面白かったよに関するコミュニティ投稿【2025】-Gravity SNS

以前から見たいと思っていた
『インビクタス/負けざる者たち（2009年）』を見た感想。

見たいと思っていた理由としては、
・個人的な好みである伝記物である点
・ウクライナ戦争からアフリカ諸国が不安定である点
・アパルトヘイトが一部テーマになっている点

出だしから人種隔離が日常であることがわかりやすく、マンデラ大統領の周りの職員同士でも皮肉や対応でいかに差別意識がひどいことがわかる。

今回アパルトヘイトの心理的解放としてあげられた、『ラグビー』は初めは南アフリカに定住する白人（アフリカーナ）のスポーツであったが、第三回ラグビーワールドカップをきっかけとし、人種を超えた国家統一の象徴として描かれていた。

南アフリカ統一に向けて、大統領の勅命で周りの反対や時には民意にも反対し進めていくが、代表チームのリーダーと大統領が会談したところから、大きく話は進展していく。

代表チームの心境、側近たちの雰囲気、国民の意識が徐々に変わっていく。
大統領の細かい心遣いや27年間の投獄生活を支えた”詩”など、物語の伏線となる様々な場面が丁寧に表現されていたのには目が離せなかった。

最後のほうでは、ラグビーの試合場面が多く感じられましたが、全体的にスポーツを通して歴史的な白人と黒人の心のわだかまりを取り払いつつ、南アフリカが当時置かれた社会的・政治的な場面もわかりやすく表現されており、とても面白かったです！！

※ただの自己満足の気まぐれで記載・投稿しただけです。　文句は一切受け付けません。
　

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