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【こあじさんの思想】バチコリ長文編

「粗悪なポジティブ」と「良質なネガティブ」

私は、ポジティブな人や、前向きに物事を考えることが嫌いなわけではない。

前向きになれることは、とても素敵なことだと思う。
希望を持つことも、未来を信じることも、時には人を救う力になる。

ただ、私はひとつだけ疑問に思う。

「ポジティブであれば、それだけで人を救えるのだろうか」

私は、そうではないと思っている。

むしろ、相手の状態を見ずに投げかけられる「とりあえずのポジティブ」は、時として人を傷つけることがある。

私はそれを、便宜的に「粗悪なポジティブ」と呼んでいる。

例えば、精神的に弱っている人に、

「大丈夫だよ」
「もっと前向きに考えよう」
「健康な心でいようね」
「きっと良いことがあるよ」

と声をかける。

もちろん、そこに悪意があるとは限らない。
むしろ「励ましたい」「元気になってほしい」という善意から出ていることも多いと思う。

けれど、言葉を受け取る側が今どこにいるのかを考えずに差し出されたポジティブは、時として「あなたも私が考える前向きな状態になりなさい」という押しつけになってしまう。

「健康な心でいようね」と言われたとき、私はふと思った。

では、健康な心とは何なのだろう。

落ち込まないことなのか。
不安にならないことなのか。
いつも前向きでいることなのか。
毎日楽しく過ごせることなのか。
働けることなのか。
人に迷惑をかけないことなのか。

その具体的な定義を尋ねても、明確な答えは返ってこなかった。

それなのに、「健康な心」という言葉だけが正しいものとして置かれている。

そこに私は違和感を覚えた。

人間なら、落ち込むこともある。
不安になることもある。
何もしたくない日もある。
未来が怖くなることもある。

それらをすべて排除して「前向きで健康な心」にならなければならないのだとしたら、そもそもそれは誰のための健康なのだろうと思う。



私は「粗悪なポジティブ」という言葉と対比させるために、「良質なネガティブ」という言葉を使っている。

これは、ネガティブ思考なら何でも良いという意味ではない。

「どうせ無理」
「何をやっても駄目」
「全部終わりだ」

と考えて思考を止めてしまうのであれば、それもまた自分を苦しめるものになる。

私が言う「良質なネガティブ」は、現実を直視するためのネガティブだ。

「今回はここで失敗した」
「自分はこういう状況になると無理をしてしまう」
「このまま続けたら、また同じことが起こるかもしれない」
「では、次はどこに予防線を張ればいいだろう」

そうやって、自分にとって都合の悪い現実から目を逸らさず、その先を考える。

それは一見するとネガティブに見えるかもしれない。

けれど、私はそのほうがずっと建設的な場合があると思っている。

無理をして、自分に嘘をついて、「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせて、現実から逃げるように前向きになったとしても、抱えている問題そのものが消えるわけではない。

むしろ、無理やり蓋をしたものは、どこかで蓋が外れたときに、より深いところまで自分を連れていってしまうことがある。

それならば最初から、

「今、自分は苦しい」
「これは自分には難しい」
「このままでは危ない」

と認める。

そのうえで、

「では、どうすれば同じことを繰り返さずに済むだろう」
「自分の性質を考えたとき、どんな予防線を張れるだろう」

と考える。

私は、そのほうがいくらか現実的で、建設的だと思っている。



だから私は、

「ポジティブが悪く、ネガティブが良い」

と言いたいわけではない。

そういう極端な話ではない。

ポジティブが人を救うことだってある。
誰かの言葉に希望をもらうことだってある。
前を向くことが必要な瞬間だってある。

ただし、ポジティブは万能ではない。

傷口があるからといって、消毒液をぶっかければいいわけではない。

消毒液そのものが悪いのではない。
必要なときには必要なものだ。

けれど、傷の状態も、深さも、相手の痛みも確認せず、

「消毒することは良いことだから」

と、とにかくかければいいわけではない。

ポジティブも同じだと思う。

大切なのは「ポジティブかネガティブか」ではなく、

「今、この人に必要なのは何なのか」

を考えることではないだろうか。



特に、精神的に弱っている人や、自ら「今つらい」と表面に出した人に対しては、それを意識してほしいと思う。

自分から弱っていることを見せるのは、簡単なことではない。

「助けてほしい」
「今はつらい」
「もう限界かもしれない」

そうやって、普段なら隠しているものをようやく表に出した。

それは、その人にとって一種のSOSかもしれない。

そのSOSに対して、

「もっと前向きになろう」
「きっと大丈夫」
「考え方を変えればいい」
「幸せになろう」

と返す。

それによって、その人が救われる場合ももちろんある。

でも、そうではない場合もある。

そして私は、そのSOSを「自分が善い人間であるための材料」にしてほしくないと思う。

「励ましてあげた」
「希望を与えてあげた」
「元気づけてあげた」

という、自分自身の善意や満足のために、誰かがやっとの思いで表に出した苦しみを利用してほしくない。

善意なら何をしても許されるわけではない。

相手のためにしたことが、相手にとって損失になることだってある。

だから、誰かに影響を与える立場になったときこそ、「何かしてあげなければ」と焦るのではなく、

「これは本当に相手のためになるだろうか」

と考えてほしい。

利益を与えられなくてもいい。

何かを解決できなくてもいい。

ただ、

「少なくとも、この人をこれ以上傷つけることにはならないだろうか」

と考える。

それだけでも、言葉の選び方はきっと変わる。

アドバイスをする前に話を聞く。
励ます前に、相手が何を求めているのか確認する。
無理に希望を与えず、「それはつらかったね」と受け止める。
何もできないなら、何もしないという選択をする。

そういうことも、十分に「寄り添う」ということだと思う。



私は、前向きになることを否定したいわけではない。

ただ、

「前向きであることが正しい」という価値観を、弱っている人にまで押しつけないでほしい。

幸せの形も、心の健康の形も、生き方も、人によって違う。

誰かにとっての希望が、別の誰かにとっては負担になることもある。

だからこそ私は、

「ポジティブだから良い」
「ネガティブだから悪い」

という単純な尺度ではなく、

その言葉は、相手の現実を見ているか。
その人の意思を尊重しているか。
その人にとって必要なものなのか。
少なくとも、これ以上の損失を生まないか。

という視点を持っていたい。

「救ってあげる」よりも、
「これ以上傷つけない」。

「前向きにさせる」よりも、
「今ここにある苦しみを、苦しみとして認める」。

「正しい言葉を与える」よりも、
「その人が今いる場所を理解しようとする」。

私はそのほうが、人に対して誠実なのではないかと思う。

希望は、押しつけるものではなく、必要な人が必要なときに手に取れるものであってほしい。

そして時には、希望を与えるより先に、

「今はつらいよな」

と隣に座ることのほうが、ずっと優しいのだと思う。
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白猫 ฅ( ˙꒳​˙

白猫 ฅ( ˙꒳​˙

本日は白猫のお祝いをありがとうございました!
こうして白猫がいれるのはみなさまのお支えがあるからです!!誠にありがとうございます!
最近体調もすぐれず情緒不安定な部分が今後もあると思いますが何卒優しく見守り支えていただけると助かります
またルームもお越しください!!
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ハッピー☆ラッキー・バースデー!

水田わさび, 大原めぐみ, かかずゆみ, 木村昴 & 関 智一

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助けてしんどい( ˊ•̥ ̯ •̥`)
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