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【連続GRAVITY小説】
〜Gravity-Link〜

第四十三話:無邪気な好奇心、甘い観察者 ―ももたろうの視点―

 「ふふっ、今日は一段と賑やかだなぁ」
 私はタブレットを片手に、ルームから溢れ出すみんなの感情を、まるでカラフルなドロップを眺めるような気持ちで楽しんでいた。この「Gravity-Link」は、私にとって世界で一番おもしろい人間観察の場所。
 まぁずさんたちの不器用な恋や、もちこさん、葵さん、きびさんたちの複雑な想い。最年長のやざわさんが見せる大人の余裕。それらが混ざり合って、一つの大きな物語を紡いでいく。みんな一生懸命で、少し滑稽で、でもたまらなく愛おしい。私にとっての愛とは、誰かを独占することじゃなくて、こうしてみんなが輝く景色を、特等席で見守っていることだと思っていた。
 ……でも。
 最近、どうしても私の観察眼を狂わせる「ピース」が一つだけある。
 それは、軍師のテスターさん。
 彼が冷徹な理論でルームを揺さぶるたび、私の胸の奥で、正体不明のワクワクが跳ねる。「どうしてそんなふうに考えるの?」「その仮面の下には、どんな顔が隠れているの?」――。それは恋と呼ぶにはあまりに無邪気で、けれどこれまでの好奇心とは明らかに違う、熱を帯びた探求心。
 彼という難解なパズルを、誰よりも先に解き明かしたい。もし、そんな独占欲を「恋」と呼ぶのなら、私は今、生まれて初めてその入口に立っているのかもしれない。
 やざわさんの深い声が、ルームの熱を優しく包み込んだ。
 あきっくすさんが口を開く一歩手前。私はいたずらっ子のような笑顔を浮かべて、マイクをオンにした。
「みんな、そんなに難しく考えなくていいんだよ。今のこのルームは、まるで美しい絵みたい。どんな色が増えても、それが一つになるなら、きっともっと素敵な景色になるはずだよ」
 私の無垢な言葉が、緊張に満ちた空気にふわりと溶ける。
 さあ、準備は整った。管理人のあきっくすさん、あなたが描く「次の色」を、私に一番近くで見せてほしいな。
(つづく)


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#第43話
#ももたろう視点
#個人視点全て終わり
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