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bule
みんなにズブズブズブズブ言われて😂


ふく
「よーし落しぶたしょっと」
(落しぶたズブズブズブズブ…)
これって正解なのかなあ…[目が開いている]

紗夜
1ヶ月後に推しのライブ控えてるのに5月からドボンした別の沼から抜け出すどころかズブズブズブズブ深みにハマっていってて全然熱が戻ってこない…フリの練習もしてないし必要なものもなんも揃えてない、自分が憎い、、
象山ノート
第8話 コウジョウ、年金の森に迷いこむ。
霧がたちこめる、朝も夜もない不思議な森。
そこは、地図にも乗っていない——年金の森。
「こ、ここはどこ…?」
控除の妖精コウジョウは、いつものように納税の谷間を飛んでいたはずだったのに、気がつけば、どんよりと湿った空気の中にいた。
森の奥には、奇妙な小屋。煙突からは、もくもくと白い煙。
コウジョウがそっと扉を押すと、中からギィィィと不気味な音とともに、ひとりの男が現れた。
長い髭、曲がった杖、赤いローブ。
そして、何より目立つのは、彼の手に抱えた一冊の古い本——
**『年金台帳』**と書かれている。
「ようこそ…若き納税者よ……ふぉっふぉっふぉ」
「だ、誰!? 魔法使い!? それとも…年金の…なんとか?」
「わしはキンネーン。この森の賢者じゃ。年金の過去と未来、すべてを見通す者…と、昔は呼ばれておった。いまは誰も来んがの…」
コウジョウは眉をひそめる。
どうにも、このキンネーンとやら、まともじゃなさそうだ。
「年金って、将来もらえるんだよね?ちゃんと払ってるし…」
「ふぉっふぉっふぉ……“もらえる”とは限らぬ。払った額と、もらえる額は……おぬしの“運命”次第じゃ……」
そう言って、キンネーンは水晶玉を指さした。
玉の中には、ぼんやりと“支給開始年齢75歳”と書かれている。
隣には、小さく“未納期間あり”の文字も。
「えっ、えっ!? こんなに遅いの!? しかも減ってる…?」
「ふぉっふぉっふぉ……それが“年金沼”というものじゃ。気をつけぬと、沈むぞい……」
そう言った瞬間、コウジョウの足元が、ぐにゃりと沈んだ——
年金沼の底から、アイの声が聞こえた。
「うわっ!? ぬ、ぬま!? ぬまってなに!? 足が……足があああああっっっ!!」
ズブズブズブズブ……
コウジョウの足元が、灰色の液体に沈んでいく。
その液体はただの泥ではない。泡とともに浮かんでくる言葉たち——
「マクロ経済スライド」
「平均余命」
「財政検証」
「賦課方式」
「未納率」
「3号被保険者問題」
「うわあああああ! 難しいワードばっかりぃぃぃ!!」
コウジョウは叫びながら、年金沼に吸い込まれそうになる。
「ふぉっふぉっふぉ……抗うでない。それが制度じゃ……」
キンネーンは高らかに笑い、水晶玉をくるくる回す。
そのとき——
「コウジョウーーーーッ!!!」
森の奥から、聞き覚えのある声が響いた。
恋の精・アイだった。
胸に「老後2000」と書かれた謎の救命浮き輪を持ち、木々をかき分けてやってくる。
「しっかりしてコウジョウ! 年金は“制度”だけじゃない、“信頼”なのよッ!!」
「え? え? なに言ってるのアイ!? 今それ言うタイミング!?」
アイは沼のほとりから、浮き輪を必死に投げる。
「これに掴まって! 老後を“個人でどうにかしろ”って言われたって、私たち、支え合えば生きていけるわ!」
ドボォン!
コウジョウはなんとか浮き輪をつかみ、ズルズルと岸へ引き上げられる。
濡れた羽をばたばたさせながら、アイの顔を見上げた。
「ありがとう…アイ……なんかもう、制度とか理解できなくても、君の声が聞こえてよかった……」
その横で、キンネーンは杖を地面に突き立て、つぶやく。
「……恋か。ふぉっ……若者よ、制度に抗う力、それもまた……財源じゃな……」

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bule
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紗夜
生まれて四半世紀以上ひたすら否定され続け自己肯定感が地に落ちた女。最近になって漸く人権らしきものを獲得し始めました。同性に名前のつかない気持ちを持つことがあります。社会でなんとか生きながらえているADHD。音楽好きの写真好き。ときどきダブルワーク。
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ふく
本が大好きです。
ただ吐き出したいだけなので年齢やら住まいやら個人的なことは聞かないでいただけると嬉しいなあ…!
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象山ノート
🤔無趣味かなぁ
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