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ダイスケ

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初めましてお酒大好き人間です
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まる

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父とのLINEを見返しながら、涙が止まらない。

「会いたいよ」
「あと100回会いたいよ」
「声が聞きたいよ」
「顔が見たいよ」
「元気になったらどこへ行く?何をする?」

それに対する私の返信は、すごくあっさりだった。

がんが見つかったとき、まさか死ぬとは思っていなかったから。

夏にサプライズで帰省したのだけど、玄関を開けた瞬間、父は子どもみたいに目をまんまるにして驚いて、とびきりの笑顔を見せてくれた。

でもその姿は、いつもこんがり日焼けしていた肌は白くなり骨張るほど痩せ細り64歳なのに80過ぎのおじいさんのようで、私のほうが驚かされた。

起き上がるのもしんどいはずなのに、
「肉焼くか?刺身さばくか?」と一通りやってくれて、自分は飲めないのに、ビールを出してくれた。

隣に座ってビールを飲みながら、普段通りに過ごした。
これが家で過ごす最後かもしれないと思って、あえて体調には触れず。

それから2カ月ほどして、緩和ケアへ。
会いに帰ったとき、父は起き上がれず、
目もまともに開けられず、せん妄状態だった。

「なんで〇〇いるの?」
「東京じゃないの?」
「なんでお父さん入院してるの?なんの病気?」

落ち着くよう声をかけていたら、ふっと現実を思い出した瞬間、私の手を握りながら「ありがとう、ありがとう、ありがとう。」と。

その3日後、父は旅立った。

2月にがんが見つかり、手術ができなければ余命半年と言われ、抗がん剤も合わない中で8カ月、父は頑張った。

抗がん剤をせずに、あちこち連れて行ってあげればよかったかなとかあとになって思ったけど、父自身が抗がん剤を続けたいと望んでいたから、抗がん剤を止めるということは死を意味するから家族全員何も言えなかった。

もっと動けるうちに東京に連れてきて専門医にみせてたら違ったのかなー、なんかできることはなかったのかなーと、後の祭り。

お父さんに会いたい。
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