GRAVITY/液体

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楽器とオケ、こいぬをこよなく愛している

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退職のお菓子を、全部クリスマスの赤いラッピング用紙にしてもらった。なぜならクリスマスが好きだから

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引っ越し前に調味料を使い切りたくて、毎日バター祭り

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分身して5つぐらい人生こなしたい

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都会のあからさまにブラックな急成長中のベンチャーか、地元に近くて離職率の低い若干赤字の企業か、今いる環境に留まるかで迷って、迷って迷っている、岐路

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母が生成AI手相占いにハマっているのを、黙って見るしかできない娘

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ずっと追い立てられて眠れずにいたけど、緊張案件が終わった当日に9時間寝られて、正直な体でよろしい

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AIを通さずに書いた文章を褒められて嬉しかったの、ネオ感情でウケた

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うま味調味料って味覚と同時にダイレクトに快楽に触ってくる気がして、学術的に根拠があったとしても、こんなに「快」なものが毒物じゃないのを信じられない気持ちはわかる

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久しぶりに日本の新刊の小説を読んで、母語でこの経験ができるって、2025年に生きる私たちの特権だと思った

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多くの物語がミスコミュニケーションやディスコミュニケーションによる行き違いで構成されている。現実の方はマイルドで目立たず、不和を不和と感じさせないだけで、ありふれて「ある」のだろうか。鈍いせいかほとんど知覚したことがない

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〜なんだが、を口語の逆接で使うのやめたらもっとかわいくなれちゃう気がする！

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液体さんが上司でよかったですと退職を切り出された。お互いにめそめそしながら、がんばります、がんばってねを繰り返していた。これは芯が強くてまっすぐでかわいい部下の自慢と、理想であろうと努められた私の自慢です

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各美容メディアには、100回の開閉や高さ5メートルからの落下に耐えるアイシャドウ&アイブロウケース特集をしてほしいぞ

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小説に出てきていた「うだるような暑さ」はきっとまだそうでもない。こちら2025年、湯船よりも暑い場所にいる

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お仕事でお会いした年上のお姉様に、手を握られながら、アタシ、あなたみたいな若い子好きよ、仲良くしましょと言われて痺れた。私も真っ赤な口紅に宝石をじゃらじゃらつけた高齢者になりたい

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近ごろ美しいものばかり見ている。7月ってすごい。暑さと思い出ににあてられて夏のこと好きになるかと思った

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冷凍のアップルマンゴーを潰したところに、キンミヤと炭酸、本味醂を入れて飲んでる。味醂はガムシロとか砂糖でもいいと思う。夏を飲んでる感じする

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徹底考察や完全ガイドが安易に出回っているので、感想を自分の中で純粋培養するのが難しくなっているわね

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完全な虹を見た。そういえば結局、何に命を削っているんだろうね、雨も降っていないのに傘をさしている気分だ

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美しいものを凝縮させた1日の中で唯一、濡れた靴下が弱冷車の車内温度に戦々恐々としている

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眉サロンに行く前なんです。本当です。本気はこんなもんじゃないんです

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「全然滅びなかったね」からLINEはじめていい？

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長く使っていたものを捨てると、新しい何かが舞い込み、何かが好転するような気がして、ごみの日の朝は捨てるものをうろうろ探す

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労働に熱量を注ぎ込むのを、美徳ではなくスポーツだと思っている。先に空になった方が負けのゲーム

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湿度が高くて、イヤホンをつけて耳を閉じるともうぬるい水中みたいだ

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ビジネスマンらが有能なことの証左に相手の意見を否定して優位に立とうとするテンプレが本当に嫌いなんだけど、私もまさにその文化の中にいて、構造に飲まれているのが疎ましい

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褒められて嬉しかったくせにシニカルに返しちゃった。努力に気づかれるのって恥ずかしい。ト音も様になってきたかな

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試着せずにオンラインで買ったタイトスカートの丈とウエストが誂えたみたいに体に沿っている。わっはっは、私の勝ち

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潜在的パワハラ予備軍なので、残業や即時レス、休日の勉強をやんわり強要しているけれど、テキストの語気が強いと感じたときはChatGPTに添削してもらって優しさを足している。現代はサイコパスも飼い慣らせます

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大学生に楽器の指導をしていて、実習もバイトも忙しいと言われた。その理由で辞めていった人を私はごまんと見てきたし、次は卒論と就活だし、数年したら仕事転職結婚転居出産育児介護だよ。音楽を諦める理由はいくらでもある。何が大事か決めなよ、って言わなかった

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アスパラって穂先から食べないと骨が喉に詰まりそうな気がしませんか？しませんか、そうですよね

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楽観的な性格なので、ネットでチャックが閉まるかわからないタイトスカートを買いました。着画を信じたときの勝率は五分五分

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明日の朝のために仕込んだ、ホテルオークラレシピのフレンチトーストが楽しみすぎて寝られない

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住宅街を歩いているとふといい匂いがして、何の匂いかずっと考えていた。あれだ、鮮やかなグリーンの豆を湯がいたときの、軟い春のあれ

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犬の散歩厳禁と書かれた看板の前で、わん、と呟く日課

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日記や私的な文章をしばらく書いていない。詩や感情の吐露をみっともないと思っていた頃の私が目指していた、周囲を実用的なもので満たした生活になっているのに、おい、余白がないのはつまらない、美しくないぞ

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コンプレックスは適切にお金をかけてちゃっちゃと取り払うが吉、と理解しているが、皮膚科のレーザーでやかれるたびに、現代の業だと思っている。たとえ数分だとしても痛みは本物なので

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自分は美醜について疎いけれど、君は美の側にあると思うと言ってもらったので、思い出だけで食っていきます

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自己紹介で、柴犬の柴と書きます、と言われてかなり興奮した

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気づけばローリエをホールで食べていた

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これからホムパに行ってくる。破裂音、いい語感だな

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引越し、演奏会を同じ週にクリアした。人生は動くものなので

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これは桜かな、いや梅でしょう、のやりとりを3往復ほどした

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父から受ける愛情を娘だからと享受しているのが情けない。父は私が幸せに暮らすことだけを願っていて、何も返させない