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13年間。

ずっと一緒にいた。

最期は頻繁に痙攣を起こして、苦しみながら倒れてしまった。安らかにいかせてあげれなかった。

家族全員が集まっていただけよかったと思う。ひとりの時に倒れなくてよかった。

その後、式場とか予約とか色々あったから、しばらくその遺体はリビングに置かれていた。周りにはたくさんのお花と、腐敗しないように氷嚢を置いて。

撫でてもただひんやりとした感触しかなくて。瞳が開いてしまうたび、閉じてあげた。

仕方ないけど、見るたびに辛かった。つい最近まで散歩のたび、腰が悪くてしっぽは動かなくなってしまったものの、嬉しそうに母の元へと走っていたはずなのに。いつの間にか食は細くなっていて、前はお医者さんからも「肥満ですね」って言われていたのに。骨の形がわかるほどに痩せていた。

小さい頃クリスマスプレゼントに貰ったジュエルポッドのアルバムにいる元気そうな姿、3DSのアルバムで撮っている散歩の様子。

窓の外にいる人に吠えなくなったのは、いつからだろうか。しっぽが動かなくなったのは、いつからだろうか。思い出せない。もっと、もっと一緒にいればよかった。家にいることが当たり前だと思ってしまっていた。

最期のお見送りの時、家族はみんな仕事で父と私しか見送ってあげることができなくて。

抱っこしますか？と聞かれた時、私はできなかった。死んでいると信じられなかった。それが抱き上げた時、そんな望みも消えて、死に向き合うことになってしまうから。

昔はあんなに重くて、抱き上げるのも精一杯だったのに、息をひきとる前に抱き上げた時、スクールバックよりも遥かに軽かった。

父は抱っこしますか？と聞かれて、お願いします、と言った。そうした時、力なくだらりと垂れた首は、今でも鮮明に覚えている。

悲しくて悲しくて、寂しくて。小さい頃からずっと一緒にいたはずなのに、今では手の届かないところへ行ってしまった。

苦しかったよね。辛かったよね。ごめんね。

年を重ねるたび、自分の成長とともに、周りの大事な存在も衰えて、消えていく。

後悔しない選択をしていきたいと、心から思う。

はぁ、スッキリした。
亡くなったのは12月でもう２月近く経つし、だいぶ立ち直ったけど、なかなか本音を現実でぶち負けれないからここで吐いただけです。

お気になさらず✌️

#ひとりごとのようなもの

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