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触り&感想↓
2020年メキシコ州のエディントンでコロナ禍の中、マスクをしない派の保安官ジョーとマスクする派の市長テッド。ある日マスクをするかしないかで小競り合いになり、ジョーが市長選に出ることになるが…
☆アリ・アスター監督の最新作。小さな町でマスクする、しないで揉め事が起きるって確かにコロナ禍にあったなぁと思いました。この小さな火種から街が大炎上していくのは、だんだんと狂っていくジョーや街の人たちがおもしろかったです。SNSを上手く使ったアプローチの仕方も良かったし、陰謀論やBLMにも触れてアリ・アスターの中でも社会風刺が効いててなかなか難しい感じもありました。
ジョーとテッドがちゃんとソーシャルディスタンス守ってるところがちょっと笑えました。
#ホアキン・フェニックス #ペドロ・パスカル
#エマ・ストーン #オースティン・バトラー
#A24


Firework

0054
このような理屈で「争わないこと」を強要する自称平和主義者が多いが、事なかれ主義は弱者の理屈なのよな。
ならず者が個人という単位にとどまらず、国家という単位でさえ存在している以上、争わないことが正義であるという理屈はおよそ成立し得ない。
何か理不尽な攻撃をされて、心身を守る必要に迫られているとき、自分に反撃する力があれば当然反撃するだろう。
それができない弱者の理屈に過ぎない。
我々にとって重要なのは「争わないこと」ではなく「無用に争いの火種を撒かないこと」であろう。
事の経緯は何であれ、たとえそれがいたって正当な反撃であったとしても、反撃する力さえない自分の地位が相対的に下がり、自らの存在を脅かされるかのような感覚に陥って、諍いごとの当事者を脊髄反射で批判する、そういう構図を目の当たりにすることがあまりに多すぎる。

リア
ロコロコ
周りの騎士団からも集中爆撃食らうんだろうか

夢見る機械の修理屋

うらら
奢ってもらって当然マインドを振りかざされるのは正直嫌だと感じてしまうと思う
理由はそれを感じさせる言動が
すでに可愛くないから
ミロク
どこまでも白い世界だった。足元も、視界の先も、遥か空の向こうさえも。
白い無機質な構造物だけが、理由もなく規則性を欠いたままそびえ立っている。
ここは、白亜のアスレチック。
オジェはその中心に、ぽつりと立っていた。
白い髪、白い瞳。色の欠落した世界は、彼にとって落ち着くはずの景色――なのに、どこか違和感がまとわりつく。
背後で、かすかな気配が揺れた。
振り返ると、クルーエルティが立っていた。
白金の皮膚。透けて見える金の血管。破損した仮面の片側から覗く、冷たい光を帯びた眼。
声帯を失った彼は、言葉を発せない。
「クルーエルティ……」
名前を呼ぶ声だけが、白い空間に吸い込まれていく。
クルーエルティは無表情のまま歩み寄り、目の前で止まった。口を開閉させるが、声は届かない。ただ苦痛に歪む表情が、沈黙より雄弁だった。
オジェはその瞳を見つめた。
冷たく凍った奥底で、かすかに揺れる炎――氷の底に閉じ込められた火種のような光。
「何かあったんだろ? 話してくれ」
問いかけても、沈黙は変わらない。
それは言葉を失った叫びであり、助けを求める悲痛な訴えだった。
クルーエルティが震える手で胸を掴む。オジェは息を呑んだ。直感が告げる――ただ事ではない。
クルーエルティはオジェの手を取り、奥へと歩き始めた。白い構造物が入り組み、迷路のように複雑さを増していく。無言のまま進むうち、不安がじわりと胸を締め付けた。
――どこへ向かっている?
けれど、クルーエルティの手は強く、確かな意志を宿していた。
震えは恐怖か、それとも別の感情か。分からない。だが、離す理由もなかった。
やがて開けた空間に出る。白い箱庭。積み上がる立方体。その中心に、圧倒的な白い塔がそびえ立っていた。頂上は霞み、どこへ続くのかも分からない。
クルーエルティは塔を見上げ、決意の光を宿す。
そして、迷わず歩き始めた。
塔に近づくほど、空気は重く冷たくなる。拒絶の気配。
閉ざされた壁にクルーエルティが触れると、白が光へと転じた。強烈な輝きに視界が焼かれ、オジェは思わず目を閉じる。
次に目を開いたとき、光のトンネルが口を開けていた。
迷いのない背中が進む。オジェはその後を追った。
光の中は、音も時間も失われたような静寂。
永遠にも思える歩みの果て、眩い出口が見えてきた。
抜けた先は、白い砂漠だった。白い地面、白い空。遠くに白い山。
そして空には、巨大な白い球体が浮かんでいた。もう一つの月のような、不気味な静寂をまとった存在。
「……これは」
声は砂に吸われるように消える。
クルーエルティは、悲しげな表情で空の球体を指した。
言葉がない。だから、目で語るしかない。
その瞳には、深い悲しみと揺るぎない決意が、静かに燃えていた。
白い砂の上を歩き、球体の真下に辿り着く。
脈動するそれは、生き物のように蠢き、表面に古代の詩のような白い文字が浮かび上がっていた。読めない。だが心が震える。
――(……見て)
声を持たない彼の内の声が、確かに届いた気がした。
クルーエルティが球体へ触れる。
瞬間、視界が光に飲まれ、オジェの意識は途切れた。
目覚めると、そこは元のアスレチック。白い塔がそびえ、クルーエルティが無表情で立っている。
ただ――その瞳には、微かな笑みが浮かんでいた。
(……終わった)
声にならない言葉が伝わる。
オジェは悟った。白い砂漠は夢ではなく、彼はあの球体の力でこの世界を救ったのだ。
そしてその代償に、再び言葉を失ったのかもしれない。
「クルーエルティ……ありがとう」
オジェの言葉に対し、クルーエルティは静かに頷く。
二人の間には、もはや言葉は必要なかった。
守りたいものがある。
壊れても、失っても、残るものがある。
それが互いの存在だ。
白いアスレチックに、穏やかな風が吹き抜ける。
二人は寄り添い、ただその風を感じていた。
これから何が待ち受けようとも――
共に歩く未来だけは、白く濁らず、確かな輪郭を描いていた。
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