地を揺らすような音あれは不満?切り裂くような閃光あれは牽制世界の頁を破るような爆発……ごめんね怒鳴られていないのに怒られている気がするあの、空気の重さ声に出す前の熱わたしが触れたのは“怒”という火種?それとも その人の壊れかけた境界線?怒る人がこわいんじゃない怒りに呑まれる、その変化がこわいあんなにも人は一瞬で 違う何かになってしまうからだから 私は雨にうたれたまま立ち尽くす目をそらすこともできずただ ぬれそぼち怒りの渦に巻き込まれないように逆撫でないように傷つかないようにしずかに、無になるまだ 空は怒ってる#雷の朝