてる奴の言葉なんて
信用しちゃいけないんだ
でもその逆ダメだよ
絶対にダメさ
青年が死んだ奴の言葉を信用して
大人が生きてる奴の言葉を信用する
それは余りにも
人間を美化し過ぎてて
同時に馬鹿にし過ぎてるから
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あき

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生き急いでみたら
生き遅れてたから
また生き急ぐ始末
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あき

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あき

あき

微かなる頭上の重み葉の落ちて
私を必要とする者がいた
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あき

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この心は如何にして
この身に選ばれけむ
誰が手によりて選ばれてけむ
尋ねども答へず
歩みつつも果てず、
花とならず 岩ともならず
この心は如何にして
我が身に選ばれけむ
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あき

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風騒ぎ梢の別れ光さす
我の醜き暴かんと欲し
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あき

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黄の蝶よ怖くはないか汝を真似て
色づく森に翅の揺らすは
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あき

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拾いあげ君の口紅色の葉を
翳してみれば風が奪う
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あき

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かすかなる夏のおもかげ宿し畔
白鳥の発つ祝はむ水面
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