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謝罪ラ

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ガメラの破壊シーンばっか記憶に残っててトシオのこと1ミリも覚えて無かったマン
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ルサンチマン

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映画「淵に立つ」5点満点で4.4点

一昨日新宿ピカデリーで最終日公演で観て、昨日レビューした「愚か者の身分」と同じくらい好きで、また違った怖さの映画。

こちらは犯罪者は出てくるものの、アウトロー映画というよりはヒューマン映画、家族映画という感じだろうか。

予備知識なしの最初見た時のインパクトでは4.6点くらいだった。

日本とフランスの合作映画であり、カンヌ国際映画祭でも賞を獲っている。

舞台は日本であるが、フランス映画の血が入っているだけあって芸術性があり、色使いなども意味を持つ。

【物語】ネタバレなし
家族だけで小さな金属加工の会社をしている一家があった。

社長であり夫でもあるトシオと、妻のアキエ、小学生の娘のホタルの3人暮らし。

夫婦の関係は冷えており、キリスト教を信仰するアキエとその影響を受けているホタルが食事前のお祈りや感謝をしている時も、それを待たずにトシオは食べ始めている。

夫婦の会話はほとんどなく、ほとんどが一方的にアキエがトシオに何かを伝え、トシオはうなずいたりうなずかなかったりする程度。

そんな家庭にある男が訪ねてくる。

黒いズボンに白いワイシャツの男は、大きな犯罪をしたらしく服役して刑期を終えたばかり。

社長であり夫でもあるトシオは、妻のアキエに何ら相談もなく、そんな危険な男を住み込みで働かせることにする。

男は礼儀正しく家族に気を遣っている様子ではあるものの、風呂上がりに半裸で部屋の中にいたり、太々しいヤバい奴のオーラが時々滲み出ている。

映画内にBGMはほぼなく(流れてる記憶がない)、セリフも少なく、常に何か起こりそうな不穏な空気が流れている。

そして礼儀正しさを貫いていた男が、とある発言をすることによって、不穏な空気はより一層加速していく。

インパクトを重視したいので、極力この先は言わないでおくが、妻アキエがキリスト教をやっていることはファッション的な設定ではなく、罪と向き合い許すという生き様が物語を一層深くむずかしいものにしていると思う。

罪や罰、家族、夫婦、絆、許し、癒し、葛藤などさまざまなテーマが折り重なっており、見終わった後に非常に考えされられる。

また、あの時何が起こったのか。
あの発言の真意は?
なぜその並びでその順番だったのか。
など、ハッキリと描かれていないところが多々あり、物語側からハッキリした答えが提示されないので、全部1から10まで説明してくれる映画が好きなような人にはオススメできない。

そのかわり、考察甲斐はめちゃくちゃあるので、夫婦やカップルで観たり、ネタバレ映画レビューなどを見ながら考察するのは楽しいと思う。


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ろりあ

ろりあ

マモル、これからもガム噛んでええぞ。
トシオ、こういうことや。勉強してくれ。
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ろりあ

ろりあ

むー、ということはトシオの献策と逆のことをすれば勝てるっちゅーことやな!?
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ろりあ

ろりあ

今日も間に水本さんが入ってのマモルとトシオ分断作戦
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ろりあ

ろりあ

スタメン発表でムギちゃんの名前が呼ばれると場内が大きく盛り上がる...それが答えだ。マモル、トシオ、そういうことだぞ。
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