
Ovaqe
きままに遊ぶように稼ぐ。のんびり会社経営。0歳育児中。政治と経済の本出版されました。数年後に海外移住予定。辺境飯と辺境音楽が好き。
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森博嗣

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母(父の再婚相手)から、同じく8年ぶりに連絡があった。先月末に父が救急搬送され、その後みるみる衰弱し、ずっと意識も朦朧としているという。そんな呆けた父が、弱々しく曖昧な意識の中で、俺に会いたいと呟いているらしい。
聞いた病状をチャッピーに説明してみたところ、添付の通り、余計なお世話みたいなことまでいろいろ返してきた。もし誰かに同じ相談をされたら、俺もだいたい同じように返答だろうと思う。AIすげえな。
人の親になってみて、改めてわかったことがある。生きることは有限で、かつて無限に広がっていた可能性の大数が少しずつゼロへと近づいていく収縮の過程だということ。
ただ、その途中でたまに訪れる喜怒哀楽や、ふいに得られる感動や、複雑な経緯が、減衰していく数直線から一瞬引き剥がし、意味不明で処理不能な無理数の領域に触れさせてくることがある。
そこに価値があると思うし、今回もきっとその一つなのだろう。
「まあ看に行くか」と思う。
おそらく、また新たに複雑な感情を抱え込むことになるだろうけど、それでも、自分の半生にのしかかっていた呪縛に、けりをつける機会ではあるはずだ。
それはきっと、父と向き合うというよりも、自分と向き合う作業なのだろう。



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最近考えた事業を口頭で説明して、一通り話し終えたら先方が言った。
👨🦰「つまり、今見たその資料を私が取引先に見せて回ったら」
👻「はい、かなりの確度で申し込みますね」
👨🦰「面白い!やろうよ!」
👻「じゃあ資料化しますね」
👨🦰「資料化不要、弊社のWEBサイトに新しい事業ページとして事業紹介ページ実装しておいてください!」
と言われた。木曜にパッケージをまとめて、金曜にその会社のサイトに新しいページを追加した。
👻「できました」
👨🦰「早!そして超作り込んでますね!おばけさんの熱意を感じます。こちらも最初のお客さん見つけてきました。2月に1本はいります。じゃあ価格決めましょうか」
👻「早!!」
👨🦰「このスピードで話進むのがおばけさんと仕事する楽しさですよ。面白くなってきましたね!」
来年はいい年になりそうだ。

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「大学は入学翌日に中退したんですよ」Yさんはさらっと言った。会社を作っては売り、作っては売りを繰り返しているという。一つの優秀なビジネスプレイヤーの形だなと思った。
数年に一度のペースで、Yさんは思い出したように仕事を紹介してくれた。その合間にも、最初に俺が利用していたサービスはみるみる成長し、気づけば大手企業に売却されていた。
久しぶりにYさんから仕事の相談が来たのは、コロナ禍の最中だった。三者で渋谷のモダンレストランで会食をした。紹介相手はM社長。Yさんいわく、昔海外放浪中にM社長と出会ったらしい。
「旅人気質ということで、おばけさんとは相性いいと思って」
「光栄です」
Yさんの近況はこういうことだった。
「事業に失敗して、いまはすっからかんなんですよ」
M社長は笑いながら、
「だから今はうちの会社を手伝ってもらってるわけなんですよ」
と補足した。
M社長の会社とは、最終的に80万くらいの取引になった。しかしその会社は倒産し、約30万の売掛は回収できなかった。むかついたので、Yさんにも事情を伝えたが、
「実は数ヶ月前にあの会社から離れたんです。紹介しておいて本当に申し訳ない」
とだけ伝えてきた。悔しかったが、それ以上M社長を追求することもできなかった。
次にYさんから連絡が来たのは、昨年の9月。たしか夜の22時頃だったと思う。
「その節はすみませんでした。ロゴデザインをお願いしたいんですが、回収できなかったお金とお詫びも込めて、50万円で受けてもらえませんか?」
「そんなに?」
「4時間後にMTGできますか?」
「深夜ですね……はい、できます」
深夜2時。通話に出たYさんは、明らかに酔っていた。依頼内容は、2分ほどで説明が終わるほどのざっくりしたものだったが、それ以上ヒアリングできる状態ではなさそうだった。
「要件は理解しました。まずは今週中に初稿のラフ案を出します」
そう伝えると、Yさんはこう続けた。
「よろしくお願いします。いや〜、さっきまで銀座のキャバクラで飲んでて、全財産使ったところなんですよ」
「全財産?」
「はい。今は自由空間にいて、今日はここで泊まります」
「自由空間?状況が全然飲み込めないんですが、大丈夫なんですか?」
「明日5000万入るんで大丈夫です」
ケロッとした声だった。
「最近はAIに全投資してます。やりたいことに全振りするために離婚もしました」
——こんなぶっ飛んだ人だったっけ?
意外というか、危うい気がした。
「もうね、今、スマホも脳もAIに繋げちゃったんですよ。だから世界も未来も、ぜんぶ視えてて」
怖い怖い怖い。
「共感はできませんが、改めて聞かせてください」
そう返すのがやっとだった。
スマホも脳もAIに繋げた。
世界も未来も視えている。
Yさんには、いったい何が見えていたのだろう。
数日後、約束どおりロゴ案のラフを描いて連絡した。しかし、それきりYさんからの返信はなかった。
「あれ? 50万は?」とも思ったが、それ以上に、連絡が完全に途絶えたことのほうが怖かった。
今ごろニューラリンクのコアの中にでもいるのか?一年が過ぎてそんなことを考えた。

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駅を降りた時妻と「ここ来たことあるな」という話をした。10年前、付き合って最初に旅行に来た町だ。なぜ気づかなかったかというと二人ともこの町を「南伊豆」と記憶していて、今回は「下田」という別の町への旅行だと認識していたからだ。割と覚えているもんだな。
家庭も、仕事も、面倒いことキレそうなこと、キレたことはいつも付きまとうが、それ以上にありがたいことにも恵まれていて、これはきっと幸せなんだろうなと思う。
急に寒くなったし日脚は早くなった。お世話になった取引先から忘年会のお誘いが来はじめた。
「しあわせ」はきっと
たくさんの「ありがとう」言えることだね
この歌詞は本当だと思う。
今年もいっぱい言ったし、いっぱいいただいた。どんな資産よりもそれはかけがえのない、最強の価値で、だってそれを交換してるってことは俺と俺の周りはSSRってことだ。静かに誇ろうと思う。

ニコラ

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筆舌

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不注意を払う

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なんだこの案件

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「世界には貧困で飯が食えない人もいるからご飯を残すな」という古い定型文があって、「こっちがご飯を残さなくなったら彼ら食べれるのかよ」という反論までセット化したと思うんだけど、事実、先進国の食糧の余剰は価格下落を招き、結局途上国の農民の困窮を強化する。
オーストラリアの小麦生産はアジアやアフリカの肥料と物流で成立しているし、チリの水産はペルーや東南アジアの漁業が支えている。ノルウェーの魚介類も飼料はブラジル産という、食糧供給を下支えしているのは貧困層の安価労働であり、フードロスが進むほど彼らは貧しくなる。
つまり「世界には貧困で飯が食えない人もいるからご飯を残すな」の本質は、搾取でできた構造を当然のように強化するなと読み替えられる。

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Storm

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エジプト:ピラミッド作る
中国:部族社会いっぱい。青銅器工房で働く
日本:縄文時代(狩猟・土器)
紀元前500年
エジプト:ペルシャ帝国属州
中国:戦国時代(キングダム直前)
日本:縄文時代(狩猟・土器)

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こんなにも毎日社会にキレて、キレたくてキレてる人たちが実社会にいっぱいいることが普通に怖い!

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ある家庭が火事をおこした場合には、何よりもまず、その左側の家屋の右側の壁と右側の家屋の左側の壁を保護することに努力しなくければならぬ。何故ならば、 例えば、左側の家屋の左側の壁を保護しようとしたとしよう。その家屋の右側の壁は左側の壁の右側にあり、ところが火事はこの両方の壁のさらに右側にあるのだから(というのは、われわれは、家屋は火事の左側にあると仮定しておいたからである)右側の壁の方が左側の壁よりもいっそう火に近いわけだからである。 したがって、家屋の右側の壁は、もしそれが保護されていないと、保護されている左側の壁に火が燃え移るより先に、燃える恐れがある。左側の壁もまた保護されていないとしても、それでもやはり、保護されていない右側の壁の燃える方が早い。だから前者を放置して、後者を保護することが必要である。このことをはっきり頭に刻みこむためには、次のように記憶していればいい。家屋が火災の右側にあるときには左壁を、家屋が火災の左側にあるときは、右壁を保護せよ。
えーと、殺意

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あれ「流儀のお勉強ちゃんとやった俺先輩、やってない後輩に教育してあげてる」みたいな風がすげーきらい。
毎度「Radioheadが音楽始めたときRadioheadは聴いてはないですよ」の構文で返してる。
もっと聴きたくなる勧め方しろや

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次に「これ」と指すので「アザラシのもぐちゃん欲しいのね、どうぞ」
「キャー」
三度目の「これ」で指されたのは俺だった。
抱きつくとキャーと笑った。こんな手口で隷属していく。

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クライアント「はいもちろん」
俺「こいつら何の話してるんですか?」
PM「意味怖」

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農業、製造、建築、介護職の賃金が上がるが、その恩恵は上記家計負担の増大に吸われる。中小企業は人手不足で倒産が相次ぐ。逆に、業務を自動化できた会社が伸びる。
若年層は生活コスト増をもろにくらい、高齢層は介護コスト増をもろにくらう。つまり、
・都市ー地方間の地域格差
・世代格差(若者・高齢者が不利)
・大企業ー零細企業間の資本格差
ここら辺が拡大する。
この格差拡大は大量の脱落者を切り捨てた上での競争激化という形に社会を変質させる。個人的には全然賛成。おもしれーじゃん。移民受け入れ辞めよう。

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⚫︎1990-2020年の日本経済の実質GDP成長率は他の先進国の平均2%に比べて1%
前者の方が異常な状態じゃねえか。「失われた30年」の前に「狂った30年」があっただけや。

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「開頭キッド」

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むかしむかし、ある国で「社会の理想は原始時代だ!原始時代に社会を戻そう」と言い始めたやべえ奴がいました。
社会を原始時代に戻すためには発達した頭脳が邪魔です。手始めに教師や医師などの知識人が処刑されました。
一通り知識人を全滅させて社会が混乱したとき、不満の声があちこちで上がります。その不満を持つ人も処刑されました。
排除対象を排除したのに社会がよくならないのは、まだ排除すべき対象があるからです。
次は外国語を話せる人が処刑されました。
それでも社会は一向によくなりません。
その次はメガネをかけている人が処刑されました。それでも社会は一向によくなりませんでした。
結局、原始時代に戻るために170万人が処刑されたところで、この国はズタズタに滅びました。
50年前の話です。
おしまい。

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絶対覚えてないだろお前


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虚空蔵菩薩 = 知恵と記憶の宇宙クラウド。全情報のアーカイブ担当 = GPT × Wikipedia × AWS S3 × Google × 超理性的共感
という明快な説明をしてくれた

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おおまじか、CSSでif関数がサポートされとる

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というかそこですんなり行くのは勇気じゃなくて狂気。壊滅させて帰ってきた時点で恐怖。
鬼ヶ島の鬼たちより強い武力を持った個人が同じ共同体にいたら俺なら機嫌を損ねないようにし続けるか、村から逃げる。
