#楽しく分かる万葉集 13 / 高市黒人「楽しく分かる万葉集」を読んで、歌の内容と感想を記しています。【口語訳】※本とは異なる訳にしていますさざなみ(近江)の土地の神の心も衰えて、荒廃した都を見ると悲しいことです。歌の作者は高市黒人(たけちのくろひと)です。高市黒人は奈良時代初期の歌人で、『万葉集』にこの歌を含む連作などを残しました。近江大津宮は天智天皇の時代に短期間栄えたが、すぐに遷都され廃墟と化しました。作者の高市黒人はその荒れ果てた様子に、地の神の威光も失せた無常を嘆いています。そして、この高市の氏族…壬申の乱のとき、今の奈良県高市郡にいた高市許梅(たけちのこめ)という人物が神の御告げを受け、大海人皇子が勝利したと言われています。そのため、同じ氏族である高市黒人も神託をつげるものの血をひいているのではないかという説もあります。古代では、それぞれの国には、その土地を支配している神がいて、その霊力によって国が栄えると信じられていました。荒れた都の光景に、国の神の衰えを見るところは、神託に通じるものがうかがえそうです。そして、いまの…歴史ロマンを感じますね✨#万葉集 #高市黒人